カトリック高円寺教会ANNEX

2004年に晴佐久昌英神父様により成人洗礼をうけた『おやじ』の[信仰告白]風コラム

『神さまとはじめましてをするとき』

2010-12-26 00:00:00 | Weblog
 降誕祭のごミサの余韻の中


 吉池神父様とお話をしました。


 「今日もたくさんの人が、聖体拝領で、祝福を受けていましたよね。」


 「うんうん、そうだったね。たくさんいたね。」


 

 ほんとうの心から


 心の底から


 ようこそ


 そして


 ここまでたどり着けて


 ほんとに良かったね


 と




 祝福を受けるすべての方々に


 天使が舞い降りているのが見えるようでした。


 

 この日のリアルが


 きっといつの日にか


 新たなるアクションをおこす


 きっかけになることは


 わかっています。




 久しぶりに会えた人もたくさんいました。



 
 神のみこころ。




 神のみわざ。




 メリークリスマス。



 神さまとのはじめましては面接ではなくて



 気づきへの握手。







 神に感謝。
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『微笑むことをとめられない』

2010-12-13 10:45:48 | Weblog
 ごミサで侍者としてお手伝いさせていただいている様子を見て


 「今日、やさしいそうな顔で、微笑んでいたね。」と


 よくよく言われることがあります。




 聖体拝領の列


 「洗礼を受けていないので、祝福をお願いします。」


 その言葉を耳にした瞬間や


 それすら言葉に出せない小さな子どもや赤ちゃんが


 無防備に


 ひたすら


 神父さまを


 じっと見つめる


 あのまなざしに


 微笑むことをとめられないのです。


 もちろん


 お一人お一人のことをジロジロ観察などしていません。言うまでもありません。




 「神さまのお恵みがいっぱいいっぱいありますように。」




 そう言いながら


 神父さまが、赤ちゃんのほっぺたをすりすりされているお姿は


 まさに


 天の国そのものです。




 今日、ごミサの後で


 あの曲が


 オルガンで練習されていました。


 そう


 あの曲です。


 一年に一度しか聞くことのできない


 あの曲。




 ぼくにとってのスペシャルが


 今年ももうすぐやってきます。


 決して色褪せることのない


 あの瞬間。




 今年もたくさんの方々が


 12月24日に


 最寄の教会や


 偶然入った教会で


 あの曲に出会うことでしょう。





 神さまと


 はじめまして


 の瞬間。




 昨日もつくづく


 「あ~、いま


  ここにいるんだよなぁ~。」って


 聖堂にいながら


 しみじみとしていました。




 おもしろいほどに何かが変わる瞬間。




 そんなきっかけ。







 神に感謝。
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『武士の一分』

2010-12-13 05:05:05 | Weblog
 戦国時代のお話のようです。




 「われわれの部隊は、ある意味最前線ではなく


  出動機会は少ないが


  一年に一度


  大きな戦(いくさ)に立ち向かわなければならない。
 

  そのために綿密に慎重に準備を進めて欲しい。


  そして、戦う意欲を持ち続けていてほしい。


  われわれは、外様という立場にあるかもしれないが


  心して事にあたって欲しい。」





 ひとりのものがおずおずと申し出た。


 「この場で戦い続けることが難しくなりました。


  自らのお家の事情もあり


  常に助太刀することがかなわぬゆえこの部隊を離れることをお許し願いたい。


  しかし、いつでも参戦する所存であります。」


 たしかに最前線のように毎日戦うわけではないのだが


 人手は重要である。


 しかし、事情が事情のようなので


 こころよく送り出すこととした。




 数日後伝令がやってきた。


 「お伝えします。この度あなた様は最前線の騎兵隊の隊長に任命されましたので、お取り計らいいただきたい。」


 出番の要請にはよろこんではせ参じることにした。


 風の噂で


 あのお家の事情を理由にわが部隊を去ることとなった者が最前線に配属されることを打診され快諾したと聞いた。


 正直、どういうことなのか理解に苦しむ。


 戦の頻度は、わが部隊よりもはるかに多い。


 ましてや最前線である。中途半端な気持ちで立ち向かうことは、どのような事態を引き起こすのか考えるまでもない。


 同じ味方であることはまごうことなき事実であるので腹に落とそうと思うが


 ことのほか喉のあたりに引っかかっているような


 あまり気持ちの良くない状態が続いていた。




 そのような空気を察してか


 あるお方が声をかけてくださった。




 「そなたは、人数を集めたいのか、戦力を集めたいのか。」



 「戦力に育つことは可能では・・・。」と言いかけて


 頭の中の霧が晴れて


 喉もとに詰まっていた何かがとれる感覚に、はたとわれにかえった。


 そういうことだったのか。






 戦いの荒れ野には


 ただ


 木枯らしが


 寒々と


 吹いているばかりであった。


 何を思い悩むことがあろうか


 ここで立ち止まるわけにはいかないのだ


 次なる戦いのために


 準備をしなければならない。












 神に感謝。
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『変化すること』

2010-12-01 20:31:24 | Weblog
 三週間のロシア出張も


 「いや~、冬のロシアはさすがに厳しい寒さで・・・。」


 などと言えるほどの寒さを感じることも無く


 過ぎてしまえばそれこそ


 あっという間で


 ぐったり、へたへたになるような疲労感など無く


 少しの達成感と


 新しい出会いへの感謝するばかりである。


 ネットさえつながれば、何のストレスも無く


 こういう変化が、人生にアクセントを与えてくれるのだから


 仕事うんぬんという、いわば大義名分のもと


 非日常を味わうことができるのだから


 恵まれているとしか言いようが無い。


 日本に自分がいなくても


 時は進み、物事は進んでいく。


 あたりまえのことなのだけれど


 アクセントがあるから感じられるのかもしれない。


 今年も妻と娘の誕生日が二日連続でやってきた。


 誕生日はスペシャルだから、お祝いし、感謝しなければならない日。


 これも変化を実感する出来事なのだけれど


 いつまでが成長で、いつからが老化なのだろうと思ったりする。


 「あっという間だよね。大きくなって。」とよろこばれることが


 いつの日にか「いい歳。」に変化する。


 家族みんなでこの日を迎えられることに感謝して


 友人のお店(「穂わ心」さん)で作ってもらったバースデーケーキに灯った


 キャンドルを


 二人が一気に


 吹き消す。


 いまさっきまで炎の光で輝いていたキャンドルが


 うっすらと細い煙となって


 そして


 その煙も


 かすかな香りを残して消えていく。


 


 無理をしなくても


 もっとできることがある。


 最近、こんな風にいつも思っている。







 神に感謝。
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