AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

やっとできた(2)

2005年02月05日 14時54分43秒 | Weblog
Accessの問題点として、もう少しあります。
3.最適化しなければならない。
Accessを使用していると、特にAccessにデータを登録しているわけでもないのに、Accessのファイルサイズがだんだん大きくなります。これはAccessの内部で作成されたテンポラリーファイルをAccessが自分で削除しないためです。そのため、定期的に「最適化」してやらなければなりません。PCのことがよくわからないオペレーターに「一日に一回、最適化してね。」と言ってもはじまりません。プログラム的に必ず、最適化するようにしなければなりません。Access97は手動で最適化する場合は、メニューから最適化できますが、プログラムでやろうとすると、外部からcompactしてやらなければなりません。
私は、Accessに最適化用のフラグを持ったテーブルを用意して、一日一回外部の最適化用mdbファイルを起動してクライアントプログラムそのものを最適化しています。
一応、これで間に合っているのですが、オペレーターは「何でこんなことする必要が?」と思っていることでしょう。プログラムサイズなんか気にしない人ばかりですから。残念!
4.ヒープメモリーを開放していない!?
メモリーは512MByte積んでいるのですが、「メモリーがなくなったよ!」というメッセージがよくでます。どうもAccessがコントロールに使用したヒープメモリーを開放していないではないかと思います。この辺も1997年当時で64MByte程度しか積んでいないPCで使用したらどうなっていたのだろうと思います。
「メモリーのお掃除屋さん」というソフトを常駐させて、ガーベージコレクションさせていますが、効果はありません。Accessが開放しないメモリーは外からは使用中としか見えませんから、ガーベージコレクションの対象にはなりません。結局、ログオンし直しています。
5.Accessそのものがおちる
そう頻繁でもないのですが、Accessそのものがエラーメッセージをはいて止まるのではなく落ちてしまいます。通常のプログラムエラーだとエラーメッセージがでて停止するんですが、exclametionマークがでて終了してしまうんです。これは作成したプログラムのせいでしょうか。
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