町作り研究会(容子の部屋-別室)

町作り関連。地方新聞トピックス等

花祭り会場にケシ数十万本・・・

2008-05-13 22:30:11 | 地方新聞

           

茨城県下妻市の「小貝川ふれあい公園」のフラワーフェスティバル会場で、在ろう事か・・・この美しく咲いていた花の中に会場内のポピー畑にケシとみられる不審な花が大量に咲いていたそうで・・・それをパトロール中の警官が不審に思い、県薬務課が翌12日に調べたところ、栽培禁止種のアツミゲシだった事がと確認されたそうです・・・

驚いた下妻市は早速、それらのケシを13日、推定数十万本のケシを撤去、焼却処分したそうです・・このような大失態は公園を管理する市都市整備課による昨年10月にポピーの種まきをした際に、ケシが混入していた可能性があったとの見方をしております。

なお、これらの種を売った市内の種苗業者など流通経路を早急に調べて、こんな事が二度とあってほしく在りません・・・

一般の見学者はただ美しいと思って眺めた人達は、後味の悪い思いをしたと思います。 


可燃ごみ98%燃料化 白老町がバイオマス施設

2008-05-13 06:36:30 | 地方新聞

 

             ポロト湖

北海道の白老町では、日本製紙白老工場内で可燃ごみの98%を固形燃料化することができる「バイオマス燃料化施設」を建設するそうです。製造された燃料は、現在建設が進んでいる日本製紙白老工場の新エネルギーボイラーの燃料として供給されるとの事で、施設は同工場敷地内に建設し、平成21年4月の稼働を目指しているとの事

このように企業の高温高圧処理で自冶体のごみも処理する新技術を導入したとの事で、この白老町住民にとってはこのような町内で発生する可燃ごみ全量の処理が可能なそうで、その上年間一万一千トンの燃料を製造出来るそうです。

この施設は来年四月から稼働の予定とかで、道も「安全性の高いバイオマス燃料化事業のモデルケース」として注目しているそうです。

このような新技術は、可燃ごみを最大三〇気圧、二三五度で加圧・加熱処理すると、炭になる一歩手前の状態に変えるのだそうです。このような試みは、白老町と北大、クボタ環境サービス(東京)などが連携して開発を進めていたのだそうです。

この実験は、昨年十二月から始めたプラントでの実証実験では、約十五トンのごみから燃料約七トンが生まれるとの事です。このようにして出来たペレット状にした燃料は、一グラム当たり五千五百カロリー以上の熱量があるそうで、重油や石炭より低いが、「ボイラー燃料としては高い水準」が在るとの事で関係者は今後これらの燃料を利用する事も出来るとの事で、最近の燃料高の時代には喜ばれる事だと思います。

従来は可燃ごみの燃料化には、製造法工程が複雑で、発酵ガスによる爆発事故や燃料の品質が一定でないなどの問題があったそうですが、新技術では、ごみを分子レベルで炭化状態にするため、原材料を問わず約五時間で均質な燃料が出来るとの事です。

今回の実験の結果、発酵ガスの発生もなく、ごみに混入した不燃物などを除き、ほぼ完全に燃料化できるとと地震を持ったようです。

この新施設は総事業費約十四億円だとの事で、ここで年間約六千五百トンのごみに木くずや廃プラスチックを加えて計一万一千トンを日本製紙にボイラー燃料として売却するのだそうです。また、同社からこの燃料で生産した電力と蒸気の供給を受け、ごみの加熱・加圧工程で活用するエネルギーリサイクルが出来るそうです。

このような形で生まれた燃料の売却価格は今後の交渉次第どそうです
が、新施設の稼働によって、同町の年間ごみ処理費用約3億6000万円(2006年度)は今後15年間で8億円程度削減される見込みとの事で白老町にとって財政的に大きな恩恵を受ける事が出来、最終的に埋め立て処分されるごみも、現状の四割に減るそうです。

 白老町の飴谷長蔵町長は「循環型社会の実現を推進する取り組み。廃棄物処分場が使える期間が大幅に延びる」と利点を強調しているそうです・・・

 

                        仙台陣屋資料館の内部

(北海道新聞記事引用)