つい先日、両国へ出かけ、
ここ↓を訪れました。
野見宿禰(のみのすくね)神社。
野見宿禰は「日本書紀」の登場人物で、
相撲の始祖と言われています。
垂仁天皇の命により
当麻蹴速と角力(相撲)をとるために
出雲国より召喚され、勝ったとされています。
↑当麻蹴速と角力を取る野見宿禰
(月岡芳年『芳年武者无類』より)
同じ名前の神社が、
兵庫県たつの市にもあります。
両国国技館の近隣に所在し、
日本相撲協会により管理されています。
本殿。
この小窓から中を見ることができます。
その内部。
元々ここの東側に高砂部屋がありました。
境内には、
歴代横綱之碑二基があります。
一基には初代明石志賀之助から
46代朝潮太郎まで、
もう一基には47代柏戸剛以降の名前が刻銘されています。
社殿前には31代横綱常ノ花寛市が奉納した
大きな自然石の御手洗があります。
年3回の東京で行われる本場所の
取組編成会議終了後に
出雲大社東京分祠の神職のもと、
協会執行部と審判部幹部、
各一門の審判委員や相撲茶屋関係者などにより
例祭が執り行なわれます。
また、新しく横綱が誕生した際には、
神前で土俵入りを披露する慣例となっています。
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