ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

父の日

2009年06月21日 | Weblog
終わった~!!!
ずっと溜めにためていた仕事の一つが目処つきました。
いやもちろん、終わったそばから次のが来るのは分かってるんですけどね。
でもいいの。一つ終わったのはめでたい。

ところで今日は父の日ですね。
例年靴だのシャツだのを送ることが多いんですが、
今年はそれにプラスして、
父の体を考えてのプレゼントをすることに(姉と妹が相談して)なりました。

以前の記事にちょびっとだけ、父の体の不調を書いたことがあるんですけど、
実はうちの父、ちょっとばかり長期の入院をしてまして、
今月の頭、退院いたしました。
手術や投薬をして、退院に至ったものの、
体に不自由な部分は残り、経過を見ながら通院もしなければなりません。
病気との折り合いをつけながら生活をする事を余儀なくされた父の姿は、
見ていて辛くなる時があります。
もちろん一番辛いのは父自身であり。
次に辛いのは、その世話をする母であることは分かっていますので、
私にできることは、できるだけ一緒に夕食がとれるように、
早めに家に帰るよう仕事の算段をすることぐらいだったりします。

手術を含めた治療の方針を主治医の先生と相談していたときに、
どんな治療も、命を縮めることに変わりは無いと言われました。
効果の強い治療であればあるほど、体に与えるダメージは大きい。
そんな年に、父もなってしまったんだなあと思ったり。

どういう副作用があるか、などなど、きちんと説明してもらっていましたが、
聞くだけと実際に見るのとでは大違い。
ましてやその副作用がその身に及ぶ父自身は、本当に辛かったと思います。
いやあ、ホントに現代医学ってすごい。
ちょっと聞いただけでもとんでもない手術をやってのけてしまうんだもんなあ。
途中、全部順調というわけにも行かなくて、
予想以上に長引いてしまった入院ですが、
病院の方には本当に良くしていただきました。
普段からぶっきらぼうな父ですが、
根気良く気さくに話しかけて細やかに配慮してくださった看護士さんには、
本当に感謝、感謝です。
反面、仕事は細やかでも言葉かけもなく淡々と仕事をされる看護士さんには、
ちょっと距離を感じて心苦しかったこともありました。
患者とその家族の願いとしては、
ほんのちょっとした言葉かけで、心がほっとできる事って多いので、
大変だとは思うけど、一言あると嬉しいなあと思うこともありました。
また、お世話になる身としては、
できるだけ「ありがとうございます」を伝えるように心がけてはいましたが、
十分だったかなあ…。

今年の父の日、自宅で迎えられたことに感謝します。
父は、病気とはこれからもずっと折り合いをつけながら付き合い続けることになると思います。
私は何にもできないけど、とりあえず家にいて話をすることで、
許してもらってもいいかなあ。お父さん。
まあ、いい年をして嫁にも行かず、家にいてよかったかもよ?お父さん。
あ、駄目?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする