最近の大阪は財政難のためか・・くらいニュースが多い中で、このニュースは読んでいるだけで楽しくなります。
10月19日に開業予定の京阪中之島新線の4新駅は、中之島公会堂や府立図書館など美しい近代建築が並ぶエリアに位置する「なにわ橋駅」は、出入り口を世界的建築家の安藤忠雄氏が設計するとの事です。私も大阪の中で最も好きなエリアがこの中ノ島公会堂、府立図書館界隈で、今でも淀屋橋から遊覧船で見た風景が忘れられません・・・
この界隈を、安藤忠雄氏の設計ならこれらの文化財を生かし、それを一層輝きをますだろうと今からわくわくです・・・報道では、なにわ橋の背後にLED照明を内蔵したガラスブロックの内壁で、光の強さに濃淡のグラデーションを施しているとの事です。
また構内は地下1、2階建ての大胆な吹き抜け構造で、壁には煉瓦風のデザインを採用したと在ります。これも気に入りました。レンガの持つ風合いヲもっとも好んだのは明治期の開明風な建築に多く見られます。
しかも「大江橋」、「渡辺橋」、「中之島」の3駅は、出入り口のデザインが統一されるそうで・・・公園や街路樹は「木」と、川をイメージした「ガラス」をメーンにデザインされるそうです。構内統一された雰囲気を漂わす事でしょうね・・・
また、ここを走る快速急行・3000系には、紺色を基調にした落ち着いたデザインになるとの事です。車内にも、鉄道車両としては初めて、座席の表地東レ製「エクセーヌ」を採用してあるそうです。
この中之島線の列車は、中之島駅発が平日昼間で1時間8本、うち2本は京都・出町柳行快速急行とするそうで、これも嬉しいです。私などは京都の観光するとき、概ね大阪に宿泊します。と言うのは、夜大阪で芝居が多く見られるからです・・
この停車駅もいいわね・・中之島線内の全駅に全列車が停車するため、快速急行の停車駅は渡辺橋、なにわ橋、天満橋、京橋、守口市、寝屋川市、香里園、枚方市、樟葉、中書島、丹波橋、七条、祇園四条(現・四条)、三条とのことで所要時間は65分だそうです・・
10月19日開業とか・・・秋の関西旅行が楽しめそうですね・・・