AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

LinuxがWindowsの代替に、、、

2015年09月19日 09時00分54秒 | Weblog
Windows10が発売(?)された。Windowsの新しいバージョンが出る度に、「Linuxへの移行を検討してみることも、、、」という記事や雑誌に載る。
こういう記事では大抵、きれいな背景画像をデスクトップのに設定したLinuxの写真が出ていて、一見、Windowsと変わらない環境が用意されているかのように錯覚させる。

だが、LinuxはWindowsの代替にはとてもなりそうにない。サーバー用では特定のアプリケーションが安定して動きさえすればよく、それはそれで非常に重要だし、PostgreSQLは本当に重宝している。かといって、Linuxをクライアントに使えるかとなるいうと、とても現実味がない。

個人の場合で考えると、特に趣味で何かやっているという場合を除いて、PCを使う一番の用途と言えば、年賀状の宛名書きではないかと思う。Windows環境だと、宛名書きソフトは定番があって、インクはバカ高いものの、ドライバーが完備されているプリンターは非常に安価だ。印刷するのにほとんど苦労がない。方やLinuxというと、宛名書きソフトがあるのかどうかも知らないのだが、プリンタードライバーの設定がこれがまた難しい。

社用では、使うソフトは限られていて、数種類の特定アプリが動きさえすればいい。私の場合だと、Access、Word、Excelが動いて、メーラーとブラウザがあって、PDFさえ動けば他に何もいらない。ブラウザはネットバンキング、e-TAXが使えなければならないが、これは大抵、IEが指定されている。Windowsのバージョンが上がってもこれらのアプリが動きさえすれば何の支障もない。蓄積したデータをLinux環境に移行するのはまず、無理だ。

Linuxは無料ソフトが多数あるが、使えない、使わないソフトがいくらあっても仕方ない。

結局、個人にしても、社用にしてもLinuxがWindowsの代替OSになる可能性は全くないと思う。
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