会津の農産物は安全！！

３月２４日に会津若松市議会が行った「原発事故に伴う決議」で「農産物等に対する風評被害を防止するため、出荷制限地域については、都道府県単位による一律的な指定ではなく、科学的に裏付けされた実証データに基づき、的確かつ限定的に地域を指定すること。」について、国に対応を求めましたが、国の放射線物質検査を２７日公表しました。結果は次のとおりです。

会津産の農作物のモニタリング結果が明らかになりましたのでお知らせいたします。
採取日　H23.3.24、単位：Bq/kg（ベクレル/キログラム）

【測定場所】　 　【種 類】　　　　 【ヨウ素-131　/ セシウム-134　/　セシウム-137】
会津若松市　　　イチゴ　　　　　　　　　４　　　 /　検出されず　 /　検出されず
喜多方市　　　　アスパラガス　　検出されず　/　検出されず　 /　検出されず
西会津町　　　　ホウレンソウ　　　　 ２４　　　 /　検出されず　 /　検出されず
会津坂下町　　　コマツナ　　　 　　　 ５６　　　/　検出されず　 /　検出されず
湯川村　　　　　 リーフレタス　 　　　 ３０　　　 /　検出されず　 /　検出されず
会津美里町　　 ホウレンソウ　 　　　 ６２　　　/　検出されず　 /　検出されず

飲食物の摂取制限に関する指標に基づく野菜類（根菜、芋類を除く）の摂取制限に関する指標は、ヨウ素-131：2,000Bq/kg、セシウム：500Bq/kgとされており、安心して食べられる値です。
本市産のイチゴをはじめ、会津管内における農産物からは放射性セシウムは検出されず、放射性ヨウ素についても暫定規制値を大幅に下回る結果でありました。

野菜の出荷制限および摂取制限の指示がなされておりますが、市は県内を一律に扱うのではなく、地域ごとに徹底した調査を行い、区域を特定した上で、きめ細やかな対応をするよう、国・県に対し強く申し入れを行っております。