町作り研究会(容子の部屋-別室)

町作り関連。地方新聞トピックス等

図書館管理を外部委託

2006-11-30 07:39:42 | 地方新聞



         


津島市が図書館管理を外部委託NPO法人運営は県内初 津島市は来年度から、市立図書館(同市老松町)の管理運営を市内のNPO法人「まちづくり津島」(伊藤哲朗理事長)に委託することを決めた。

社団法人日本図書館協会の調べでは、NPO法人に管理運営を委託した公立図書館は全国に7館あるが、県内では初めて。

 国が2003年の地方自治法改正で、公的施設の管理運営を民間やNPOにも委託できる指定管理者制度を新たに導入したことから、津島市は市立図書館をはじめ公民館やスポーツ施設に同制度の適用を検討してきた。

 図書館に関しては、専門家や利用者5人からなる選定委員会を設置し、委託先を公募。応募のあったNPO法人1団体と民間企業3社の中から、サービス向上や経費削減が可能な委託先としてNPO法人を選んだ。

 「まちづくり津島」は04年12月、市民や企業経営者らで結成された。事業計画では、3年後の入館者数や貸出冊数を現在より5%増加させるほか、ボランティアを積極的に導入して子ども対象の読書奨励事業を行ったり、市民からの寄贈図書で蔵書を充実させたりするとしている。

現在の嘱託やアルバイト職員などの雇用は継続する方針。市からの委託費は年間6900万円余。  NPO法人副理事長の書店経営黒田剛司さん(54)は「今まで以上に市民サービスを充実させ、みんなの図書館を作り上げたい」と話している。

(中日新聞)

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私はこの サービス向上や経費削減が可能な委託先としてNPO法人を活用する方法に大賛成です。

私も比較的図書館を利用する方ですが、いままでこの図書館の本の選定について
疑問に思っていた事が多くあります。津島市立図書館

まず第一に、日本の図書館は概ね、政治・経済についての認識がないせいか、古い本しかありません・・・また館員が日本の政治の対して軽視しているとしか思えないように思います。政治家が色んな本を出しているらしいですが・・・それらはあまり見られません。

それから、安倍首相は今後広範なアジア政策を日本の外交課題にしているようですが、あまりに北東アジア諸国の本に偏って、例えばインドの現在を知ろうとしても図書館では特に現代インドの政治・経済についての本はあまり見つける事で出来ません。

私の住んでいる東京のある区では5箇所ぐらい図書館があるのですが・・もっと特徴を出してはいかがでしょうか??

あまり広くない書棚に同じような本があります。それをあの図書館に行けば、例えば子供に関する相当な本があるとか・・・私のように政治・経済に関心があるものは、それらを専門にしている図書館に行く・・・というほうが効率的だと思います。

津島市だけではなく東京も早くそうなって欲しいです・・・


九大が米企業と新鎮痛剤開発へ

2006-11-29 15:31:02 | 地方新聞

 

 

 研究成果を活用 九州大と米製薬会社のワイス社が28日、都内で記者会見を開き、鎮痛剤など中枢神経領域での新薬開発で共同研究を昨年10月から進めていることを明らかにした。

同社が日本の大学と共同研究するのは初めて。3年契約で総額15万ドル(約1740万円)の研究資金を提供する。

 同社は売上高で世界トップ10社に入る大手製薬会社で、うつ病やアルツハイマー病などの治療薬を開発している。

九大大学院薬学研究院の井上和秀教授(神経薬理学)らが、末期がん患者に生じる激痛など一般的な鎮痛剤が効かない慢性疾患「神経因性疼痛(とうつう)」のメカニズムを解明したことに注目。世界規模の新薬研究で手を組むことにした。

  会見では、同社のメネラス・パンガロス副社長が、九大の取り組みを「先駆的で有用な研究をしている」と評価した。

( 西日本新聞)

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最近日本の大学も外部の世界との協力により、実践活動を始めております。ここに摂り上げた、 九州大と米製薬会社のワイス社が28日、都内で記者会見を開き、鎮痛剤など中枢神経領域での新薬開発で共同研究を昨年10月から進めていることを明らかにしました・・

米国の企業が日本の大学との提携を試みたのは初めてとの事です・・・3年契約で総額15万ドルの研究資金を提供するとの事です。

米製薬会社のワイス社は、売上高で世界トップ10社に入る大手製薬会社なそうで、うつ病やアルツハイマー病などの治療薬を開発しているようで、その企業から提携して研究をしようという事は九大にとってもやりがいのある課題に挑戦できそうで、これからもこんなケースが増える事を期待します・・・

もはや、学内での研究にとどまらず、地域社会、日本の企業だけではなく世界の企業とも共同で実践に強くなることを願ってます・・・


画像と音声で函館案内・・・・

2006-11-28 12:11:59 | 市町村実践編

 

             写真

公立はこだて未来大(函館)の学生によるベンチャー企業「ハコレコドットコム企業組合」(山田圭飛(よしたか)代表理事)は近く、函館の観光名所の画像と音声解説を収録したデジタル携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」を観光客にレンタルする事業に乗り出す。  

画面で函館山からの景色やトラピスチヌ修道院などの画像を見られるほか、観光スポットに携行すれば、散策しながら歴史、由来などの詳しい説明も聞ける仕組みだ。

 音楽や映画などの動画を再生できる米アップルコンピュータの液晶画面付き「ビデオiPod」に、同組合が製作した七十一の観光名所の画像と音声解説、計一時間半を収録。

        

ホテルやレンタカー会社などを通じて一日千円程度で貸し出す計画だ。七-十日には試験的に、函館空港の臨時観光窓口で無料貸し出しする予定で、今夏中の事業化を目指す。  

山田代表理事は「画像と合わせ、ガイドブックのような利用も可能」と話す。  アップル社の日本法人(東京)は「iPodを観光に利用するケースは初めて聞く。注目している」と話している。

(北海道新聞)

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このニュースいいですね・・   公立はこだて未来大(函館)の学生によるベンチャー企業「ハコレコドットコム企業組合は近く、函館の観光名所の画像と音声解説を収録したデジタル携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」を観光客にレンタルする事業に乗り出すそうです・・・・

これ一つあれば観光に案内人がいなくともできるし、函館に関する観光に大変便利・・・これをテストケースにして良かったらこれは意外とヒット商品になれそうな気がいたします・・・特に外国人が遣いやすいように、各国の人にも使いやすいように、工夫して、従来の観光名所だけではなく、ニーズにあった面白発見したと思えるようにして欲しいです・・・

聞くところによると、観光名所だけでなく、あれ??と思うところに興味を持ったりすると聞きました。リサーチをしっかりして、あくまで使い手の要求に答える内容なら、
きっと利用者は増えると思います。

また日本人でも意外と知らない事が多いので、その土地の詳しくその歴史や由来を知らない人にとってはうれしいです・・・映像つきのガイドブックなそうですので、期待します・・・

私は北海道の厳しいニュースを聞くたびに、少しでも、経済が活性化すればと思ってます・・・ もう、箱物や道路で経済の活性化はあまりにも工夫がなさすぎます・・・

 

 

 

 

    


地場産業の興隆担う

2006-11-24 10:07:17 | 地方新聞

    

     
                
               津田駒次郎工場が造った半木製織機。明治末期か
                  ら昭和初期まで生産された型で、「現在ほとんど残っ
                 ておらず貴重」と同社。欧州製より安く、操作しやすか
                 ったため海外へも輸出された。長さ225センチ、幅190
                  センチ、高さ150センチ。

国産綿織物を代表するブランド・播州織の産地に、電気を動力とする大正期製造の力織機が残っている。
桑村繊維(多可町)が一九二八(昭和三)年の創業時に導入した一台だという。木を主材としながら、長時間の使用に耐えられるよう歯車や回転軸など動力を伝える部分には鉄を使用。「半木製織機」と呼ばれる。

 それまでの人力織機は一人が一台を動かしていた。力織機が入ったことで、メーンのモーターにスイッチを入れるだけで、工場内すべての織機に回転が伝わり、自動で布を織ることができるようになった。

 北播磨では江戸中期から綿作が行われていた。一七八八(天明八)年、多可郡比延庄村(現・西脇市)の宮大工飛田安兵衛が、高級絹織物の産地である京都・西陣で学んだ織機技術を故郷に持ち帰り、農家の副業として播州織が始まったとされる。

中日新聞)
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大正、昭和期に使われていた力織機が並ぶ。左後方は江戸時代の手機。このほか、複雑な模様を織ることができるジャカード機やドビー機なども残されている


イギリスで力織機が発明されて百数十年後、産業革命の波は北播磨に及び、のどかな農村風景も、人々の生活も一変させ、今は動きを止めた名機から、近代日本の余熱が伝わってきます・・・
 
その織機が日本に伝わり、いまを時めく世界のトヨタも繊維機械メーカー・津田駒工業の作られた製本も有名です・・、その他多くの織機業者が生まれ・・・その中で明治中期、トヨタの始祖・豊田佐吉氏が石油で動く織機を改良したのをきっかけに、力織機の発売が相次ぎました・・・

この地域にも大正期にかけて普及し・・・・そこへ第一次世界大戦が起こり、世界的な衣料品不足になり、これが播州織には追い風となって、販路はやがて東南アジアやアフリカにまで広がったと云われております・・・ これがそもそもトヨタの創業者豊田佐吉氏が成功した原点なそうです・・・

懐かしくしく思ってので載せました・・と同時に昔から日本人は物作りが得意で、時代の要請にあわせて様々なものを輸入品を改良したり、新たに創作したりと・・・とにかく知恵で乗り切ってきた一つの例です・・・


 

 


九州再発見二大ニュース・・・・ 

2006-11-23 05:47:53 | 地方新聞

 

            写真  

福岡県太宰府市の福岡国際大学の4年生が、卒業制作で地元の太宰府天満宮や九州国立博物館などを通して古都・太宰府を紹介するDVDの編集に取り組んでいる。

日本語版が来月完成予定で、来年早々には中国語、韓国語版も制作する。同市は作品を市のホームページで紹介することにしており、「九州国博の開館で増加している中国、韓国の観光客にもアピールできる」と歓迎している。

 制作しているのは、同大国際コミュニケーション学部(石田裕之教授)の中国の留学生6人を含む13人。VFTS0001.JPG  fu402a24.jpg 

昨年10月、太宰府市に九州国博が開館したことがきっかけだった。学生の視点で古都の魅力を探ろうと学生たちが発案。

今年5月から制作に取り掛かった。  「太宰府へようこそ」と名付けたDVDは全8作品(各作品3‐4分)。水城跡などを巡る「歴史の散歩道」、「中国留学生の目で見た古寺・戒壇院」など歴史・文化財関連が6本

。これに「賑(にぎ)わう天満宮商店街」「アジアが見える九州国立博物館」の2本を加えた。  取材、ロケは13人が2人でチームを組み、夏休みから開始。

史跡解説員や市の文化財担当者らを訪ねては聞き取り、撮影を繰り返した。編集、ナレーションも含め、すべて学生たちが行った。とありました・・・

( 西日本新聞)

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 福岡県太宰府市の福岡国際大学4年生が卒業記念に、古都・大宰府を取り上げ
「太宰府へようこそ」と名付けたDVDは全8作品を政策し、水城跡などを巡る「歴史の散歩道」、や「中国留学生の目で見た古寺・戒壇院」など歴史・文化財関連が6本という相当綿密なものが出来たようです・・・

 中国から来日した鑑真が開いた戒壇院と観世音寺担当の留学生の李雲鵬さん(25)は「中国に留学した空海もいた観世音寺や、鑑真ゆかりの戒壇院が太宰府市にあることを中国の人たちに知らせたい」と目を輝かせております。 このような活動こそ真のお互いの国を知るいいきっかけになりそうで・・・出来るだけ多くの日中の人達に見てもらいたいものです。

私など鑑真上人が久留米に戒壇院観世音寺を作られた事今回知りました。鑑真上人といえば、奈良の唐招提寺しか知りませんでした・・・頑張ってくださいね。

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        「地方再生へ道州制必要」 

           

 九州経済調査協会は22日、創立60周年の記念講演会を福岡市で開き、松下電器産業の松下正幸副会長が「企業経営と道州制について」と題し講演した。

約500人の参加者に対し、松下氏は「企業も地域も自らの判断で経営できるようになれば、いきいきする」と、道州制導入の意義を語った。

 松下氏は「人口が減少し、市場が縮小する時代には、生産性を高める効率経営が企業も地域も必要」と指摘。

同社が2002年3月期で初の赤字に転落し、グループ各社に決裁権など大幅な権限を委譲した結果「重くて遅い松下が、軽くて速い松下になった」と紹介。「地域も再生のためには大胆に権限委譲する道州制が必要だ」と話した。

  福岡-釜山間乗客数推移

 さらに「官から民へ」「中央から地方へ」の構造改革を推進する上でも道州制実現が重要だとし「九州と関西の財界が力を合わせ政府に働き掛けたい」と要望。

 東アジアとの連携強化でも両地域が協力の輪を広げることで「西日本は東京に負けないパワーを発揮できる」と強調した。

( 西日本新聞)

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政府は最近道州制について、やや真剣になりつつあります。一方、企業側・自冶体側も、人口減少を乗り切り、市場が縮小する時代には、生産性を高める効率経営が企業も地域も必要」と指摘しております。

同氏はこれの解決策として、松下グループ各社に決裁権など大幅な権限を委譲した結果「重くて遅い松下が・・・、軽くて速い松下になった」と紹介し、「地域も再生のためには大胆に権限委譲する道州制が必要との考えが一般に浸透しつつあります」と話されました・・・

政府もこの際道州「ビートル」JR九州提供制を導入し、中央に集中しすぎた仕事を核道州機関がその地域のあった、広域行政を取り入れる事による独自産業の統廃合、誘致等を道州機関が中央政府の許可なしでおこなえるようになれば、日本の中にいくつかの同州が生まれ、貿易についても独自性を発揮しやすくなり、おのずと競争が生まれ特徴も生まれます。

中央政府は地方の実情を疎い高級官僚が地方を支配する時代は、時代に合わないと思います。今後の日本がより一層繁栄するためには権限を実情にあった地方に委譲する事は、現代のスピード時代を乗り切り世界との戦いに勝つためには,出来るだけ時間をかけず結論が出る組織にする必要があると考えます・・





トヨタ・札幌に進出・・・

2006-11-22 13:14:13 | 市町村実践編

 

        札幌の開発体制拡大 愛知以外では最大 

 

        トヨタ自動車(株)本社 

 トヨタ自動車の100%子会社で、車両・電子システム開発を手掛けるトヨタテクニカルディベロップメント(TTDC、愛知県豊田市)は二十一日、札幌オフィスの開発体制を拡大する方針を明らかにした。十二月に札幌市内で事務所を移転し、現在約四十人の開発体制を二○○九年までに百人に増やす。本社がある愛知県以外では最大規模の拠点となる。

 札幌オフィスは○四年開設で、主にカーナビ関連など電子部品のソフト開発を手掛けている。開発体制は現在、社員十人と協力会社約三十人だが、それぞれ約三十人、約七十人に増やす方針。

 体制拡大後は、自動車システム開発の中枢であるステアリングやブレーキなど「制御系」を重視する考え。制御系システム開発に占める札幌の割合を、現在の約5%から約10%に高める見込み。

 愛知県外六カ所の拠点で、札幌オフィスを拡大するのは「Uターンを含め優秀な人材を確保しやすいため」(浅見謙執行役員)。東海地区の人手不足が深刻化する一方、道内では携帯電話などに組み込むソフト開発に経験豊富な技術者が多く、協力会社の技術力も高いことを理由に挙げる。
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         A291.jpg

うれしいニュースを見つけたわ・・・ホホホ・・・
トヨタ自動車の100%子会社で、車両・電子システム開発を手掛けるトヨタテクニカルディベロップメント(TTDC、愛知県豊田市)は二十一日、札幌オフィスの開発体制を拡大する方針を明らかにしたそうです・・・

十二月に札幌市内で事務所を移転し、現在約四十人の開発体制を二○○九年までに百人に増やし、本社がある愛知県以外では最大規模の拠点となるとの朗報は、tokyohon_07.jpg北海道民にとっても、いまや世界的自動車会社の開発部門がここでも行なわれるそうです・・・・

 TTDCによると、自動車開発では軽量化やハイブリッド車種の増加などで電子化が加速し、車載マイクロコンピューターの使用量やそれに使用するソフトの開発量も急増しているようで、制御系の開発は情報系と電子・機械系双方の知識が必要で、プログラムの信頼性や不具合解消へ、より高い水準が求められるとの事です。topsales8.jpg このため同社は社内での教育を強化して人材育成を図る方針で、札幌オフィスでも道内の大学や高専の○八年春新卒者を対象に、採用活動を本格的に始めたようです。  そして、TTDCの浅見執行役員は「将来は制御系のシミュレーション技術を札幌で開発することなども目指したい」と話しているようで今後は北海道の優勝な才能が、期待に答える働きをすると信じます・・・

 



道内最長規模の鍾乳洞・・・・

2006-11-21 07:58:20 | 地方新聞

 

   

北大探検部のメンバーが九月に北斗市の戸切地(へきりち)川上流で発見した道内最長規模の鍾乳洞に十八、十九の両日、NPO法人日本洞穴ネットワーク(本部・東京)の代表らが訪れ、同部メンバーとともに鍾乳洞の形成や周辺の地形を調査した。

  藤民子理事長と中野茂樹理事で、同ネットワークは岩手県岩泉町にある長さ二三・七キロの「安家洞(あっかどう)」などを調査した実績がある。

 藤理事長らは、洞の中間地点を横切って流れている地下水を境に、洞内の広さや堆積(たいせき)している泥の質が異なることから、鍾乳洞が二つの年代に分けて形成された可能性などが考えられると推測。

 また、近くの沢では水が地下にしみ込み、流れが途切れていたところがあった。藤理事長は「水が地下にしみ込んでいるところは鍾乳洞ができやすい。
新たな鍾乳洞の発見が期待できる地域は全国でも希少で、来年も調査に訪れたい」と話していた。

 また鍾乳洞の長さは発見時点で二百七十メートルだったが、その後、北大探検部が複数ある支洞の測量を重ねた結果、総延長距離は四百七十メートルとなった。

(北海道新聞)

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           30006.jpg         akido01.jpg     

鍾乳洞はいつもロマンにみち地下にどんな歴史を刻んでいるかナゾの部分が多いだけに、今回発見した北斗市の戸切地(へきりち)川上流で発見した道内最長規模
だとの事・・・早くも私などは行って見たい誘惑に駆られます。

山口県の秋吉台の鍾乳洞も始めていった時、地上はただの平原なのに、地下はまるで違い巨大な氷柱があり、川も流れ、広場もあり・・・不思議の国に迷い込んだ錯覚を覚えました。aki.jpg

この貴重な地下資源を活用して、地下の不目の宮殿にしたなら、ここでオペラなど開いたら・・・と想像させます・・・その他様々な活用があると思いますが・・・北海道の旭川動物園のようにアイデアで地下資源を活用できればいいでね。


さっぽろホワイトイルミネーション

2006-11-20 10:26:56 | 地方新聞

 

        

三十七万個の電球が道都の初冬を彩る「さっぽろホワイトイルミネーション」が十七日、札幌市中央区の大通公園で始まった。

 今年で二十六回目。午後四時四十分ごろ、「ライラック」など六基のシンボルオブジェに一斉に光がともると、街は幻想的な雰囲気に包まれ、観光客らから歓声が上がった。

 大通会場は来年一月四日まで、札幌駅前通会場は、日本ハム優勝パレード終了後の設置となるため、大通以南は二十四日から、大通以北は十二月五日から来年二月十二日まで行われる。

大通会場では今回から、美しさを際立たせるため午後六時と七時の二回、いったん消灯し、再点灯する試みを実施。今年は、さっぽろテレビ塔も創立五十周年記念で電飾されており、光の競演が楽しめる。

(北海道新聞)

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  cimg0057.JPG       sarugawa051010.jp ...

いまや北海道の名物となりつつある、冬の風物詩「さっぽろホワイトイルミネーション」が札幌大通り公演で始まったようです。今年は、日本ハムの優勝でにぎわった札幌が込んでは年の暮れを彩るこの行事もまた今では有名になりました。

北海道は日本の中でももっとも広い地域で、国内とは思えない雄大な風景はここを訪れる人に感動を与えます。

    046-1.jpg       06111301.jpg   ここがロシアとの国交が復活すれば交易も増え、経済も活性化するのでしょうが、残念ながら、プーチンロシア政府は日本に対し相当厳しい対応をしているのが、もっと友好的であって欲しいと思います・・・

北欧の諸国と緯度がさほど違わない北海道と北欧とでは文化程度に大きな差があると思います。北海道市民は北欧との交流をもっと盛んにしてお互いの人的交流も盛んになればと思います・・・そして日本の北欧のような文化をここで見たいものです・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


新兵器”でアオサ回収

2006-11-18 14:30:58 | 地方新聞

 

三番瀬で試験初公開

 東京湾最奥部に残る浅瀬・干潟の三番瀬の水質悪化を引き起こし、アサリ漁やノリ養殖に被害を及ぼしている海藻アオサを取り除くため、県が開発した「自走式潜水トラクター」による回収試験が17日、市川市塩浜の三番瀬で実施され、初めて一般に公開された。漁業関係者らが見守る中、海中にたまったアオサを“新兵器”で次々と回収していった。

 アオサは三番瀬では夏場の六月ごろから増え始め、十-十一月に繁殖のピークを迎える。通常、海底に繁殖するが、大量に発生すると二メートル以上も堆積(たいせき)して海面に浮き上がり、アオサの島ができる。大量のアオサが腐敗すると水質が悪化し、海中が低酸素状態になり、アサリなどの底生生物は死んでしまう。ノリの養殖網にも絡まり、収穫できなくなる。

       sanbanze013.jpg       2000.jpg    

 三番瀬の昨年の発生量はピーク時の十一月で推定約七千七百トン、今年十月は約二千三百トンだった。

 自走式潜水トラクターは、県の委託で北九州市の環境機械メーカー「キューヤマ」が昨年度から開発を進めていた。空気モーターを備え、圧搾空気で海底を動く。トラクター前部に取り付けたホースから海中に大量の空気を噴き出し、海水とともに海底からアオサを巻き上げ、ホースで回収する。一分間に〇・五トン-一トンのアオサを回収する能力があるという。

(東京新聞)

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最近は日本だけでなく世界的にも環境汚染に対する関心も高まりつつあります。
ここに取り上げましたのは、三番瀬の水質悪化を引き起こし、アサリ漁やノリ養殖に被害を及ぼしている海藻アオサを取り除くため、千葉県が開発した「自走式潜水トラクター」による回収試験が17日、市川市塩浜の三番瀬で実施され、初めて一般に公開されたました。
         
        市川市三番瀬塩浜案内所正面   urayasu.jpg
        市川市三番瀬塩浜案内所正面          

 回収試験は船に取り付けたクレーンでトラクターをつり上げ海底に沈めて、間もなく海面に気泡と海水が激しく沸き上がり周囲にアオサの腐敗臭が広がり、先端に傘状の回収機を取り付けた巨大なホースでアオサの固まりを次々と回収、十分ほどで約一トンを除去したとあります・・・・

千葉県漁業資源課の担当者は「生物の生息環境改善に有効だ」と期待を寄せたております。そこで早速、県漁業協同組合連合会は来年度に導入を検討しているそうです・・・

これが成功すると日本各地でアオサの繁殖で自然環境が破壊されかかっているちいきにとっても朗報だと思います。

 



『九十九里 海っ子ねぎ』

2006-11-17 16:44:53 | 地方新聞

 

                        

JA山武郡市は二十日から、海水をかけて育てた「九十九里 海っ子ねぎ」の販売を始める。大半の植物は海水を散布すると葉が変色するなど影響が出るが、試験を重ねた結果、ネギの場合は「生育が良くなり、食味も柔らかく甘くなる」ことが分かり、商品化に踏み切ったという。

 二〇〇二年十月に台風が地元を襲い、海水を含んだ雨で野菜に塩害が出たが、ネギについては「いつもより味が良くなった」との声が生産者から寄せられた。

〇三年、生産者の一人が試しに海水をかけてみると、問題なく育ったため、ネギ生産者百四十人でつくる「JA山武郡市第三集出荷センター園芸部ネギ部会」が主体となって、〇五年一月から本格的に試験を始めた。

(東京新聞) 

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怪我の功名とはこの事、偶然にも台風で海水を浴びたネギが「生育が良くなり、食味も柔らかく甘くなる事に気付いた結果、05年1月からJA山武郡市第三集出荷センター園芸部ネギ部会が、本格的に試験を始めたそうです・・

 途中までは通常のネギと同じように育て、ある程度の大きさになると、真水で薄めた海水を定期的に散布するそうです。その濃度、頻度家は秘密との事ですが、塩分は微量のため、土への影響もまったくないそうです・・・

また、減農薬、有機肥料にもこだわり、付加価値を高めているようですが、 今夏まで三回にわたって試験した結果では、重さ、太さとも増し、緑の部分の色が濃くなることが分ッたそうです。
まだ正式な分析結果は出ていないが、食品成分表との比較では鉄分は四倍、ベータカロテンは二倍との事で,この事が知れるとこの海っこネギに対する需要も殖えてきそうです・・・

 試験を指導した県山武農林振興センター改良普及課の渡部和彦・上席普及指導員は「海水に含まれるマグネシウムなどのミネラル分が効果的に働いているのではないか」と行っております・・・

 本年度は生産者二十七人が八ヘクタールに作付けし、五キロ入りの箱で四万ケース出荷する予定のようですが・・・渡部さんは「甘くて柔らかいので鍋などの加熱料理に最適で、市場の反応を見て今後の作付け拡大についても考えたい」と話しているようで、果たしてその結果は??