暇人に見て欲しいBLOG

別称(蔑称)、「暇人地獄」。たぶん駄文。フリマ始めました。遊戯王投資額はフルタイム給料の4年分(苦笑)。

お知らせ

2004年12月21日 16時47分05秒 | その他
本年も残すところ、1週間強。 そしてボクは学生。 当然、「冬休み」という休暇が訪れる運命にあります。 その間、更新できないのは言うまでもありません。 明日で学校は終業し、来年1月6日の始業まで休業です。 同時に、ボクも休業ってことです。 月日が経つのはすこぶる早いですが、ボクの執筆のペースは亀よりも遅い。 第2話も、一応は書いており、既に第1話よりも長くなっているのですが、終わりが見えてこ . . . 本文を読む

小説「アルバイトがやってきた」第1話「嘘の少年」(ノーカット版後編)

2004年12月20日 18時45分34秒 | 小説系
 だが、まだ事態は結末を迎えていない。  「で、どうする? 『1人で来い』と書かれていない以上、1人で行く必要はないけど。  まぁ、1人で行くってのも、度胸試しにいいかもしれないけどな」  タイチが、今度はいたずらめいたシニカルな笑みと声音で、恐い事を言い始める。 「や、やめろよ~……」  冗談に聞こえなかったのか、将太は少し怯えて言った。 (こりゃ、いいカモだわ……)  タイチは、気弱で、ネガ . . . 本文を読む

小説「アルバイトがやってきた」第1話「嘘の少年」(ノーカット版前編)

2004年12月20日 18時44分03秒 | 小説系
「長谷川、この問題を解いてみろ」  突然、どこか怒りを含んだような声が響いてきた。  妙に声が大きく感じられるのは、当の長谷川の席が一番前だからだ。 (なんで怒ってるんだ?)  呼ばれて、その少年――長谷川タイチ――は自分の机の上を見た。 (あぁね…)瞬時に悟る。  タイチの席は一番前だというのに、肝心の教科書が出されていなかったのだ。  タイチにしてみれば、ほとんど不要な物なのに。 「――=3 . . . 本文を読む

小説「アルバイトがやってきた」第1話「嘘の少年」(その8)

2004年12月20日 18時37分49秒 | 小説系
 帰り道。太陽は沈みかけ、夕日が街を朱に染めている。少し遅めの帰路についている2人も、同じく朱に染まっている。 「今日はホントにありがとう」  いきなり礼を言う将太に、タイチは、 「礼ならさっき聞いたぞ。それよりお前、聞きたい事があるんじゃないか?」  彼の心中を察しつつも、相変わらず抑揚のない声で言う。 「う、うん……。あのさあ……。  ほんとに、《ブラッドライカー》とは、何もなかったの?」 「 . . . 本文を読む

お知らせ

2004年12月08日 15時02分23秒 | その他
ボクは本日より、定期テストのため、しばらくお休みします。 でもまぁ、今年中には、第1話「嘘の少年」を完結させ、 1つの投稿にまとめて掲載したいと思っています。 同じく学生でテスト勉強に追われている皆様、 お互い、がんばりましょう! ではでは。 . . . 本文を読む

小説「アルバイトがやってきた」第1話「嘘の少年」(その7)

2004年12月02日 17時18分33秒 | 小説系
キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン♪ 6時間目終了、つまりは終業のチャイムが鳴り響いた。 生徒達は皆一様に歓喜の声をあげながら、一目散に教室から流れていく。  そんな中、いつもの無表情――やはり少し怒っているように見えるが――で帰り支度をしているのはタイチだけ……  いや、今回は将太もまだ残っている。タイチのような無表情ではないが、笑顔でもない。  そこに――、 「小林と長谷川は職員室に来るよう . . . 本文を読む