しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

ウスモンミドリカスミカメ

2007年02月25日 | カメムシ目
ウスモンミドリカスミカメ
香南市野市町 2007年1月27日
E-300+Zuiko OM38mm Macro F 2.8

冬場に野外で観察できる昆虫類は非常に少なくなります。

しかし、このカメムシは真冬でもキク科の花が咲いていればかなりの確率で観察することができます。
体色の変異が大きく、黄緑色のものもいます。
カメムシ図鑑によれば、大量発生した場合には、栽培している菊などを加害し、生長点部が枯死するなどの被害が発生するとあります。

最近、今回使用したレンズを入手しました。
このレンズはオリンパスのフィルム一眼レフOMシリーズ用で、E-300にはアダプタを介して装着します。
このレンズでは、体長5mm程度の微小昆虫でもこのように大きく拡大できます。また、簡易なディフューザーを使用することにより内蔵フラッシュでも十分光が回ることから、コンパクトな拡大システムとなり、非常に気に入っている組み合わせです。