上の息子の高校はもう新学期が始まりました。気温も下がってきて、季節の変化を感じています。
ソロ曲の位置を変えた歴史的名作、ドビュッシーのシリンクスを吹くか、フランス6人組といいながら、ちょっと斜め向きのオネゲルの牝山羊を解説入りで、吹くか。
いっそのこと、調性がまともな?曲を演奏した方が無難なのか?
だめ、決められない。もうちょっと吹いてからにしよう。
今日は、お昼前から小雨が降り出して、児童会の子どもたちは、全員部屋へ。夏休みで少ないとはいえ、二部屋に70名位は多すぎる。おまけに、クーラーを校舎全部に入れることになって、工事中。うるさい。部屋の前の廊下と、軒下のどろんこ遊びは認められていますが、子どもたちのパワーにはかないません。
5年生のダウン症のC君についていましたが、渡り廊下で、縄跳びを持って、まわして跳んで、跳んでとたのまれます。ちゃんとまわせないので、難しい…足じゃんけんにかえよう。じゃんけんをした後、まけたら、がっくりポーズ。勝ったら万歳ポーズ。
あら、C君がおもしろいポーズをしてくれる。「あはは、」と笑うと、受けたので喜んで、いろんなポーズをしてくれる。じゃ、私もお返し、「イカポーズ」「今度はたこ」じゃんけんはどうでもよくなってきた。
C君は私の真似をして「イカ」とか「たこ」をしてくれる。うまい、うまい。C君手話を覚えたらもっと、意志を人に伝えられるんじゃないかな。発話が難しく、時々、わかってもらえなくてイライラしている。今度、提案してみよう。
散々、ポーズをして、疲れたので、座ったら縄跳びを両手に持ってぶらぶら。又跳んで欲しいらしい。
この体力…ついていけない。
苦し紛れに、「大きな栗の木の下で♪」と歌うと、跳んでもらうのはやめて、座ったまま縄跳びをう歌にあわせてゆらゆら。「すごい。おもしろい!」と言うと、次も、次もとせがまれて、10曲くらいうろ覚えの唱歌とか、ジブリなんかをうたいまくる。
私のまずい歌でも、体ごと縄跳びを揺らして、とっても楽しい。
お弁当の後は、2年の女の子Dさんに、「夏も近づく♪」の手遊びをしたら、できない。「おばあちゃんに聴いたことがある」だって、2回ほど、すると完璧。お返しに「アルプス一万尺」を教えてくれました。私たちが昔やったのより進化している。進化系です。
音楽ってなんだろう?
今日は子どもたちと遊んで楽しかった。こういう子どもたちにどんな曲が喜んでもらえるんだろう?