町作り研究会(容子の部屋-別室)

町作り関連。地方新聞トピックス等

黒部ダムに夏の訪れ、豪快に「観光放水」

2007-06-30 17:52:52 | 地方新聞

 

                         黒部ダムに夏の訪れ、豪快に「観光放水」

やっぱりすごい黒部ダム・・・今月の26日から観光放水が始まった・・・との事です。
昔映画でこのダメを作る様を撮った「黒部の太陽」を見た事があります。

石原裕次郎が独立して最初の映画との事で関西電力の協力があってものすごく迫力のある男の生き様が感じられる、自然との闘いながらこのダムを作り上げていった実話を基にしたいい作品でした。

私は富山県にも旅したことがありますが・・・ここに行ってません。

ここの黒部峡谷は今では観光資源としても圧倒的な感動を与えると思います・・何せこの水量が減る夏季に1963年から毎年実施しているほうです。アーチ式ダムの中程に取り付けられた二つのバルブが開かれると、毎秒15トンの水が新緑の峡谷に向かって豪快に噴出するそうです・・・

 福島県いわき市から夫婦で訪れた会社員三浦進さん(60)は、「放水を見たのは初めて・・・水の勢いに圧倒されます」と感動していたそうです。この放水は10月15日まで連日、早朝から夕方まで行われるようなので・・・熱い夏の季節にはいい観光地かも・・・知れません。


再びモンゴルへ…砂漠化防止の手入れ期待

2007-06-25 11:38:40 | 雑感

 

 



        

この国もご他聞にもれず、 砂漠化が進むモンゴルの古都・カラコルムで4~5月に植林活動を行ったNPO「グリーンハット」理事長の遠山柾雄さん(67)(鳥取市本町)が12日から、再び現地に赴く行くそうです。

このモンゴルで、地元の人たちと協力しながら植えた苗木1000本が育っているかを確認する予定で、「モンゴルの人たちが育ててくれているか楽しみ」と期待しているようです・・・ 

              

 遠山さんは、カラコルムの砂漠化を防ごうと、NPOのメンバーや現地の住民たちと手分けして、モンゴル国内にも自生しているグミ科の植物「チャチャルガン」の苗木1000本を5ヘクタールの土地に植樹したそうです。

 「砂漠化を抑えるには、遊牧生活に慣れてきたモンゴルの人々に意識を変えてもらうことが大切だといってます。自分たちの手で植物を育てる経験を積むことにつながれば」などとして、水やりなど苗木の世話を土地の所有者らに依頼して帰国したそうです。同氏は8月に再び訪れることを約束しています。

このモンゴルは広大な国土を持ちながらその多くは砂漠と草原で、人口が少ないせいか殆ど開発されていません。

最近日本では相撲を通じて、親近感が沸いてます。しかも中国のような日本にとっての危険要素がありません・・・

 この植林した現地には・・・電気や電話がないため、その後の経過は全く伝わってこないそうです。ここに12日にNPOのメンバー9人で訪れて16日まで滞在し、苗木の成長を確認するそうです。

また、新たな苗木600本も植える予定で、民間企業が開発した新しい土壌保水材も試してみるという事です。成功してるといいですね・・・

 遠山さんは「植えた当時は、気候が寒くて苗木も枯れ枝のようだったそうです。現地の人たちがきちんと水を与えてくれていれば、緑の葉が生えているはずどと言ってます。現地の人達たちがきちんと水をあげてくれるといいなぁ・・・と今から楽しみだといってます」


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「公立図書館」 も改革の波・・・

2007-06-23 16:31:01 | 雑感

 

               桜と図書館その2                 

私も図書館を良く利用する一人ですが、残念ながらたわしの住んでいる東京都、・目黒区は殆ど改革されているとは思いません。

しかし、この記事によると、ある公立図書館がサービス向上に知恵を絞っているそうで、仕事帰りのビジネスマンの利用を見込んで夜10時まで開館したり、自動貸し出し機を設置して窓口業務をスムーズにしたりしているそうです。

それは、」公共施設の運営を民間に任せる指定管理者制度の導入が進んでいることもサービス多様化の一因のようです・・・

この羨ましい運営をしている図書館は、千代田区役所本庁舎の9、10階に入る区立千代田図書館で来館者が5月のリニューアルオープンから1カ月で10万人を超えた。との事です・・・ほんとに羨ましい・・・

ここを利用した人は前年同月の4倍近いハイペースだそうです。その理由は・・・「夜遅くでも資料を閲覧できる。仕事帰りに『第2のオフィス』として使う人も多い」と広報チーフの徳田加奈子さんが言って言っているとか・・・

 千代田区の人口は約4万人だそうですが・・・、官公庁や企業のオフィスが集まる土地柄から昼間人口は約85万人にまで膨らむ・・・・そこで力を入れたのがビジネスマン向けのサービスだったとの事です・・

通常午前9時~午後7時が一般的ですが・・・ここでは平日の開館時間を午前10時~午後10時に延長出来るそうです。また、予約制のブース席にはパソコン用の電源を備え付け、インターネットに接続できる環境を整えたたそうです。

また、資料集めに活用できるのは「新書マップコーナー」だ。ICタグ付きの新書を専用の台に置くと、関連書籍がパソコンの画面に一覧表示されるそうです。

 また、館内や周辺の観光案内もしてくれる「図書館コンシェルジュ」が利用者に積極的に声をかけ、“おもてなし”の姿勢を前面に出しているとは・・・恐れ入りました・・・
ここの図書館はリニューアルにあたって運営を民間に任せる指定管理者制度を導入し、民間企業3社が5年契約で業務にあたっているそうです。区民生活部の柳与志夫・副参事は「これまでの1.3倍程度の経費で、2~3倍の新しいサービスを提供できている」と胸を張って語ッたそうですが・・・


                                 コンシェルジュは館内の案内だけでなく、図書館周辺の見どころも教えてくれる=東京都千代田区の区立千代田図書館

またこれは東京・東池袋の再開発ビル内に来月オープンする豊島区立中央図書館も、閉館時間を午後10時に設定した。仕事帰りの利用者を見込んだもので、午後8時以降の業務は民間業者に委託して対応する方法を採用したようです。

その他1、今年度から指定管理者制度を導入した栃木県の大平町立図書館は、年間の開館日数を前年度と比べ11%増やしており、「本の宅配貸し出しサービスなども検討する」といってます・・・

その他2、 施設の設計・建設段階から民間に任せるPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)方式を取り入れた桑名市立中央図書館(三重)の特徴は、館内に3台設置された自動貸し出し機だそうで、蔵書はICチップで管理されており、機械に利用カードをかざした後、本を載せれば貸し出し手続きが完了するそうです。カウンターの混雑緩和に効果を上げただけでなく、「借りる本の題名を見られたくないという人にも好評」のようです

最近の傾向として、公立図書館の運営を民間に委ねる動きは加速しているそうです。私のところもそうなるといいわ・・しかしどこにでも反対派はいるもので、指定管理者制度をめぐっては、コスト削減とサービス向上に期待が集まる一方、「無料サービスが原則の公立図書館に民間企業の運営はなじまない」との批判も根強いとか・・・

                   


湯の花温泉かいわい・・・亀岡市

2007-06-19 18:03:50 | 雑感

 



             

亀岡市の町興し事業の一環として、創業元禄年間の造り酒屋「大石酒造」が、89年に酒蔵や酒の資料を見学できる施設として始めた「酒の館」が好評のようです。

ここは京阪京都交通のバス停「国道佐伯」で下車し、1本北の府道を歩くと白壁の建物で外観も美しく整備され、現在の当主は8代目なそうで、この方大石博司社長(66)の案内で本館2階の資料室を見学した方の印象がのってました。

この資料室には、江戸時代の祝い樽(だる)や明治時代のとっくり、木の升など、酒造りの歴史が感じられる資料が並び、見学者の興味を引きます・・

また、もろみを仕込む大樽をかき回すのは、法被を着た男性のマネキンが、テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)に出演したことが在るらしく、このマネキンに恋をした熱烈な女性ファンがここで結婚式を挙げたことがあるとのことです。

その方から「あの時は本当におかしかった・・・」と当時を振り返り、その後は幸せそうに過ごされているそうで・・・「丁寧にお手紙で報告いただきました」と大石社長がうれしそうに言っておられました。

 本館1階には利き酒コーナーがあるほか、本蔵には量り売りコーナー、約100年前の貯蔵庫もあるそうです。

同社の酒は元禄時代の酒造りを継承。旧京北町で育てた無農薬の米と保津川の伏流水から造り、口当たりが良いとの評判も頂き・・「伏見にも負けません」と話す大石社長は最近、日本酒や米ぬかの保湿効果を利用した化粧品の販売にも力を入れるそうです。

  おくどさん再現の宿  写真

 次に取り上げたのは・・・湯の花温泉を西に進むと「すみや亀峰庵(きほうあん)」と言う古民家を活用した旅館在るそうです・・・

茅葺(かやぶ)きの門を潜ると、青々としたヤマモミジと清流に囲まれたゆったりとした空間が旅人に懐かしさ感じさせる庭内はよく手入れされてそれが心地よく目に入ります。

かつてここにはジョン・レノンさんとオノ・ヨーコさんがお忍びで立ち寄ったことでも知られる旅館との事で隠れた名旅館の趣を感じさせます・・・

その頃、2人が訪れたのは77年夏で、昼食と温泉を楽しんだ後、浴衣を着た似顔絵入りのサインを描いてくれたそうです。「お二人はオーラを感じさせるような強い印象の方だったと聞いています」とおかみの山田智(とも)社長は言っておられます。しかしお二人のサインは表に出さず、大切に保管しているそうで・・・もしかしたら頼むとみたれるかも・・・・

              穂波        

 翌78年には、ジョン・レノンのファンだった松田優作さんがバイクで訪れたそうです。長身に黒の革ジャンと革パンツ姿で、館内でもサングラスをかけ、注目を集めたようです。

「ロビーの囲炉裏に座り、とつとつとお話しされる姿が印象的でした」と山田社長。その後も家族で何度か宿泊に来られたそうです・・・いまは幼かった遺児も立派に成長し、将来を期待される俳優になれられております・・・

 この亀峰庵は1955年創業で、最初は木炭問屋だった山田社長の祖父が「湯の花」と呼ばれる地域に出る水にラジウム含有量が多いことを知り、湯をひいて始めたのだそうです。

70年の大阪万博などを契機に部屋数は増え、現在は3棟計27室に整備されて、
内装はすべて異なり、うち6室は露天風呂つきだ。新装した1階のダイニングは、丹波地方の田舎のおくどさん(かまど)を再現し、民家の古材を再利用し、懐かしい雰囲気を楽しんでいただいているようです。

山田社長はこの旅館で「本を読む時間、じっと考える時間、別荘感覚で使ってもらえたら」と話しております・・・一度はいって見たい風情を 感じさる旅館のようです・・・

   

  

 

 


伊能嘉矩の功績触れて ・・・

2007-06-06 17:54:35 | 地方新聞

 

                  

地方紙を見ていたら、岩手日報に遠野市東舘町の市立博物館(石井正己館長)で29日まで、同市出身の人類学者・伊能嘉矩(かのり)(1867-1925年)の企画展「伊能嘉矩と台湾研究」が開かれているとの事です・・・・

この個展は台湾の李登輝前総統の来日を記念して企画したらしいのですが、この伊能氏は旺盛な探求心を抱いて台湾へ渡り、多くの困難に逢いながらも綿密な調査と研究で台湾民俗学の基礎を築いた同氏への評価は台湾では今でも高く、台湾史の研究者にはこの「伊能嘉矩と台湾研究」は一度は手にとって見た事があると思います・・・

この伊能氏は1867(慶応3)年に遠野に生まれ、新聞や雑誌の編集者などを経て東京人類学会に入会し、95(明治28)年から1906(同39)年まで台湾に渡り、台湾総督府の嘱託などを務めたのち、当時は兎角怖がれていた先住民の調査研究を率先して研究したようです・・・

 展示されているのは10年間の調査記録をまとめた「台湾文化志」の原稿や先住民の特徴などを記したスケッチや、写真など約100点の貴重な資料があるそうです。

伊能氏の研究方針を詳しく示した掛け軸からは、当時の詳細な学術調査で台湾のすべてを知ろうとした伊能の気概が伝わって来るといわれます。

 伊能氏は、帰国後も郷土史や民俗学研究に力を注いだ。死後、その功績をたたえた柳田国男らの尽力により「台湾文化志」が発刊されたそうです。

 同館の長谷川浩学芸員は「伊能氏が研究を進めたことで台湾の部族や文化の融合が理解されるようになりました。

このような先住民研究のの先駆者として、台湾での評価は非常に高いそうです。あらためてその功績に触れてほしい」と同館の学芸員は言ってます。

 
(岩手日報記事引用)


まちづくりに都電を・・・・

2007-06-04 08:04:39 | その他

 

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一時は東京に多くあった都電はこの荒川線だけになっています。
しかし、最近この都電の効用が見直され、都電荒川線に二十七日から十四年ぶりに新型車両が運行されるのを弾みに、沿線の荒川、北、豊島、新宿の四区が連携し、都電を周辺地域のまちづくりに生かす取り組みを強化する方向で取り組むようです。

 荒川区南千住の三ノ輪橋停留場で二十六日開かれた新車両の出発式に出席した四区長と都交通局の松沢敏夫局長が話し合い、各区の企画で花電車を定期運行するなどの方針を決めたそうです。

今回、 都交通局はレトロ調デザインの新車両導入に合わせ、三ノ輪橋停留場の照明をガス灯風にするなど昭和三十年ごろのイメージに改築したそうです。荒川電車営業所内には「都電おもいで広場」を開設し、二両の旧型車両などを展示しているそうです。

 出発式で西川太一郎・荒川区長は「四区長が集まり、昨年初めての『都電サミット』を開いたそうです。現在日本でこのような電車は官僚に優しくまた乗り降りの便利でバスとは違ったレトロ調が私もダイスキです。

 

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協力して沿線ガイドマップを作製するなど、いろいろなアイデアが出ているそうです。まちづくりに都電を役立てたい」と、四区連携の進展ぶりを強調しております・・・

(読売新聞記事引用)


パソコン教室 講師は高校生・・・

2007-06-02 00:44:42 | 市町村実践編

 

 これはうれしいニュースです。といいますのは高校生によるパソコン教室が人気を集めているようです。

これを実行しているのは、大田区の都立田園調布高校(生徒数707人)のパソコンサークルが年に3回、初心者向けに開いている講座だそうです・・・

定員20人に対し、毎回倍以上の申し込みがあり、抽選になる。生徒たちは「少しでもわかりやすく」と、教え方やテキストのレベルアップに取り組んでいるようです。

 サークル名は「メディア・サイエンス愛好会」といい、05年、パソコン好きの当時の1年生たちが立ち上げたそうです。

現在のメンバーは13人。パソコンを使ったボランティアが主な活動だそうです。日本の昔話を外国語に翻訳した絵本を作って海外の子どもたちに贈ったり、独自のパンフレットで校内でチャリティーコンサートを開き、ユニセフに寄付したりしてきたそうで、子お様なユニュークな事業を展開してきた実績があり、このような学校なら大人も参加出来る分野もありそうですね・・・

 メンバーのほとんどが、小さい頃からパソコンに親しんでいるそうで・・・松永泰祉(たい・じ)さん(3年)は「子どもの頃のお絵かきは、紙よりもパソコンの画面だった」そうです。だからこの松永さんは職員室のLAN回線の整備を頼まれるほどの「腕前」だとの事です。

この学校の特徴は 「せっかくの知識を、パソコンを知らない人に広めよう」と05年8月に始めたそうです。学校のパソコン教室を会場に、中高年が中心の5日間の講習だそうです。

 電源の入れ方やマウスの動かし方などの基本操作から始め、文書作成ソフト「ワード」の使い方や、インターネットの接続なども教えるそうで・・・私の体験から言うと、インターネットの面白さを最初に教え、ワード、エクセルはさらりと教え、それよりも実際の企業が使う実際に使うものをどんどん参考にした方が、いいのではないかしら?

中高年の世代こそパソコンは必需品だと私は思います。

 「わかりやすい」「気軽に質問できる」と、申し込みが100人を超えたこともあるそうです。

 最初は、初心者にわかるように話すのに苦労したそうです。蛭田悠真さん(3年)は「『次はドラッグして下さい』と言って、全員にきょとんとされちゃいました」と苦笑するそうです。毎回、参加者にはアンケートを書いてもらい、「難しかった」と指摘された点の改善に努めているなんていい授業を行なっていると思います。

 教室が終わる頃には、どの参加者も一通りの操作ができるようになる。松永さんは「最初は『壊したらどうしよう』と震えていたお年寄りが、最終日にはネットで好きなホームページを探して楽しんでいる。教えがいがあります」といってました。教える側も大人を相手に大変でしょうけど・・でもまた別の楽しみが生まれるかもよ・・・・

(朝日新聞記事引用)