町作り研究会(容子の部屋-別室)

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山梨学院大と昭和町議会が提携・・・

2008-05-26 08:14:41 | 地方新聞

 
         

 

嬉しいニュース・・これは 山梨学院大ローカル・ガバナンス研究センター(江藤俊昭センター長)と昭和町議会(浅川武男議長)は22日、議会改革の支援に向けて提携しようと、協定調印式を行ったそうです。

今まで大学が地方自冶体の、しかも議会全体との提携は全国初めての事だそうのです・・・

従来、自治体側の提案内容をそのまま通す“追随型”議会が多く、議員の存在意義そのものが問われていると思います。所が、昭和町議会はこのあり方を変えようと大学に話を持ちかけたそうです

事業として今年度、議員が課題を持ち寄って教授らと話し合う「員研修会」も8回行うほか、議会と学生の交流会(6月)や学生が議場で質問する学生議会(11月)も予定して入るそうです

私は以前から、若い人でも政治に関心のある人は、先ずは地方自冶体で行われている地方議会に参加する事からはじめて、政治のイロハを習い、住民との関係、その地域の問題点を洗い出し、出来るだけその地域の大学生、若者が選挙に立候補して小さくとも基盤を固め、やがて大舞台に出ても困らないだけの下地を作ってくれたらと願ってました。

       

 浅川議長は反省点として・・・「町議会が町側に追随していたのは否めず、住民に信頼される議会にしたい」といっているそうです。また、江藤センター長は「学は机上の空論を話すといわれがちだが、町行政をさまざま調査して課題を探し、実践型の勉強に取り組みたい」とななされていたと聞き、心強く感じました・・・

ローカル・ガバナンスは政策立案や議会活動を、自治体、議員だけでなく住民や大学の研究者、地元企業などの多様な主体が参画して進めようという試みとの事です。この中には、昭和町議会の浅川武男議長と山梨学院大学ローカル・ガバナンス研究センターの江藤俊昭センター長が協定書に署名をして締結されたとの事で先ずはオメデトウ御座います。

協定の内容には・・・、ローカル・ガバナンス研究センターが昭和町議会に対して、研修・政策提言・コンサルティングなどを行って議会改革を支援するというもの。政策の提言にあたっては地方自治体への就職を目指す政治行政学科の学生達と議会関係者との交流会、重要課題の調査研究研修会や研究を踏まえて学生が議場で質問を行う学生議会などが計画されている・・・とあります



地方自治体の議会と大学の研究機関とが提携して改革に取り組むのは全国初の試みだけに多方面からの注目を浴びると思いますが・・・頑張ってね。地方分権が進む中、地域力を再生させる新たな地方経営手法として注目されております・・・                              

           

 

    

 

                       



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2 コメント

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大学も地域行政参加・・・ (飛騨の住人)
2008-05-26 22:48:24
容子さま

これは嬉しいですね。私の住んでいる所でも、その昭和町と同じで、議員と言えば町の顔役的な人が多いですよ。

しかし、この昭和町の大学との提携で何よりいい点は情報が豊富な点だと思いますよ。
しかも人材にも恵まれているようですし、町役場では成し得ない調査活動も学生を動員して町の声を聞き、町民にも町の行政に関心を持ってもらい、共に参加して、そのような研究会にも、参加してその中で町民も鍛えられていくと思いますよ。
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地域と共にある大学を・・ (容子)
2008-05-28 23:34:31
飛騨の住人さま

この昭和町の大学との提携は地方自冶体でも画期的な出来事だと思います。議会全体との協同でこの後の地域社会のあり方について、共に協力し合う事で、新たな展開を期待します・・

例えば従来ある企業に大学が力を貸したり、議会のあり方についても様々な情報を提供し、地域の住民の参加意識を呼びかけたり・・その中で、議員のあり方、無名の人でも政治に参加出来るようになって欲しいです。

また、その大学卒業生が昭和町の政治に参加して、地域の抱えている問題を住民と共に汗を流せる人こそ、必要だと私は考えます。
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