
はてなブログでも公開しています。全面引越しはまだ😉💦
→音楽の喜び フルートとともに
洗濯しないと着ていく服が無い。
日本フルート協会 1966年に設立されたプロ、アマチュア問わず入れる交流団体です。
各地でフルートフェスティバルなどを後援、主催していますが、2年に一度、コンベンションを開催されています。
実はこの中のコンクールは水曜日から始まっています。
今年は、コンサートフルートの他、ピッコロ、アルトフルートのコンクールもあり、アマチュア部門、音大卒部門それぞれ受賞者が選考されます。
他にも神戸国際会議場と神戸文化ホールでコンサート、マスタークラス、レクチャー、ワークショップ、それからフルートのメーカーから楽器の展示、デモコンサートも。
今夏はマリーナ・ピッチーニさんと、カール・ハインツ・シュッツさん、サラ・ジャクソンさんも来られます。
古楽器の演奏もあります。
詳しくは下記ホームページから

昨日ご紹介した奥野由紀子さんは前回コンベンションコンクール アルトフルート部門の優勝者でした。
明日から3日間の開催。少し遠いけれど牧野から通います。
とっても楽しみ!
洗濯していると、8月29日の聴き合い会でチェロの方から「アルペジォーネソナタ」を演奏したいとメッセージが来ました。
ピアノのSさんに繋げました。
こちらも楽しみです。
フランツ・ペーター・シューベルト( Franz Peter Schubert、1797– 1828年)
神聖ローマ帝国オーストリア大公国リヒテンシュタイン生まれ、オーストリア帝国ウィーン没
神聖ローマ帝国オーストリア大公国リヒテンシュタイン生まれ、オーストリア帝国ウィーン没

「アルペジョーネとピアノのためのソナタ イ短調 D821」
は、フランツ・シューベルトが1824年11月にウィーンで作曲した室内楽曲です。
このソナタは、アルペジョーネarpeggione

アルペジョーネ、Henning Aschauer が1968年に製作、Alfred Lessing の仕様に基づきます。
のための作品の中では唯一広く知られている作品です。
のための作品の中では唯一広く知られている作品です。
弦楽四重奏曲「死と乙女」と同時期の作品で、当時シューベルトは梅毒が進行し、度々の抑鬱症の発作に見舞われてもいました。
本作はアルペジョーネが発明された翌年に作曲されました。
おそらくは、アルペジョーネの演奏に通じていた知人ヴィンツェンツ・シュースターから、委嘱を受けてのことと考えられています。
作品がシューベルトの死後1871年に出版されるまでに、アルペジョーネ自体が愛好されなくなり姿を消していました。
そのためこの作品はもっぱらチェロ・ソナタないしはヴィオラ・ソナタに編曲して演奏されています。
また時折コントラバスやギターがアルペジョーネの代役を果たすこともあります。
「アルペジォーネソナタ」
第1楽章:Allegro moderato
第2楽章:Adagio
第3楽章:Allegretto
現代では
アルペジョーネは復元されていますが、奏者が乏しくほとんど実演は行われていません。
そのため、チェロやヴィオラなどを始めとして他の楽器への編曲が多く行われています。
編曲に際し苦慮される点は、チェロやヴィオラがアルペジョーネに比べて音域が狭いことです。
6弦のアルペジョーネに対して上記の楽器のほとんどは4弦で、そのためアーティキュレーションを手直ししなければなりません。
提示部末尾には6弦全部をピッチカートする指示があり、4弦しかないチェロやヴィオラではこの部分の忠実な再現はできません。
また、アルペジョーネはフレットがつけられているため、高音域の演奏が容易であり、これも現代の奏者を悩ませています。
5弦のピッコロチェロ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ「肩のチェロ」)

ならば音域は同一になりますが、フレットはありません。
ヴィオラを5弦にし、その5弦目をEに調弦することで、原作に近づける試みもあるそうです。
フルートにも編曲されていて、私も何度か吹いたこともあります。
フルートに比べてアルペジォーネは音域が広いので、どうしても何箇所か上行形の音符を途中で折返してオクターブを下げなくてはなりませんでした。
アルペジォーネを復刻し、シューベルトの時代のピアノフォルテで演奏している動画を見つけました。
アルペジォーネは2001年にブリュッセル復刻されたもの、ピアノフォルテは1827年コンラッド グラーフ ウィーンで製作されたものだそうです。
演奏場所はコロイ ル シヤトー

プラバント公国1220-1230年に建てられました。現ベルギー ブリュッセル)
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