音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

子育てサロン

2011-09-14 21:21:17 | 子ども

大輪の芙蓉の花。息子の高校の近くに咲いていました。10日11日は文化祭。
行くと、お昼時。友達4人と、食堂でランチ中。デザートのアイスをおごったら、しばらく案内してくれました。

「茶道部でお茶しよう」というので一緒に行ったら、神妙な顔でお茶を飲んだ後、友達の一人が、「ツーショットで写真撮らして。」と、浴衣のお手前さんにおねだり…。息子は、撮らなかったけど17歳の男の子たちはおもしろい!
後で、息子に「親に遠慮してとらなかったの?」って聞いたら「別に、撮る気分じゃなかったから。」って・・・ふ~~ん。

火曜日、昨日は子育てサロン。
いつもは、コミュニティの会館でしているのですが、公立幼稚園が地域連携の一環として、幼稚園の一室と、園庭を貸してくれています。

幼稚園のおもちゃや、外遊びを楽しんでもらうため、幼稚園でするときには、あまり
何も用意しません。

今回は、お母さん同士が仲良くなるための、自己紹介ゲーム。
シャボン玉液を2リットル、プラのうちわの骨4本だけ。
大きなたらいを3個、園で借りて、二つに水。一つにシャボン液。
シャボン液は、アクアフレッシュコンパクト:洗濯のり:水=1:8:10 で作ったものです。
この配合はシャボン玉おじさんに伝授されたもので、簡単に玉ができ、長持ちします。

しかし、この日は暑かった。
昨年9月にしたときは、クーラー無しで過ごしましたが、今回、33度、運動場の照り返しも強く。クーラーを入れたら、しばらく誰も出てきません。

パラソルを借りて、影を作り、うちわで玉を、一杯作ったら、続々出てきました。
2.3才の子どもは、シャボン液を吹くのは難しく、小さなわっかでもなかなか玉を作るのはむずかしいです。
しかしうちわなら、大丈夫。2歳なら手を持って、何度か一緒に振って見せてあげると、自分でつくるようになります。

何人かで作っていると、園のおにいちゃん、おねえちゃんたちが、竹馬の練習に出てきました。
練習の途中で、竹馬を降りて、シャボン玉をのぞきこんで、やりたそう。
「シャボン玉は、幼稚園の先生としてね。竹馬、がんばってるね。」というと、竹馬を乗ってみせてくれました。

こういうことも、幼稚園ですることの良さ。今は、兄弟以外の異年齢の子どもと会う機会は昔と違って格段に少ないです。
幼い子どもたちは、年長のこどもたちが、することを見て、あこがれています。今はやろうとしない、できないこともちゃんと覚えていて、チャレンジするようになります。

幼稚園の先生たちが、忙しい中、園を開放してくださるのは、本当に意義があることだと思います。

その日はうれしい出会いもありました。園庭にいると、こちらをじっと見つめる先生が一人。
目礼すると、まだじっとみて「おばちゃん。わたし。覚えてない?」
「えっ?Aちゃん。どうしたの?」
「実習に来てるの。」
長男の幼稚園友達。小学校からは他校区、会ってなかったので、わたしの記憶の彼女は6歳。びっくりの再会でした。
幼稚園の先生になるかどうか迷っているようでしたが、子どもたちを元気に保育する彼女を見て、うれしい気持ちになりました。

サロンをするとなんでこんなに幸せな気分になるんだろう?
スタッフになって、地域の友達ができて、お母さんや、子どもたちと会えて、時々は、子どもたちの成長した姿が見れる。これほど、幸せなことはない。


大阪クラシック最終日

2011-09-12 22:25:33 | コンサート

厳しい夏の間、慰めてくれたタチアオイ。まだまだ、元気です。

10日(土)大阪クラッシク最後の演目は、大阪フィルハーモニーによる、リストの「レ・プレリュード」、レスピーギの「ローマの松」、大栗裕の「大阪俗謡による幻想曲」、東京三菱UFJ銀行の大阪東銀ビルの中で19時半からされます。
無料・・・が、朝8時半から整理券を配り、先着800名。
午前中は、次男の高校の文化祭に行かなくちゃならないので、とても無理。

で、一つ前の公演。
大阪市役所 正面玄関ホールでの、野津臣貴博さんの、無伴奏フルートのコンサートに、Kさん夫妻と行きました。


20分前に着きましたが、着いたら、もう満席。立ち見も3重になっていました。後ろから覗き込んでいましたが、はじまる頃には、私たちの後ろにもびっしり。

「今まで、ゲネで、今日はこの後の本番に遅れるわけにはいかないので、6時半にきっちり演奏が始められるようにしますね。」と、来るなり客席の前で楽器をセットされた野津さんは、ウォーミングアップも無しに、曲目解説も楽しく演奏されました。

曲は、C.P.E.バッハの「無伴奏ソナタ Amoll」と、J.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲 第一番 Gdur BWV.1007フルート版」。

C.P.Eバッハは、エマニュエルと呼ばれ、有名なヨハン 大バッハの息子です。
スタイルは似ていますが、やはり時代が変わってきているので違う感じがします。
この、素敵な場所は、本当に音響が良く。人が大勢いるにも関わらず、残
響が長い。そのことを計算されているのか、ゆっくりの一楽章などは、たっぷりと通奏低音をとり、ゆったりと長い残響を楽しむことができ、早いパッセージはタンギングを、短めにきりあげることで、音一つ一つが明確に聞こえてきました。

無伴奏チェロは、有名な曲で、誰もが一度は耳にしたことがある曲ですが、フルート版は、フルートようなので始めの楽章は音程が高く、少し違和感がありますが、それを忘れさせるような、素晴らしい演奏で、後の楽章になるほど、楽しくなってきました。

今回は、ルイ・ロット。モイーズやゴーベールが吹いていたと言うあのメーカー。
「しょっちゅう、メンテナンスに出さないといけませんが、これが、やはりいいんです。」といとおしそうに言われてましたが、7日に同じ奏者で聴いた音とぜんぜん違います。私はこちらの方が好きですが、さあ、みなさんはどうでしょうか?

2曲演奏が終わると、アンコール。有名な「アルルの女」間奏曲。
演奏しながら、座席の間を歩き回り、後部立見席まで、終わったかな?と思ったら、また復活。そのままエントランスを出て、御堂筋へ。お客さんたちもにこやかに、後を着いて歩き出します。

淀屋橋を渡り、信号を待つ間も、ずっと音楽を聞きながら、対岸へ、そして最後の会場、東京三菱UFJ銀行へ。ほとんどの人が移動するみたいですが、整理券がなくて入れないとわかっていても、私みたいに、ついつい子どものようにわくわくして後ろをついていった人も多いみたい。
「レミング?いやいや、ハメルンの笛吹きみたいですね。」と、見知らぬ隣を歩く人と思わず顔を見合わせて、笑い合ってしまいました。

楽しかった。来年もぜひ来たい。


スーザン・ホップナー マスタークラス

2011-09-09 21:07:46 | レクチャー、マスタークラス

京津線は、もう今では珍しくなってしまった市電部分があります。
左はその頃からあまり変わっていない懐かしい旧型車両。右は新型車両。変えなくてもいいような気がします。



コンヴェンション2日目 スーザン・ホップナーさんのマスタークラス。
カナダ生まれ、ジュリアス・ベーカーさんの弟子。

一曲目は、デュティーユの「ソナチネ」
これはフランスの曲。柔らかくいろいろな方向に水のようにキャラクターを変えて楽しんで。
ヴィヴラートは、いろいろなヴァリエーションで。はじめはハウリングのようなヴィヴラートで口の中を広げて。
最高音の手前でブレスしておく、フレーズとフレーズの間は、ひかず前へ前へと進みましょう。
テーマの1回目はシンプルに、2回目は大げさに。

6からは段階をつけていく、初めとは違うカラーをつけて、今度はオープン、開放的な感じで。クレッシェンドは花が開くときのようにゆっくりと時間をとって。
そして、ダンスのように、テンポを変えて、それぞれ、特別で、より楽しくしdolceに繋げる。animeはaccelではない。全てのコードの音が聞こえる様に。

2曲目はバッハの無伴奏「パルティータ」Amoll BWV1013
この曲は100人吹けば、100人に違う意見があります。私も初めて出会って以来、研究し続けていますが、まだ変わり続けています。

テレマンやバッハのいろいろな作品を聞き、違う楽器の作品を聴いてみる。
特に弦楽器。ボーイングから、アーティキュレーションが学べます。
ヴィヴラートも、あり、なし、真ん中。いろいろな意見があります。スーザンは真ん中ですが、共通していえることはヴィヴラートはつけすぎない。

落ちていく音は、同じようには演奏しない。全ての音が次の音に傾いていくように。
和音が変わる時、音楽に呼吸させるようにブレスを取ります。
通奏低音は、オルガンのペダルトーンのように。

最後の音は細かいヴィヴラートで。

「自信を持って、力強い。それがパルティータ!!」

ホップナーさんの音は、本当に色彩豊かです。
そして、楽しく明るく、柔らかい。
それはやはり、普段から色合いに敏感で、常に楽しみながら研究しているからなのだと思いました。


古本屋めぐり

2011-09-08 21:23:11 | Weblog

お隣さんのベランダ。すだれを垂らした中に、ゴーヤが育っています。
あふれ出たゴーヤが我が家の窓から見えて、涼しげな借景になっています。

今日は3ヶ月ぶりの古本やめぐり。
お久しぶりのGさん、Mさん。


Gさんは地域でいろいろ役割を引き受けてくれていますが、身体の調子が良くなく心配していましたが、以前より調子がよくなっているということで、少し、安心しました。
Mさんは、なんと!夕食を減らすダイエットで成功。3ヶ月で4キロも痩せて、顔色も良く、元気。私もしてみようかな。

回りながら、いろんな話をします。子どもの話、健康の話、家族の話。単なる情報交換から、気持ちの話。
話していると、今日も癒されました。

今日は東大阪方面から。朝9時に出かけて、2時半まで、その間にランチもしますが、ランチは30分。回転寿司。

ブックオフ3軒、古本市場1軒を回ることができました。

古本はおなじですが、地域によって並んでいる本、分け方がぜんぜん違います。
六法全書や、漢和辞典がドーンと正面に並んでいる店。
コミックが大量においてある店。
芸術棚が充実しているところ。後、音楽の棚は必ず見ます。クラッシックの棚こそ、店によって天と地ほど違います。
全く無い店もあり、希少本が山ほどおいてある店もあります。だから、やっぱりあちこちみるとお宝も手に入れることができて、意義があります。

幼児教育音楽専門雑誌の希少本も安く見つけました。
流行の「もしドラ」も半額で手に入れました。
コミックも少し。

Gさんは、店ごとに、ショッピングかご一杯買い。
子ども3人分もたのまれているらしい。ファンタジー小説も続きで買い込み。それからやっぱり多いのはコミック。
「ストレス発散したー!これで何日かもつわ。」

Mさんは、分厚いインデックスブックを手に、静かに必要なコミックだけをピンポイントで狙います。普段から何回も一人で自転車できているらしいので、そう大量に一度には買いませんが、あわせると信じられないくらいたくさん買っています。
言っておくと、私の探している本も「あったから、買っとくよ!」と時々店から電話してくれます。

私は、単行本の棚は全部見て、衝動買いします。コミックは集めているもの抜けている巻を3種類ほど見ます。音楽の棚は、普段買えないような高い本とか、楽譜は文句なく買います。

今日もそれぞれに満足して、楽しい一日でした。


音楽三昧

2011-09-07 21:03:00 | 音楽


今日は梅田でレッスン。行く途中で見つけた↑これなんでしょう?
地下鉄淀屋橋駅の壁面改装工事で、内壁が剥き出しに。
赤丸の前にならぶんですよ。ちょっとモンドリアンみたい。良い味出してます。

お久しぶりに、テレマン無伴奏ソナタ6番と、エラートの21番。
やっぱりタンギングと、姿勢が課題です。
同音でタンギングして自分の音をよく聴くこと、あらゆることを試すこと。
お腹を使って犬のするような呼吸を3分から5分は毎日練習すること。

午後から、フルートのKさんに誘われて、大阪クラッシックを聴く予定。
早めに待ち合わせて、ランチを食べて、部屋を借りて1時間半練習して出かけます。

楽器屋さんで楽譜を買って、大初見大会。チャイコフスキーの「白鳥の湖」の編曲ものから、モーツアルトのなんだっけ?名前は忘れたけれど、蝶々の主題によるバリエーションだった。バッハのフルート2本と通奏低音、ピアノのソナタ。
それから、デュオの小曲集を、片っ端から、最後はチャップリン映画曲メドレーでした。時間が来て、ドアーを叩かれるまで、エンドレスで・・・、とってもおもしろかった!


今日最後の予定は、大阪クラシック!!
大フィル主催、助成金を受けて、大阪市内のあちこちで、いろいろな建物を借りてコンサートをされます。無料か、500円(シンフォニーホールでの2回のオケ演奏は1500円!)毎日10~12回公演。一回30分~一時間。

今回は、三井住友銀行 大阪支店のエントランスで、フルート野津臣貴博さんとハープ今尾淑代さんの演奏を聴きました。

アンドリーセンの「間奏曲」、ドップラーの「カルシダ幻想曲」
石造りの大正の洋建築のエントランスは、100人以上の人が入っても、天井が高く残響が長く、すばらしい演奏を引き立てました。

ハープとのほとんど聴く機会のないプログラムですが、本当に美しく、小さな子どもも静かに聴いていました。

10日までいろんなところで、いろんな編成でやっています。当日参加OKの企画です。皆さんも、これから、予定してみてはいかがでしょう?

大フィル
http;//osakaphil1947.blog66.fc2.com





ビール de 電車

2011-09-06 21:21:49 | Weblog

今日は、ちょっと、休憩。
コンヴェンションの帰り浜大津の駅で、乗り換えを待つ間にやってきた電車。

昭和レトロ、「ビールde 電車」


全2両


ドアーが開いて、暖簾をくぐると・・・。


お弁当とビール。赤電話や、昭和映画のポスターも飾ってあります。


貸切、団体のお客さんは、乗るなり「乾杯!」京津線のご機嫌な電車でした。


マクサンス・ラリュー マスターコース2

2011-09-05 22:47:19 | レクチャー、マスタークラス

日曜日、大学の先輩たちの、コンサートで、マンドリンソロで、モーツアルトのDdurをするということだったので、楽しみにしていたら、父がドレーンをふさいでいたガーゼと医療用テープをはがしたと、母から電話。

縫合した跡がふさがるまで、はずしてはいけない。と散々言われていたのに、「かゆかったから。」お風呂上りにはがしたそうです。先生から「お風呂に入っても大丈夫はテープだけれど、破損したり、汚れたらいつでもいいのですぐ来るように。」と言われていました。電車バスを乗り継ぐのは大変。車で来て。ということで、コンサートは断念。とても残念でした。父は「なんでいかなあかんのかなぁ。」なんだか、二重にがっくり来た私でした。

ラリューさんのマスタークラス二人目の受講者は、モーツアルトのGdurのコンチェルト。

Ddurのヴァイオリンコンチェルトを参考にテンポを決める。
1楽章、アーティキュレーションははっきりと、シングルタンギングで行います。オーケストラの譜面を勉強すること。
指使いは、ここでは、書きませんが、替え指などを、音程や、響きを重視して 
積極的に使用されていました。決して、運指のためだけには、使われていないということを強調しておきます。

2楽章adagioは、一番早い音形をどう吹くか?といことを考えて、テンポを決めるといいそうです。

3楽章Menuettoは、フランスの宮廷舞踊のことで、これより早いとワルツだそうです。
実際の演奏で、教えられることが多かったので、文章で現すのは難しいですが、上唇を緩めたり、休符でブレスをとると、音の出が遅れるので休符の前、つまり休む前にとる。ということを言われていました。

ラリューさんのテンポは、共演者と合わないことが多いように思え、大概は早いように思えます。ですが、決して妥協しないその態度、アンサンブルは合わなくても、ラリューさんの演奏だけを聴くとその音楽的な試みは常に成功しているように思えるので、伝統的、経験に根ざした音楽的なテンポがあるのではないか?と常々思っていましたが、そのことを裏付けるマスタークラスでした。

今年77歳、未だ、余人の追随を赦さないその音色、音楽性の秘密を、垣間見ることができて、本当に幸せでした。


マクサンス・ラリュー マスタークラス

2011-09-02 21:18:53 | レクチャー、マスタークラス

二日目、二時間目はマクサンス・ラリュー マスタークラス。

一曲目はイベールのコンチェルト。
ラリューさんは、この曲をイベール自身の指揮の演奏を聴いたそうです。
また、この曲をプーランクと4回演奏したそうです。
1楽章のテンポは、ピアノとの演奏では必ず早いそうです。オーケストラでは無理。本当のテンポは今演奏されているほとんどの演奏よりもっと遅く。
そして、2楽章は指定のテンポでは遅すぎるそうです。

1楽章のタンギングは軽くなりすぎないスタッカートで、タンギングの質は、曲によってみんな違います。スタッカートは音の表情がなくなりやすい。どんなときも響きを大切に。ここでは鐘を叩くように響きのある音で。

訓練としては、同音で、長いアタックから、シングル、ダブル、トリプルまでだんだん早くしていく方法があります。

2楽章は、トーンホールの上に息を入れる。下に入れようとすると、音が出てくるまでに時間がかかるそうです。
ヴィヴラート音の表情は混ぜない。表情は自然につき、ヴィヴラートは規則的に大きくしない。音の支えは計画的に自分で考えながらする。

ランパルは「今の演奏は、攻撃的になってしまった。必要以上に押したり大きな音で演奏している。」と言っていたそうです。

中から自然に出てくる情感を大切に、それは音を押したり、ヴィヴラートでは無い。
音と音をうずめるためポルタメントを使うように。

この曲を作曲しているときにイベールは父を亡くしました。遠い記憶を思い出すように。

3楽章は、3連符は、頭の音は引き伸ばして、2番目の音に飛び込まない。
これは、アラベスク。文様のように、静かで落ち着いて演奏するように。

2曲目はモーツアルトのGdurのコンチェルト。次週に続きます。


ワルター・アウアーマスタークラス

2011-09-01 22:51:24 | レクチャー、マスタークラス

コンヴェンション2日目の一時間目は、ワルター・アウアーさんのマスタークラス。
マスタークラスと言えば、一般的には超絶技巧の曲を見てもらうものと言う感じですが、このクラスは、シューベルトの歌曲を、取り上げて、じっくりと歌いました。

「しぼめる花」「のばら」
歌詞の意味を考える。悲しいのか?うれしいのか?
テクニックはいろんなことを試してみること。
タンギングなら、舌を出してしていればそうでないこと、歯のうらにつけ下ろすとか。
3オクターブ目で吹いてみる。これは、低音より自由に自然に歌うことができるそうです。
メロディーやハーモニーを感じて、大げさに吹いてみる。それから、自然に吹いてみる。
よく吹けた時の様子を覚えておいて、次の曲にも同じようなところがないか探してみる。たとえば、プロコフィエフ風にとか、チャイコフスキー風にとか。

他に、ヴィヴラートは音程を変えないで、息の圧力を変えて作る。
ゆっくりの波、細かい波。ゆっくりで始め、だんだん早くする。牧神、ブラームス、エネスコみんな違う。いろいろなことをとにかく試してみること。