町作り研究会(容子の部屋-別室)

町作り関連。地方新聞トピックス等

栃木・湯西川温泉で平家大祭

2008-05-31 06:40:10 | 地方新聞

 

日本には各地に平家の落人伝説の村落があるといわれております。        

この栃木県日光市の湯西川温泉も、その一つなのか?平清盛、敦盛らが栄華を極めた時代をしのんで、6月5日から7日まで「平家大祭」が行われるそうです。

1985年から毎年この時期に湯西川温泉では開催されている恒例行事との事だそうです。

この祭りのハイライトはなんと言っても・・最終日に行われる「九十九姫行列」との事で、この姫行列に参加するために・・全国から公募された美しい女性99人(同温泉の宿泊客を優先)が小袖に市女笠の装束を身にまとって、温泉街の約1キロをゆったりと練り歩くのだそうです。若い女性にとってこのような姿になる機会が無いだけに・・・相当数の応募があると聞きました。

初日は山伏による「火渡り式」、翌日には地元住民250人による「平家絵巻行列」も予定しており、湯西川温泉は3日間平安時代にタイムスリップするようだ・・・と観光客にも評判いいようです・・・
         写真

(時事ドットコム記事引用)

<この写真は和歌山県の那智勝浦町での行事です。平安衣装に引かれてこれも載せました・・

和歌山県那智勝浦町の熊野古道などで、平安時代に主に皇族らの間で盛んだった熊野詣でを再現する「あげいん熊野詣」が開かれたそうです。

 御幸行列では、華麗な平安衣装姿の女性ら約100人が、樹齢800年といわれる杉の巨木が並び立つ中、つえを突きながら石畳約1・3キロを登っての行列は、現代人には見た目とは違って、苦しかったそうです・・・

 

 


「さぬき」商標登録問題・・・

2008-05-30 07:43:58 | 地方新聞

 
           

 

台湾でも日本の ブランドを無断登録問題が起きているそうです。やはり中国人と近い行動をするんですね・・・と言うのは、台湾の大手冷凍食品会社が抜け目無く、すでに台湾知的財産局に「さぬき」の商標登録しているそうです。

それを知らなかった日本から進出したさぬきうどん店が「さぬき」を名乗れない問題が起きている・・本当に嫌な偽者が本物の看板を名乗っている・・・そこで早速、さぬきうどん協同組合(大峰茂樹理事長)など香川県内のめん業関係4団体が共同で26日、真鍋武紀知事あてに問題の早期処理と、同種の問題の予防策を求めた6項目の要望書を提出したしたそうです。

最近日本製品がこのような商標登録が遅れているために被害にあっている例を聞きます。

日本人は自分達の商品を防衛する法的手続きを怠ったために、特に中国本土でも多く起きてりるようです。

そこで、要望書によると、さぬきうどんは香川県の食文化そのものであり、国際常識からも地域名の商標登録はありえない・・云ってます。現在海外へ多くを輸出しているそうで、問題が起こらないよう、各国の動きを常に察知し、速やかに対応してほしい・・・と言ってます。

各県は最早国内での問題を監視すると共に海外のこのような登録済みの問題にたいして日本政府としても法案化をして日本製品がその様な被害で苦しまない法的措置が取れないものなのでしょうか?

 香川県は県議会などと連名で台湾当局に早期解決を求めた要望書の提出を決めており、27日に訪台する川池秀文・県観光交流局長らが知的財産局のトップに会い、めん業関係団体の要望も合わせ、要請する事にしているそうです。

 同問題をめぐっては、台北市に出店したさぬきうどん店が、「さぬき」の名称を商標登録している台湾の冷凍食品会社を相手取り、今年4月、商標無効の審判を請求し、争っている・との事です。
        

もり家外観 

東上線駅ビルに日大病院を誘致 東京

2008-05-29 13:25:33 | 地方新聞

 

           



東武鉄道が取り組んでいる仕事の一つに、東武東上線の下板橋駅が今度隣接地に新設する駅ビルの中に、日本大学の大学病院を誘致する計画を進めているのだそうです。

この計画は大変いいと思います。最近は駅中での商店なども繁盛しておりますが、確かに、駅ビルに大学病院が入居するのは珍しい事かも知れません。

日大側もこの入居に対ては、前向きだそうです。ですから数年後には、駅を利用する人にとっても買い物の、そして診察も受けられ、便利だと思います。

東武鉄道側の計画では、現在の下板橋駅近くの車両基地など約4万平方メートルの敷地に現在の下板橋駅を移転して、そこに駅ビルを建設し、日大医学部付属病院を誘致するのだそうです・・・

                        

この話は、日大板橋病院側が現在に病院は老朽化が進んでおり、新たに移転先を探していと次期と合致して生まれたプランのようですが・・
コンゴもこのような駅を活用して地方の第セクターの駅の中にスーパー、病院、各科を集合してその駅中の建物にあれば、地方の人は便利だと思います。この後もこの駅の活用で地方でも生活しやすい環境が出来ると思うのですが・・・


廃校活用を・・・岐阜県高山市

2008-05-27 13:17:37 | 地方新聞

 

最近は全国で学校も統廃合されて廃校になるニュースを良く聞きます。        

ここ高山市では、廃校となった施設を生かす工夫をしているようです。それは、都市部・・主に関東、関西地区の学校法人に、施設を紹介し、活用の検討を依頼すると言う方法を取っているようです。

この事は高山市のホームページでも施設情報を公開しているとの事です。高山市では、昨年から廃校施設の活用について様々な人の意見を聞き、最初は中京圏の学校法人に冊子を送ッた所、思いがけずその反応がいいそうで・・現在、数団体から問い合わせもあるとの事で、現在、活用についての協議を行っているとの事です。

そこで今回は、昨年末で廃校になった秋神小学校などの施設を加えた冊子を作成して・・・関東地区206、関西地区99あわせて305の学校法人に観光パンフレットなどとセットで送り、さらにホームページでも紹介しているとの事です。

高山市は、豊かな自然や文化資源も多く在ります。このような地方の財産を都市部の私立学校の生徒にも知ってもらい・・この取り組みが施設の活用の幅を広げ体との想いが叶うことを期待します。

ここで、豊かな自然環境を生かした体験学習や、高原の冷涼な気候を生かした夏季セミナーハウスやキャンパスなどが行える教育施設として活用するなら・・この地域の人たちにもいい刺激を与え、都会に育った生徒にも日本の文化の高さ、それを長く継承して来た子の地域人々にも新たな活力が生まれるでしょうし・・・大賛成です。

特に私はこのあたりの自然、まだ残っている古民家群・・祭にも京風な雅さを感じます。ある意味不便だった事がこれらの地域が開発されずにいた事が幸いだったと思います・・・

(時事通信記事引用)


山梨学院大と昭和町議会が提携・・・

2008-05-26 08:14:41 | 地方新聞

 
         

 

嬉しいニュース・・これは 山梨学院大ローカル・ガバナンス研究センター(江藤俊昭センター長)と昭和町議会(浅川武男議長)は22日、議会改革の支援に向けて提携しようと、協定調印式を行ったそうです。

今まで大学が地方自冶体の、しかも議会全体との提携は全国初めての事だそうのです・・・

従来、自治体側の提案内容をそのまま通す“追随型”議会が多く、議員の存在意義そのものが問われていると思います。所が、昭和町議会はこのあり方を変えようと大学に話を持ちかけたそうです

事業として今年度、議員が課題を持ち寄って教授らと話し合う「員研修会」も8回行うほか、議会と学生の交流会(6月)や学生が議場で質問する学生議会(11月)も予定して入るそうです

私は以前から、若い人でも政治に関心のある人は、先ずは地方自冶体で行われている地方議会に参加する事からはじめて、政治のイロハを習い、住民との関係、その地域の問題点を洗い出し、出来るだけその地域の大学生、若者が選挙に立候補して小さくとも基盤を固め、やがて大舞台に出ても困らないだけの下地を作ってくれたらと願ってました。

       

 浅川議長は反省点として・・・「町議会が町側に追随していたのは否めず、住民に信頼される議会にしたい」といっているそうです。また、江藤センター長は「学は机上の空論を話すといわれがちだが、町行政をさまざま調査して課題を探し、実践型の勉強に取り組みたい」とななされていたと聞き、心強く感じました・・・

ローカル・ガバナンスは政策立案や議会活動を、自治体、議員だけでなく住民や大学の研究者、地元企業などの多様な主体が参画して進めようという試みとの事です。この中には、昭和町議会の浅川武男議長と山梨学院大学ローカル・ガバナンス研究センターの江藤俊昭センター長が協定書に署名をして締結されたとの事で先ずはオメデトウ御座います。

協定の内容には・・・、ローカル・ガバナンス研究センターが昭和町議会に対して、研修・政策提言・コンサルティングなどを行って議会改革を支援するというもの。政策の提言にあたっては地方自治体への就職を目指す政治行政学科の学生達と議会関係者との交流会、重要課題の調査研究研修会や研究を踏まえて学生が議場で質問を行う学生議会などが計画されている・・・とあります



地方自治体の議会と大学の研究機関とが提携して改革に取り組むのは全国初の試みだけに多方面からの注目を浴びると思いますが・・・頑張ってね。地方分権が進む中、地域力を再生させる新たな地方経営手法として注目されております・・・                              

           

 

    

 

                       


青森に癒やし求める韓国人 

2008-05-25 08:34:25 | 地方新聞

          

古牧温泉

このところ日本の観光地にも海外からお客様が 増加しているようです。以前との違いは、定番の観光地めぐりではなく、独自に日本の観光地を探し、そこを訪ねるようになった事で、ここ青森県も 自然豊かで温泉に恵まれた東北地方が、癒やしのスポットとして、“日本通”韓国人のひそかな人気を呼んでいそうです・・・

青森県には年間延べ4万人以上が訪れているそうで、その中にはリピーターも多いと言う嬉しいニュースもあります。受け入れ側の青森でも韓国からの観光客の取り込みに意欲的な宿泊施設では、韓国人スタッフを採用するところも出てきているそうです・・・

 青森県の調査によると、昨年1年間、県内の宿泊施設を利用した外国人は約7万800人。そのうち約4万700人は韓国からで、前年の1.5倍にも増えたそうです。青森空港と韓国仁川空港を結ぶ国際定期便は今年3月、週4便に増え、搭乗率は64.1%と堅調なの義を示しております。       

            不老不死温泉

このような韓国人観光客が増加した事について、県新幹線交流推進課では(1)観光地としての認知度の向上(2)昨年のウォン高円安傾向と韓国経済の好調(3)平成17年の訪日観光ビザ廃止(4)週休2日制の定着・・・を挙げております。

青森県は平成14年、北海道と岩手、秋田両県と合同でソウル事務所を開設したたそうでソウルで年2回、商談会を開いたほか、17年にはソウルでねぶた祭を開催したり、また韓国のメディア関係者を青森に招待するなどして、韓国人に青森を知ってもらう所から頑張っているようです。

 また、「古牧温泉青森屋」(三沢市古間木)などは敷地面積約73万平方メートルを誇る大型温泉リゾートとして知られておりますが・・ここの経営者は、積極的にソウル便が7年に開設されたのを受けて、当時の韓国市場の開拓に取り組んで着た結果も働いていると思います。現在は香港や台湾を含めた東アジア全体への市場拡大を狙っているそうです・・・

                     古牧温泉 青森屋:池に浮かぶ露天風呂「浮湯(うきゆ)」

 青森屋の国際営業ユニットマネジャーの洪玄杓さん(36)はソウル出身との事で、12年に青森屋ホテルに就職し、韓国や香港での営業活動のほか、空港への出迎えや通訳など、韓国からの宿泊客の対応を任されているそうです。しかも妻の車芝影さん(36)も今年2月、スタッフに加わッたそうで、夫婦二人三脚でホテルの東アジア戦略を支えているとの事です。

洪さんは「青森を訪れる人は日本を旅慣れた人が多い。登別(北海道)や別府(大分)は韓国か日本か分からないぐらい韓国人が多いので青森に来たという人もいます」と話す。青森は日本通の間で“穴場”として人気が出てきているようです。

 国際観光振興機構(東京都千代田区)によると、昨年訪日した外国人は約835万人で、国別では韓国が約260万人でトップだそうで、国際観光振興機構によると、韓国人や韓国語を話せる日本人スタッフの採用は全国的な傾向だそうです。

 日韓両政府は今年を「日韓観光交流年」と位置づけ、さまざまなキャンペーンを展開している。同機構は「韓国人の訪日目的の1位は温泉とリラックスだそうで・・・韓国でも健康志向と癒やしがブームになっているそうです。 

 国際観光振興機構が平成18年度、国内主要9空港で韓国からの訪日客に行った調査(複数回答)によると、訪問先は関東51.3%(対前年比3.9ポイント減)、関西28.7%(同0.2ポイント減)、九州20.0%(同3.1ポイント増)で、3地域が突出しているそうですが・・・東北は3.0%だが、3年連続で増え対前年比1.1ポイント増なそうで・・まさに“穴場”として徐々に人気が高まって来るものとして対策を立てているようです・・・

             古牧温泉 青森屋:木の肌触りと香りが心地よい青森ヒバ造りの内湯

 
 

アサリ再生の第一歩 福山大生が放流

2008-05-24 20:00:25 | 地方新聞

           
          福山大学2号館           

これは広島県でのニュースです。最近は日本中どこでも漁獲量が減っているそうです。この事を知った福山大学(広島県福山市)生命工学部の学生達が、漁獲量が激減している同県内産のアサリの調査や、保護に取り組んでいるそうです。

広島県のアサリ漁獲量は、平成19年が221トンで、昭和63年の2281トンに比べて約10分の1にまで減少しているそうです。この事を知った、福山大では、地元のアサリ再生計画を地元漁協や住民らと協力して進めているそうです・・・

そこで本格調査となる今年は、全体で約1.5トンのアサリを因島の海岸3カ所に放流しました。このうち、同市因島大浜町の小浜地区で今月19日に行われた放流には、学生ら約20人が参加したそうです。

初めての仕事は漁協の方から教わり・・・海岸を綱で10メートル四方ごとに区分したうえで、漁協から提供された大きさ約3センチのアサリ約600キロを放流したとの事です。

今後は小浜地区などの放流場所は来春まで禁漁区域に指定したうえで学生達は、海岸の高低差や海草の有無といった環境がアサリの生育にどのように影響するかなどを調査するそうです。その結果を踏まえて来年以降の保護活動に役立てていくとの事です。

このような動きは、同大学生命工学部の乾靖夫教授(魚類生理学)が「地域と協力して取り組む姿勢が重要。アサリ保護のため、この活動が根づいていくことを願います」と話しております・・・

私はこの様な地域との関係で学校が今まで培った知識を実際の場で生かす事は、以前から望んでましたが、この様な問題だけでなく、この地域にも学生達の力を生かして欲しいと思います。

このような現場を知る事は、いずれ社会に出たとき、問題にぶつかった時の対応力がはるかに高いと思うからです・・頑張ってね・・・


長州砲、萩に140年ぶり里帰りへ・・

2008-05-23 05:26:53 | 地方新聞

 

         写真   

         イギリス王立大砲博物館に展示されている長州砲


この長州砲は、幕末の1864(元治元)年と言えば日本の夜明けの時期で、長い鎖国政策が崩れるきっかけとなった、英・仏・オランダ・米の四国連合艦隊に長州藩が敗れた下関戦争の戦利品としてイギリスが持ち帰った長州砲1門だそうです。

その記念品とも言うべく「長州砲」が6月下旬に山口県萩市に里帰りするそうです。これは明治維新140年記念事業の一環として萩市が企画したものだそうで、1年間の貸与を受けて萩博物館に展示するとの事です。
 
            
       桂小五郎              伊藤博文 
この長州砲を所蔵するイギリス王立大砲博物館はすでに荷造りを終えて、間もなく日本に到着すると思います。

この長州砲の製作者は、長州藩の鋳物師(いもじ)の郡司喜平治が、1844年に萩・松本の郡司鋳造所で作った荻野流一貫目青銅砲(砲身長185.9センチ、口径8.8センチ、重さ1トン)の一つなのだそうです。この長州砲は、伝統的な和式大砲だそうで、当時としては最新鋭のつもりだったのでしょうが・・・一貫目玉(3.75キロ)を発射できるそうです。

これを戦争に備えて関門海峡の下関側に配置されたそうですが、この連合軍との戦いで敗戦し、根こそぎ持ち去られるか廃棄されたのだそうで現在日本には、無いだけにこの里帰りがまたれます。

この時連合軍側のフランス軍が持ち帰った砲はその後、下関市立長府博物館に長期貸与、展示されているそうですが、イギリス軍が持ち帰った砲はその後もロンドン郊外の大砲博物館で展示されていたそうですが、萩市民の間から里帰りを望む声が上がり、市が外務省を通じて交渉、今年に入って話がまとまり、144年振りに山口県萩市に返ってくるそうです。

  萩市側では「下関戦争の敗戦は明治維新史上の大きなターニングポイント担った事件であり、その大砲が地元に帰ることは全国的な話題になる」として、観光客増にも期待しているそうです。

この際、日本人も幕末当時の世界史と、日本の当時は幕藩体制が維持が崩れつつあり・・・ そこに連合軍の軍事の差を知ったことがやがて日本開国へと向わせたのだと思います・・・

(山口新聞記事引用)        

           松陰記念館


「緑提灯」は国産食材の印・・・

2008-05-22 14:37:30 | 地方新聞

 

           国産食品を使っていることを示す「緑提灯」を掲げた居酒屋が人気を呼んでいる
この聞きなれない「緑提灯」が最近夜の盛り場で赤提灯にまじって、緑提灯を掲げる飲食店が目立つようになった・・・そうです。私などには殆ど縁の無い世界での変化のよです。

この「緑提灯は食材に国産食材を使った料理を提供する店の目印だそうです。最近のように輸入食材への不安が背景にあるようで・・・このような緑提灯の店が全国でも増えて今では1000店を突破下とか聞きます。

そのため、寂れていた提灯を製造している和歌山市内の業者は今ではフル生産体制が続いているそうです。

そもそもこの緑提灯運動を考案したのは、中央農業総合研究センター(茨城県つくば市)の丸山清明所長だとの事です。仕事がら日本農産物の需給率が4割程度しかない事に何とかしたいと考えていたんでしょうね・・・

そこで、同僚と話し合っていた中で、思いついたアイデアとの事ですが、地元食材を現地で消費させる方法として、この丸山氏も同僚もきっと・・・地元の赤提灯のある飲食街を贔屓にしていたんでしょうね。

そこで、地元食材を使う店のシンボルとして「安全」をイメージさせる緑色の提灯を掲げることを提案したそうです。そこで平成17年4月に北海道小樽市で青提灯“第1号店”が誕生したしたのだそうです。このp提灯には「地場産品応援の店の文字と国産食材の割合を示す「星印」が入れられているのだそうです。

最近では、ボランティアの「緑提灯応援隊」なる者もできたようで、そのホームページによると、緑提灯の店は20日に全国で、1000店を超えたそうです・・・

 4月上旬、和歌山市内では初めて緑提灯を掲げた「旬彩 和み」(同市太田)のメニューには、熊野牛のステーキや「すさみケンケン鰹」のタタキなど地元の食材を使った料理がでてくるそうです・・・

店主の久保晴嗣さん(58)は「うちは地元のものをたくさん使っているし、常連客からすすめもあったので緑提灯を取り入れることにした」と話す。常連の女性客(59)は「食品は国産のほうが絶対いい。やはり“えたいの知れたもの”を食べたい」と輸入食材への不信感が相当強く感じられます・・・

一方、提灯を製造している和歌山市の老舗「嶋和洋傘店」は休みなしの状態で、製作しているそうです。同店専務の嶋昭博さん(45)は「家族3人の手づくりで、1日15個が限界。今年に入ってから休みなしですわ」と笑いながら話しておりました・・・

あの・・・中国製の冷凍ギョーザによる中毒事件が発覚した今年1月以降・・・このような緑提灯の注文が増えて生産が間に合わない状態との事です。嶋さんは「うちの提灯が全国に広がっているのはうれしい。地元でも地産地消が進めばいい」と言っております・・・

しかし・・ようやく見直されてきた国産食材ですが、全国的に農業、漁業ともに後継者不足に悩んでいるそうです。何より農業、漁業者の所得アップが重要な課題だと・・・丸山所長は今日もせっせと「緑提灯の店」普及で国産食材の消費が増える事を願っているようです。そして最後に「少しでも農業や漁業に携わる人たちに元気になってほしい」と話しております・・・

この緑提灯の店に成る為の資格は、カロリーベースで国産食材を使った料理が50%を超えることが掲示の条件との事です。割合ごとに星が増え、90%を超えれば最高の星5つとなるのだそうです。自己申告制で、違反があった場合は「反省」と書いた鉢巻きを巻くか、丸坊主にするのがルール・・とか・・いかにも男性陣が飲み屋で決めたルールらしいですね。

現在は「緑提灯応援隊」は全国で1000人を超えメンバーの義務は「店先に赤提灯と緑提灯の店があれば、ためらわずに緑提灯の店に入ること」だそうです・・・面白いわね・・・


極東ロシア向け輸出に・・建機、生活関連が増加

2008-05-21 14:21:25 | 地方新聞

 

           

この所、ロシアのニュースが多くなったようですが、これもその一つで、ロシア極東地域をターゲットにしたビジネスが、活発に展開しているようです。

最近は、中古車輸出に加えて、建設機械や生活関連の輸出が増えているようです。それだけロシア極東地域も順調な経済発展をしつつあり・・市民生活の向上が背景あるのだと思います・・・  

現在ロシアへの国内最大の中古車輸出基地、伏木富山港からだそうで・・その輸出台数は、富山県の調べによると2007年は17万5000台余と前年より40%も近く伸びているそうです

また、昨年から中古車専用の大型船の寄港も増えたそうです。最近では、年式の新しい中古車を買うようで、それだけ、市民生活の発展を感じるそうです。

最近は、トヨタ自動車などがロシアに進出しているので・・・その代わり、 建設関連業界が現在極東・東シベリアでのインフラ整備に関心を持っているようです。

北陸環日本海経済交流促進協議会(北陸AJEC、金沢市)の朝倉紀彦調査部長は「1~2年のうちにウラジオストク市でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)開催に向けて整備が進むとみられ「コマツの建設機械は売れるだろう」と期待感を込めて話しております。

また、福井県内の住宅関連会社は昨年春、ハバロフスク市にショールームを開設したそうです。システムキッチンやユニットバスなどを展示しているそうで・・これが意外とマンションブームに乗って売れ行きが好調のようです。

その他、市民生活が豊かになるに従って、紙おむつやレジャー用品などの生活関連用品の需要も増えているとか・・また、これからの期待されるものは果物などの食品類や化粧品だと言っております。

また、豊富な森林資源に目を付けたのは木材真空乾燥機・食品機械メーカーのヤスジマ(金沢市)なども、極東に工場を建て日本などアジアへの輸出を計画して入るそうです。

今後の極東経済について、朝倉部長は「プーチンが大統領の時に経済は安定した。新体制になって経済発展はこれまで以上に期待できる」と述べ、さらに東シベリアから太平洋までつなぐ石油パイプライン計画が完成すれば「経済はさらに浮揚する」とみているようです。
(富山新聞記事引用)