町作り研究会(容子の部屋-別室)

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アロハに見る移民文化・・・

2008-05-19 08:14:41 | 雑感

 

           

横浜のシルク博物館で「アロハ・デザイン展」が25日まで開催されているそうです。

ハワイでは普段着としても着られているアロハには、日本と深い関係があるそうで・・・140年前横浜港から、最初の移民がハワイへ渡ってそうですが、アロハシャツには様々な柄があることは日本人は良く知ってます。

その中には、トラやタカと言った和風の柄があり、その起源が、その当時のハワイに移住した日本人が和服をほどいて作った服という事を聞いた事があります。

 今回、日本との意外な関係に着目して、会場に約200点のアロハシャツを展示しているようです。その中には、ツルや紅葉などをあしらった1930~50年代の和柄のアロハシャツと、よく似た柄の昭和初期の着物や生地を並べて紹介してあり・・デザインや染色技術が和服から影響を受けていることが良く解ります。

当時のハワイは、日本製の生地がアロハシャツに多く使われていたとそうです・・・

この 「アロハ・デザイン展には、このほか、アロハシャツの原型と言われるハワイ独特の作業服「パラカ・ジャケット」や、ハワイと日系移民関係、歴史も紹介しているそうです。

一方で、ファッションデザイナーが手掛けた現代のアロハシャツなど多様なアロハシャツを見ているとそれぞれに歴史があるのだと思うと味方も変わります。

 展示の監修者の一人で、アロハシャツ研究家の小林亨一さんは「アロハシャツには、様々な物語がある。いろいろな国から移民を幅広く受け入れてきたハワイの歴史や、日本との深い関係を展示を通して感じてもらえるのでは」と話しております・・・近いし一度は行っても見たいと思います。            

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