今日のフォト。
5月22日・金曜日 AM11:20 阪神高速道路・梅田界隈は渋滞。
自宅から目的地まで60キロ。
淀川を通過する頃には、小雨も降り出して・・・
雨の京都 東寺
京都駅前
そして京都タワー。
3月末、醍醐寺へお花見に行って以来、50日ぶりの京都。
今日は「ミュージカル・美女と野獣」の観劇です。
誰もが知るディズニーの物語、「美女と野獣」
子供の頃、この物語に出会って、そして大人になっても
この物語を好きな人はたくさんいることでしょう。
京都劇場に入る階段には、レッドカーペットが敷かれ、雰囲気がある。
劇場に入って驚いたことは、就学前の小さな子供連れの人が多くいたこと。
この階段を上っているようなプリティガールが
なんと劇場内の椅子に、何人も何人も座っているではないか。
こんな小さい時からの情操教育、いいですね。
きっとこのプリティガールは、将来素敵なレディになることでしょう。
「ミュージカル・美女と野獣」の初演は、1995年。
東京・大阪同時ロングランという、世界のエンターテイメントでも
類を見ない試みを成し遂げ、各地でロングラン公演が続きました。
物語は・・・・ ある寒い夜、お城にやってきた老婆が
「一夜の宿を恵んでほしい」と、王子に一輪のバラを差し出します。
老婆の醜さを嫌い、冷たく追い返す王子。
すると老婆は魔女に変身し、戒めとして王子を醜い野獣に
城の召し使いたちを「物」に変えてしまいます。
バラの最後の花びらが散るまでに、人を愛し、愛されなければ
王子は永遠に野獣のままである。
ある日、悲しみに暮れる王子の前に現れたのは、美しく聡明な娘・ベル。
二人はためらいながらも惹かれ合っていきますが
ある日騒動が起こり・・・ (美女と野獣パンフレットより)
ゴージャスな衣装は、刺繍やビーズ細工など手作りで
細かい部分まで丹念に作られ、観客に夢を見させてくれる。
2009年5月22日・金曜日
キャスト
ビースト 飯田洋輔
ベル 木村花代
美女と野獣の愛すべきキャラクターたちも、素晴らしい演出を見せてくれた。
魔法で、燭台に変えられてしまった、エミエール。
ティーポットに変えられた、ミセス・ポット。
ティーカップに変えられた、ミセス・ポットの息子チップ。
タンスに変えられてしまった、タンス夫人。
置き時計になった、コッグスワース。
さて、この物語はどちらが主人公でしょうか?
美女(ベル)でしょうか? 野獣(ビースト)でしょうか?
切ない純愛をしているのは、美女でしょうか? 野獣でしょうか?
デリケートな心の持ち主は、美女でしょうか? 野獣でしょうか?
ロマンティストは、美女でしょうか? 野獣でしょうか?
本当は男性は女性よりも切ない恋をし、デリケートに心を痛め
乙女のようにロマンティストなのです。
しかもそれを隠している。
実はこのミュージカルは、男性も、もの凄く好きなはずです。
そしてこのミュージカルの凄さは、男性の心理の作品でありながら
女性には「この気持ちって、女性にしかわからないのよね」と思わせるところ。
「美女と野獣」を観に来た男性は、こう思ったはず。
今度は一人で観に来て、ビーストと気持ちを共有しよう。
重さ10トンもの巨大な装置のお城の中で
魔法で燭台や時計やポットに変えられてしまった召し使いたちが踊り出す。
スケールの大きな舞台装置は、スペクタクルに気持ちを引きこんでくれる。
最後に動画をお楽しみください。
ミセス・ポットが歌うこの歌と、このシーンがとても好きです。
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明日も「美女と野獣 パート2」をお楽しみくださいね。