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マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

春日大社パート2(砂ずりの藤)

2012年05月12日 | 
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今日のフォト。
春日大社の境内の「砂ずりの藤」の下には、鹿がいた。









                 









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春日大社の砂ずりの藤は、今年は5月初めが満開だったようです。
GWは敬遠して、「献茶祭」に合わせて行ったので
砂ずりの藤は、ほぼ終わりかけていました。



それでもどうにかして、きれいに撮りたいと、砂ずりの藤1本に
4時間も、へばりついて撮っていたのですよ。(献茶祭も見ていたけれど)



歴史的建造物や存在感のあるものを借景に、主役を撮るのが好きです。
つまりここでしか撮れない、「オンリーワンの主役」です。



同じような構図になってしまいましたが、お楽しみください。
今年もテーマは、源氏物語です。









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源氏物語 序章



慶賀門(けいがもん)は、西回廊にある三つの門の中で、最も南側にある門です。
この門は、古来正式な参入門で、国の重要文化財に指定されています。









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紫の上



「春日大社」は710年に、藤原氏の氏社として創建されました。









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明石の君



社紋は、「下り藤」です。
藤は境内に古くから自生し、藤原氏ゆかりの藤でもあります。









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藤壺中宮



今も昔も変わらず、毎朝毎夕の神事の御奉仕を始め
年間千回に及ぶ、お祭りが行われているそうです。









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夕顔



朱の柱、白い壁、檜皮屋根が壮麗で瑞々しい。
そして美しく咲く、社紋の藤の花。









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朧月夜



軒に下がる釣り燈篭が、雅な趣きを醸し出しています。
毎年、お盆と節分に行われる「万燈籠」は、幽玄の世界です。









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源氏物語 人物相関図 (笑)



幹は、くねくね曲がりくねっています。 樹齢800年の歴史あり。









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小学生の修学旅行だそうです。









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中学生の修学旅行です。
鹿さんと一緒に、はい、ポーズ。









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こちらも別の中学生の修学旅行。









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黄色い帽子の小学生たちです。
献茶祭が終わった頃から、子供たちがたくさん訪れました。









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写真を撮るために、人が途切れるのをじっと待っていたら
10人くらいのカメラマングループが来て、リーダーみたいな人に言われました。



「あの~、すみません。 ここで写真撮影しますので~。」



もうびっくり。 そしてカメラマンたちに、この場所を陣取られてしまいました。(笑)
私も撮影するために、早朝から来て、じっと待っていたのに・・・。 唖然。









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気を取り直して、鹿さんを撮りました。
砂ずりの藤の下で、藤の花びらを食べていたのですよ。



可愛らしい鹿さんに、癒されました。









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昔はその藤の穂先が地面にすりそうなほど伸びるところから
「砂ずりの藤」と呼ばれるようになったようですが、今は伸びません。









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再び、慶賀門。 緋色、藤色、萌黄色のコントラストが美しい。
右手前にある、苔むした石灯篭も最高です。



待って、待って、一瞬、人が途絶えた瞬間のシャッターチャンス。
写真とは、常に忍耐。



五月晴れの古都・奈良で、しばし源氏物語の世界を 紐解いてみた。












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