町作り研究会(容子の部屋-別室)

町作り関連。地方新聞トピックス等

空き校舎問題・・・

2007-08-30 21:08:42 | 皆さんとの意見交換

 

                 

このニュースを見てこの廃校問題は地方の過疎地の問題であると同時にいまや東京が第2位の廃校が生まれている事を知り驚いてます・・・

今、全国的に少子化による廃校もまた社会問題化しているようです。16年度に廃校になった公立の学校は555校にも上るそうです。

また、廃校によって起きる問題はは「母校がなくなる」といった感情的な問題だけではなく、この問題が引き起こす学校周辺は管理が行き届かなくなッたり、ゴミのポイ捨てや不法投棄が増える例もあるそうです。

また学校がある間はその周囲200メートルに性風俗の店は進出できないという、法律の規制がありますが、それがなくなることで、「性風俗街」となった町まであると聞き驚いてます。

そこでNHKの番組、「ご近所の底力・・・」で、この街のシンボルだった学校の廃校の廃校を有効利用して地域の「核」として成功している3例を取り上げてました。

私がその中で最も関心を持ったには、台東区では、廃校を若いデザイナーにオフィスとして貸スことで、この「台東デザイナーズビレッジ」と言う若いデザイナーにとっては、近所のファッション関係の工場や職人などを自転車で回れるという「立地のよさ」と、相場の4分の1ほどという家賃の安さが大人気で入居がすぐ決まッたそうです。

                             

このような地場産業を支える若く優秀なデザイナーが入居してここから、ヒット商品がいくつもこの「廃校」から生まれるようになッたと聞きうれしくなしました。

このことから若いデザイナーが地場産業の工場に製造を発注する事で地域の景気を刺激しているそうです。この廃校にはその他引退した優秀な職人さんも参加しているようで、このように地域の人材を活用した経験豊かな職人さんと、若いデザイナーをマッチングすることでより一層地域も活性化していけそうで廃校の利用例として地域経済にも効果があると思います。