音楽の喜び フルートとともに

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梅田でレッスン

2011-09-21 23:07:54 | レクチャー、マスタークラス

台風15号のせいで、暴風警報。息子の高校は休校に。例に漏れず、うれしそう。私は雨の中、出かけて梅田でレッスン。道路も、電車もさすがにすいていました。豪雨はありましたが、短く、自身はたいした雨風にもあわず、台風は関東へ。夫は今回も台風とともに出張しています。雨男・・・いや、台風男。本人は静かな男ですが、台風と出張がよく重なります。今回は車なのでちょっと心配。

レッスンはエラートの22番、23番。
先生が「Aの音を鳴らして」といわれるので、鳴らすと、ピアノで、A、C G F#といつもとは違う音を鳴らされます。
「どんな音からも自信をもってAを鳴らせるようにならないといけないよ。」
音の方向性を、どんなときにも意識して演奏すること。

7連符は3.4に分けるなどブロックで分けて、リズムがはっきりと出るように。
スラーでくくってあっても、曲の感じを表現するためには、タンギングしてもいい。ただし、作者が求めているのはレガートなニュアンスと、フレーズを示すスラーであることを忘れないで、きつすぎるタンギングや切れ目ができるのはおかしい。

エラートの時代はトリルは特に書いていない限り、表記の音から始めよう。

テレマンの無伴奏ファンタジー6番。
通奏低音の音がずっと鳴っていることを意識して、その上にいろいろな動きがあるということを忘れないように。
下る時に、ブレーキをかけないように、自然の動きを思い出して、モイーズ先生は「いつも自然を観るよう」と言われていたそうです。
風が吹いたり、物が落ちたりする様子を良く観て、その動きと音の下降する動きは同じだよ。なめらかにだんだん加速していくでしょ。

宮廷や、その時代のイメージを膨らませて演奏するんだよ。
誰も見たことはないけれど、そのためにいろんな本を読んだりして、研究するんだよ。