
今日のフォト。 春日大社参道にて。
来た道を帰ってゆく。 来年もまた藤の季節にきっと来るから。
鹿さんに、「おいで、おいで~」って言うと、横を向く。
でもお耳は横にして、私の声を聴いている。 ハニカミ屋さんの小鹿です。
神が白鹿に乗って奈良の地においでになって以来
鹿は神の使いとされています。












帰りには、春日大社・神苑の萬葉植物園の藤の園に行きました。
ここには20品種、約200本の藤の花があります。
早咲きの藤、中咲きの藤、遅咲きの藤とあるので、長い期間楽しめます。

白野田藤
白い藤もまた、高貴な感じがします。

八重黒龍藤
モコモコした八重の藤、素敵です。

八重黒龍藤
マクロで撮ると、こんな感じです。 藤っぽくありません。

九尺藤
この藤は、花房が、1~2mにも伸びる藤だそうです。
母娘で、パチリと写真。

九尺藤 白野田藤 杜若
フジとカキツバタのコラボも、5月の日本画みたいです。

本紅藤
池にかかる藤の花と、たくさん泳いでいる鯉の中で、たった1匹しかいない
緋鯉を撮るために、ここでずいぶん長く待っていました。
そしたらなんと、またあのカメラマングループが来て
「前、いいですか?」と言って、前へ行って、カメラを向け始めました。
信じられない光景でした。
そして「餌はないか」とか言い出して、手を叩いて、鯉を呼び寄せたり
マナーの悪さに、あっけにとられてしまいました。
グループが立ち去るのを根気よく待って、ようやく撮ったお気に入りの1枚です。

白野田藤。
藤棚を見上げると、白い藤がシャワーのように降り注いできました。

昭和紅藤
藤の花びらって、イマイチじっくり見たことがないです。
マクロで見せられても、これが「藤の花」って、当てられないかも。
砂ずりの藤に落胆しただけに、ここでたくさんの藤が見れてよかったです。

春日大社、参道にて。
どこででも食べたくなるソフトクリーム。

奈良公園です。
大きな木の前には、「明治天皇玉座趾」という碑があります。
遠くから見ると1本の木に見えますが、実際は、3本のクスノキです。
樹齢100年。
明治41年(1908年)に、奈良県で行われた陸軍の大演習の時
飛火野で催された饗宴に、明治天皇が臨席され、その玉座後に
記念植樹されたのが、このクスノキだそうです。
100年でこんなにも大きくなるのですね。
春日大社シリーズ、見てくださって、ありがとうございました。