さっき、『狂乱家族日記』を読み終えた。なんだ、あきら氏の言うほど悪くないじゃないか。というか、こういうノリは好きだぞ。主に乱崎優歌の話だったな。次巻は誰が主役となるのだろう。一番好きなキャラの話が終わってしまって少々寂しいが、あれ以上話を引っ張るのはたしかに良くないので、まぁ、しかたない。いや、良かった。凶華のはちゃめちゃぶりも良かったし、変なヤツばかりかと思えば、優歌や銀夏が人間らしいどろどろしたドラマをやってくれるし、ごちゃごちゃ感はあれど、大いに良かったと思う。これくらい破天荒にやってくれれば、日日日もライトノベル作家としてやっていけそうだ、と思える。正直、アンダカは微妙だったからな。相変わらず、日日日はご都合主義的展開が目立つ。なかなかに強引なのだ。この頑固者めが。しかしそこが作品の破天荒ぶりで隠されていてまだ良かったよ。うん、狂乱は期待できるな。期待する。
日日日はデビュー時と実力(筆力)が変わらない。彼は最初から「できるヤツ」だった。そこらへんが新人作家らしくない。しかし強引にもっていくそのナゲヤリ根性や、微妙なネーミングセンスを直そうともしないところは、若さゆえ、とも取れる。若いんだか若くないんだかわからない。ま、そこが日日日らしいのだが。こいつはただの天才じゃないな、そう思わせる。
しかし、、、これほどの作品が佳作というのはおかしい。明らかに大賞レベルのはずだ。その謎はあとがきで明らかになった。応募当時の原稿はひどかったらしい。本人いわく「小説の形にすらなっていなかった」らしい。設定もめちゃくちゃ、文体も砕けまくり、そういうひどい原稿だったらしい。それでも佳作になったのは、やはり才能だろう。なんて生意気な天才なんだ。絶対、人生なめてる。ひねくれてる。ま、そこに好感がもてるといえば、まぁ、そうなのだが。
日日日ファンとしてニヤリとさせられたのは作中に一度だけ登場する「しかして」という語。『ちーちゃん』でほとんど連呼状態だった、あの言葉である。たしか『うそつき』では出てこなかった……と思う。『アンダカ』は……忘れた。が、なかったと思う(ファンの方、ご確認ください。オレはうろ覚えです)。
なんだか偉そうに感想を述べたのだが、それは日日日を密かにライバル視しているからである。好敵手として相応しい(逆にこっちの実力が足りないのだ!)と思う。悔しいが、日日日は天才だ。それだけは認めよう。
いや、オレはオレで自分の持ち味を出して頑張るつもりだ。さいわい、彼とはベクトルが違いすぎるほど異なっている。同じフィールドで勝負することはあるまい(つまり直接対決にはならない)。ふふふ。
余談だが、日日日の作品はたいてい後半の展開が急ぎ足でドタバタしているという印象である。しかしよく考えてみれば、オレの作品もそんな感じだ。最後のほうは早く書き終えたいという気持ちが先行してお粗末になったりする。日日日もそういう気持ちなのだろうか。
↑こんな本。おもいっきりライトノベルです。
日日日はデビュー時と実力(筆力)が変わらない。彼は最初から「できるヤツ」だった。そこらへんが新人作家らしくない。しかし強引にもっていくそのナゲヤリ根性や、微妙なネーミングセンスを直そうともしないところは、若さゆえ、とも取れる。若いんだか若くないんだかわからない。ま、そこが日日日らしいのだが。こいつはただの天才じゃないな、そう思わせる。
しかし、、、これほどの作品が佳作というのはおかしい。明らかに大賞レベルのはずだ。その謎はあとがきで明らかになった。応募当時の原稿はひどかったらしい。本人いわく「小説の形にすらなっていなかった」らしい。設定もめちゃくちゃ、文体も砕けまくり、そういうひどい原稿だったらしい。それでも佳作になったのは、やはり才能だろう。なんて生意気な天才なんだ。絶対、人生なめてる。ひねくれてる。ま、そこに好感がもてるといえば、まぁ、そうなのだが。
日日日ファンとしてニヤリとさせられたのは作中に一度だけ登場する「しかして」という語。『ちーちゃん』でほとんど連呼状態だった、あの言葉である。たしか『うそつき』では出てこなかった……と思う。『アンダカ』は……忘れた。が、なかったと思う(ファンの方、ご確認ください。オレはうろ覚えです)。
なんだか偉そうに感想を述べたのだが、それは日日日を密かにライバル視しているからである。好敵手として相応しい(逆にこっちの実力が足りないのだ!)と思う。悔しいが、日日日は天才だ。それだけは認めよう。
いや、オレはオレで自分の持ち味を出して頑張るつもりだ。さいわい、彼とはベクトルが違いすぎるほど異なっている。同じフィールドで勝負することはあるまい(つまり直接対決にはならない)。ふふふ。
余談だが、日日日の作品はたいてい後半の展開が急ぎ足でドタバタしているという印象である。しかしよく考えてみれば、オレの作品もそんな感じだ。最後のほうは早く書き終えたいという気持ちが先行してお粗末になったりする。日日日もそういう気持ちなのだろうか。
↑こんな本。おもいっきりライトノベルです。
ライトノベルとは、それほどレベルの低い業界なのだ。
それと、日日日が君の好敵手ってのは役不足だろ。
スマソ、二つ言ってしまった。
ただ、オレのライトノベルのイメージとしては、やはり「ファンタジー」とか「おかしな設定」という感じなのだ。
そういうぶっとんだ感じがアンダカではあまり見られなかったので、「日日日はライトノベル向いてないんじゃないか」と密かに思っていた。
まぁ、主観の問題ですな。
>日日日が君の好敵手ってのは役不足だろ。
・・・?
日日日が役不足なのですか?