トルコにいた外国人に、コテコテの日本語英語で話しかけて、自分よりも滑らかな日本語で応対された松原真琴。
いい……!!
日本人なのに日本語がたどたどしい女性。
好きです。
なんかつまってしまう気持ち、わかります!
どもっちゃいます。
常にテンパってます。
うまく発音できません!
はきはきとしゃべれません!
あぁ……
いぃ……
すごくいぃ……
マツバラさん、カワユス!!
小 . . . 本文を読む
マツバラさんこと松原真琴先生は、下記のものによく似ていると友人に言われるそうである。
あかなめ
座敷童子
コロボックル(コロポックル)
呪われた日本人形
土産物屋の片隅で埃をかぶっているこけし
……ほとんどが妖怪。
でも、いいですよね。
僕、すごく会いたいです、マツバラさんに。
背が148センチとかめちゃかわいいじゃないですか。
すごくなでなでしたいじゃないですか。
年 . . . 本文を読む
金曜日の夜、新入社員歓迎会で飲んでいた。
数年上の若い先輩がたが開いてくれる、毎年恒例の飲み会らしい。
会費はすべて先輩がたのおごりなので、僕ら新入社員はタダだった。
タダという言葉に弱い、きり丸のような僕は、喜んで参加することにしたのだ。
にぎやかな場所が嫌いなヒキコモリの僕だが、飲み会で僕に話しかけてくる人間などそうはいないので、よしとする。
僕はビールというやつが嫌いである。
. . . 本文を読む
昨日、袋とじの「毒殺天使」を読むために『とるこ日記』を手に取った。
そろそろ新しい乙一作品を脳内に注入しなければ危ない、といった状態だった。禁断症状である。
手元にある未読の乙一作品というと、もう「毒殺天使」以外になかったので、ボクはついにとうとう袋とじを開けてしまったわけである。
これで読んでいない乙一作品はほぼ壊滅したといってよい。
ボクは明日から何を糧(かて)にして生きていけばよい . . . 本文を読む
昨夜はずっと報告書作成にとりかかっていた。
会社から帰るなり部屋にとじこもり、まずは夕食の用意だろうと思い、米を炊こうとしたらケータイが鳴った。
知らない番号だったが、とりあえず通話ボタンを押す。
「もしもし?」
若い女性の声だった。
驚いた。
相手は自分の名前を名乗った。
同期のきれいな中国の人だった。
「寮の前で待ってるから」
美しい彼女がそんなことを言うのである。
私は夢か . . . 本文を読む
霊能者との対峙が終わった。
私の前に座した霊能者は、かなり長い時間、「うー…んー…」とうなったあと、つまらぬ世迷言を言い、去っていった。
霊能者の言ったことを私なりに要約すればこうである。
「あなたの明日は輝いている、だから信じて進みなさい。さすれば、霊界の○○様が救ってくださいますよ」
もっと一般的に訳すなら、
「信じれば救われる」
である。
まさにシューキョー。
最近、こればっか . . . 本文を読む
宗教の会に誘われて大阪に来ている。
もうすぐ目的の駅に到着する。
聞くところによると、会場はいまもっとも新しい注目の的になっている建物であるらしい。
駅についたので電車を降りる。
. . . 本文を読む
今日は書類を書いていた。
すると、前にいた同い年の同僚女子が、
「**くん(=筆者)も字、うまいよね。○○さん(達筆な人)と二大勢力やね」
と言った。
入社3ヵ月目にして、ようやく気づいてもらえたらしい。
別に、字のうまさに自信があるわけではないが、もっと早く褒めてくれればよかったのにと思うわけである。
私の字はそんなに存在感が薄いのか?
いや、たぶんお世辞なのだろうけれども。
と . . . 本文を読む
同寮が今朝、研修中に癲癇を起こして倒れた。
私の目の前で。
白目を剥き大きく何度も痙攣し、イスごと床に倒れた。 倒れたあとも泡を吐きながらびくりっびくりっと痙攣しつづけ、やがて救急車が呼ばれ、かけつけた。
同寮は私の隣りに座っていた。
座る位置が反対であれば、私は彼を受け止めることになっていただろう。
そう考えるとショックで私も倒れそうである。
そんなことがあったので、昼飯は美味くな . . . 本文を読む
今日はある人の誕生日です。
なのにボクは、なんでどうしてこんなにも自己嫌悪に陥っているのでしょうか。
本来なら泣いて喜ぶべき聖誕の日なのに。
今日一日はなにがなんでもハッピィ~♪ な、日なのに。
なんかいろいろ壊れてます。
本当の本当に、頭のネジをちぎったパンのごとくぽとぽと落としているような気がします。
ネジがゆるみまくっていたんですね。
明日からまた本社で研修です。
気を引き . . . 本文を読む
運転したことのある道に来た。
京都の三大通りのひとつである。
おひさしぶりです。
ほんのちょっぴり、故郷に帰ってきたような気分。
まぁ、長崎よりは遥かに長く住んでますからね。
休日も外に出ないひきこもりですが。
さて、おみやげはこれだけでよいのだろうか……と足もとを見る。
あー南大門だー。ばり京都ですねー(「ばり」は博多弁らしい)。
そういえば、家族に土産を買っていない。まぁ、い . . . 本文を読む
私が思った長崎の特徴を述べてみようと思う。
いち、空港が小さくてわかりやすい。
もちろん地元の空港のほうが小さいのだが、実は去年、プライベートで羽田空港の巨大さを目の当たりにしていたため、空港というのは滑走路だけでなく建物内も恐ろしく広いのだという勝手な思い込みが形成されていたのである。
よく考えてみれば大阪の空港も羽田に比べれば小さい。
羽田はあまりの迷宮的な広さに圧倒されて迷子にな . . . 本文を読む
長崎のバス車内はケータイの利用が禁止されていたが、大阪のバスでは「他のお客様のご迷惑にならないようご配慮下さい」だった。
ふむ。長崎より大阪のほうがケータイ世代に優しいという意味で良心的である。
さらに言えば、「根暗で読書くらいしか時間を潰す方法を知らないのに本を忘れてしまった族」に対しても、ケータイが使えるというのは有り難い話だ。
しかし、長崎を出発するとき、到着地の天気は曇りだと聞いて . . . 本文を読む
いつの間にか京都……ではなく大阪に着いていた。
というか私はまた間違えてしまった。
行きもそうだったのだが、なぜだか私は座席を一列間違えて座ってしまうのだった。
どうもクセらしい。
曲がったことだいすきな私の体質がどうも自然に(無意識に)そうさせるらしかった。
曲がったことだいすきの典型的な症例は、学生時代、意識してまっすぐ机に座りノートもまっすぐにして板書していたのにいつの間にか机も . . . 本文を読む