ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

仏検2次 撃沈

2012年07月15日 | フランス語
仏検2次試験、行ってまいりました。
わずか5分の試験のために、福岡まで「ビックリつばめ」で往復。

試験控室にいらした方が結構気さくで、いろいろお話をしてくださったので、
随分気がまぎれました。

控室で30分ほど待ったところで、名前を呼ばれました。
「こちらへどうぞ」と示された方に、机といすが並んだお部屋があったので、
そこでしばらく待ってみましたが、試験が始まりません。
それ以前に、その部屋には、誰もいません。
はた!と気付いて、あわてて隣の部屋をノックしました。

一応、試験前に、自己紹介のような文例を考えていたんだけど、
全く役に立ちませんでした。

だって。

名前を言ったら、最初の質問が、
「あなたは料理をしますか?」ですよ?
…。実家に戻って以来、私は全く料理をしていません。
正直に
「料理は母がします」
「母は料理が上手です」
「野菜を使った日本料理です」
等といったことを、カタコトで話しましたよ」

「あなたは料理をしないんですか?」
「はい。しません」

試験管の、生温かい笑顔が痛い…

続いての質問。
「休みの日、あなたは一人で過ごしますか?友達と過ごしますか?」

「両方あります」
「一人で映画を見ることもあります」
「友達と一緒に食事をすることもあります」
と答える言葉はやっぱりカタコト。
『食事』といった瞬間、しまった!と思ったんだよね。

「どんな料理を食べますか」
ときたもんだ。
どんな料理って…。
「イタリアン?
…パスタ?」
もう、しどろもどろ。

撃沈です。

帰りの地下鉄の中で、
「私は仕事が忙しいので、母は私を助けてくれているのです」
くらいは言えたのではないかと臍をかむ。

せめて、友達の話はせずに、読書ぐらいで止めておけばよかった。
どんな作者が好きか、どんなジャンルが好きか、なんて聞かれたら、
すぐに答えられるように、作者や作品のリストは作っていましたが、
全く出番はありませんでした。アシモフさん、残念。
料理の話だけでしたよ…。
料理の語彙が全くないのを暴露しちまいました。

あああ、姉の「これで1次試験は免除ね」(次回に挑戦)
発言が、脳裏をぐるぐるした1日でした、とさ。
コメント (2)
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