音楽の喜び フルートとともに

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聴き比べ、フルトヴェングラー

2023-12-16 21:01:00 | 指揮者
酒屋神社のうらの池の木に、小さな鳥たちが…。

スマホの最高倍率で撮っても、こんな感じ。
それを拡大したら、
「なんだろう?」次男が言うから
「たぶん、エナガ。」と私。

一番よく撮れたのが拡大して

これ。
スズメより小さい。メジロよりもちいさいかな。かわいい!

Lensで検索したらちゃんとエナガてした。
景色も美しいけれど、やっぱり生命あるものを追いかけてしまいますね。

しばらく、夫と次男3人で撮影大会になっていました。

野鳥は年中いるけれど、寒くなって餌が山に少なくなってくると、人目につく所に出てきます。

カワセミやサギ、鵜もいましたが、彼らは魚をとるので、池の中〜奥の方にいて間抜けな人間には近づけません。


たぶん池の上に泡のように映っているどれかが鵜です。

こちらは鷺。
カワセミは気づいたら、とこかへ飛んで行っちゃった。

最近は人の手が入る里山が、過疎化で担い手が減って、直接熊が街に出てくるとか…。

フロムは、「愛」は、それぞれにあった適切な配慮。と言ってたけど、それからすると直接的な侵略は暴力だとみんなが気付けるけれど、「放任」が暴力とはなかなか気付けない。

すべての暴力は無くせないけれど、「放任」が減れば傷は小さくなる。

被害者も加害者も出さないためには、小さな被害の時に「そんなことするなんておかしいよ。」
と、相手を仲間に入れたままで伝えること。

ヴィルヘルム フルトヴェングラー(1886-1954年)ドイツ帝国ベルリン生まれ、西ドイツバーデン=バーデン没

はパウル ヒンデミット(1895-1965年)ドイツ帝国ハーナウ生まれ、西ドイツフランクフルト没

がナチスに「堕落の旗手」「無調の騒音作家」と糾弾された時、彼の隣に立ってヒンデミットを擁護しました。

そしてベルリン・フィルや、ベルリン国立歌劇場も彼らの側に立ち上がりました。

新聞社は一斉に2人を糾弾し、
フルトヴェングラーは職を追われ、ヒンデミットはトルコに逃れ、
歌劇場指揮のクライバーは亡命しました。

が、結局フルトヴェングラーの名声にゲッベルスが歩み寄り、復職しました。

国際社会はフルトヴェングラーの敗北と見た人もいましたが、実際は、ナチスへの従順を拒否し、ユダヤ人の亡命を助けたりしたので、末期にはゲシュタポに命を狙われ、1945年スイスに亡命することになりました。

そんな昔の話し、関係ない?
フルトヴェングラーは特別な人だから…そうかな?

1942,4.19ヒトラー生誕前夜祭ベートーヴェン「第9番」第四楽章
フルトヴェングラー指揮

戦後の名演ベートーヴェン「交響曲第9番」全楽章