横浜市にも放置されたままの空き家があるそうで、横浜市と同市芸術文化振興財団これらの空き家を有効利用して芸術家らの活動を支援するために設置した「アーツコミッション・ヨコハマ」があるそうです。
この築五十年の空き家が借りたがないまま放置されていたのを改修して、アトリエなどとして貸し出す事を行っているようです。横浜の中心部にもこのような空き家があった事が不思議ですが・・
この「アーツコミッション」は2007年度から活動を始めているようです。芸術家らから、港に近く情緒がある横浜中心部への移転についての相談が54件もあったそうで、今までに古いビルや倉庫を改修して、芸術家のアトリエや事務所として活用しているケースに横浜倉庫街が今では横浜の人気アート街として再生しています。
ただ、この空き家のように約二十年間放置されていた様な物件はめったに出ないそうですが・・家主がたまたま画廊経営者だった事がこの家に対しての思い入れがありために、今回の取り組みが実現したのだそうです。
改修の設計、監修は、アーツコミッションが仲介した建築家や建築を学ぶ関東学院大学大学院生達が係わったようで、入居のための初期費用も横浜市の助成を活用できたとの事です。二年限定の契約で家賃も相場より安く設定しているとか・・このような活動を見ると横浜市の持つ異国的雰囲気に引かれて多くの芸術家を志す人が集まってくるのだと思います。
事業を担当するアーツコミッションの杉崎栄介さん(33)は「今回のケースが成功すれば、横浜のほかの空き家でも延命が図られ、環境に配慮したまちづくりもできる」と話してます。ここから「世界に向かって発信していく意欲のある人に、入居してもらいたい」言ってますが・・同感です。