今月の11日に中国・上海市のテレビ局「上海電視台」の取材班が、黒部峡谷と南砺市の五箇山を訪れたそうです。ここは今でも雪深い大自然に囲まれた秘境として有名ですが、ここの山里の文化に興味を持ったらしく、そのながでの人々の生活に興味を持ったらしくそれらが撮影されたそうです。
この地方に来たのは、上海電視台の番組「東京印象」のディレクターやレポーター六人と日本の国際観光振興機構（ＪＮＴＯ）と富山県観光課の職員と一緒だったとの事です。
この「東京印象」は上海で毎週土曜日深夜に放送されるそうです。今回は、「今の日本を多角的に楽しく知ってもらう」・・と言う趣旨らしいのですが、中国の若い世代を中心に人気があるそうで、昨年からＪＮＴＯや自治体と連携して日本各地の観光の魅力を紹介する番組なそうです。
この辺りには、宇奈月温泉が在り、そこから黒部峡谷鉄道のトロッコ電車に乗って黒薙（くろなぎ）温泉にも立ち寄ったそうで、多分そのあたりの風景を撮影したのでしょうね・・・
また、五箇山には国指定重要文化財の合掌造り家屋「岩瀬家住宅」（南砺市西赤尾町・上平）に続き、「喜平商店」（同市上梨・平）を訪問など雪深いこの土地独特の合掌作りの住宅など珍しい家屋が集落として残っているだけに、レポーターとして参加した楊伶俐さんは、同日は世界遺産の相倉合掌造り集落（同市相倉・平）の民宿に宿泊したりと相当の興味を持ったようです。楊さんは「五箇山は趣があり、ゆっくり回ってみたいと思った」と話したていたそうです・・・
その他「梅かまミュージアムＵ－ｍｅｉ館」（富山市）や立山・黒部アルペンルートなど、中国では珍しい風景に、これを見た中国の視聴者も喜ぶと思いますよ・・・
(北日本新聞社記事引用）