マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

ニューヨーク恋物語の裏話

2005年06月24日 | 私の想い
norhwest050625

「ニューヨーク恋物語」第8章を書いた。
この章で大沢はニューヨークへ帰って行った。
もっと別れの時を切なく表現したかったのに
私の力不足でイマイチ盛り上がりに欠けた。


自分で盛り上がりに欠けたと思うのは
やはり第7章が強烈過ぎたのだと思う。


昨日ダンさんのカキコのレスに
第7章はサーロインステーキのようでしたから
第8章はお茶漬けと茄子と胡瓜のお漬物の「朝セット」みたいですよ。
でも毎週サーロインステーキも飽きるでしょ?
・・・・そんなことをレスした。


地元の友人と電話で話す機会があった。
彼女はこのストーリーの結末を知っている。
最終章をどのように終えようか今シミュレーションしながら
言葉探しをしている。
そして彼女にある言葉探しの依頼もしている。


彼女曰く。
「第7章よかったわ。もう一度あの場面リピートさせて」
「ダメよ。もうリピートさせる場所がないわ」
「空港でも、車でも、公園でもどこでもいいから」


    
         爆笑

「バカね。あれはあれで終わるのがいいのよ。
 あれ以上は逆効果。
 美味しいものは少しだけ食べるのがいいのよ。
 あれで終わらせなきゃただの官能小説になっちゃうよ。
 食べ過ぎは消化不良を起こすでしょ?」


来週の第9章をノートへ下書きした。
初めて綴る「ニューヨーク編」である。
けれど今日子のいないニューヨークでの大沢は
とても冴えなくて会話を入れることが出来きないからつまらない。
今更ながら二人のごく少ない会話文が楽しかったと思い知らされる。
もっと会話を弾ませてやればよかったと心残りである。


セントラルパークやアッパー・ウエストサイドやシープ・メドウや
リバーサイド・パークも描いているのに今日子がいないだけで
ニューヨークの描写から色が抜け落ち、まるでモノクロ写真のようだ。


頭で構想を練っている第10章の「横浜編」も
今日子の心模様を描いたものになりそうで
これもまた大沢のいない横浜はやはりモノクロ写真だ。


早く今日子を渡米させてやらなきゃ
二人のハツラツとした会話に繋がらない。
第11章で渡米させて
ニューヨーク恋物語のトップページの言葉に繋げるつもりだ。
そして指輪を渡してプロポーズ。


何だか先が読めてきそうな展開だけれど・・・・
何が今日子にそう決心させたのか?・・・・
そして私が第7章より絶賛する最終章とは・・・・


拙い物語に期待をさせて申し訳ないと思っている。
けれどメールやBBSやブログのコメントに
「次回を楽しみにしている」と言葉をくださる。
そんな時嬉しくて、この物語を書いてよかったと思う。


この物語を書くキッカケを作ってくれた私の「師」にも今感謝している。




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