命をかけて山を登る人達の話の中に出てきたこと。
「危険」と「困難」
「山を登っていて「何か」困ったことが起きた時、それが「困難」なことだったら、がんばって登ればいい。「危険」なことだったら、チョッと待てだ。おまえもそのうち「危険」と「困難」の違いがわかるようになる。」
「そして究極は「危険」を「困難」に変えられるようになる。」
のだそうだ。
冬山登山はある意味命がけでしょう。
「頂上征服まであと少し」というところで「勇気」を持って引き返してくるというのもこういうことなのでしょう。
ぼくらも日常生活を送る上で常に「危険」や「困難」と遭遇している。
この歳になると「無理を承知で」とか「あとさき考えず」とか「暴走」みたいなことはだんだんできなくなってくる。
家庭や子供を持つと一気に「危険」を察知するハザードが分厚くなったり、「警戒」レベルが上がる。
ただし、どんなことをしても避けられない爆弾が、それもいきなり視野に飛び込んでくることがある。
「ウワッ、爆弾だ!」と思って一瞬身構えるが、すぐには爆発しない。
「やっぱり、オレはツイてる。不発弾だったじゃん。」
などと思っていると、それは実は時限爆弾だったりする。
明日時限爆弾が1つ爆発する。
おやじの残した時限爆弾。
今度ばかりはその衝撃に耐えられるかわからない。
何の成長も無いぼくはひとりで身動き取れずピリピリ、ジリジリ、カサカサしてほんとうに大事なものまで傷つけ続けている。
喉が渇いた。
神様にお祈りしている。
ぼくは夫であり、父であり、あ~もう混乱している。混乱したフリをしている。
喉が渇いた。
Copyright© 2006 Luke8488
「危険」と「困難」
「山を登っていて「何か」困ったことが起きた時、それが「困難」なことだったら、がんばって登ればいい。「危険」なことだったら、チョッと待てだ。おまえもそのうち「危険」と「困難」の違いがわかるようになる。」
「そして究極は「危険」を「困難」に変えられるようになる。」
のだそうだ。
冬山登山はある意味命がけでしょう。
「頂上征服まであと少し」というところで「勇気」を持って引き返してくるというのもこういうことなのでしょう。
ぼくらも日常生活を送る上で常に「危険」や「困難」と遭遇している。
この歳になると「無理を承知で」とか「あとさき考えず」とか「暴走」みたいなことはだんだんできなくなってくる。
家庭や子供を持つと一気に「危険」を察知するハザードが分厚くなったり、「警戒」レベルが上がる。
ただし、どんなことをしても避けられない爆弾が、それもいきなり視野に飛び込んでくることがある。
「ウワッ、爆弾だ!」と思って一瞬身構えるが、すぐには爆発しない。
「やっぱり、オレはツイてる。不発弾だったじゃん。」
などと思っていると、それは実は時限爆弾だったりする。
明日時限爆弾が1つ爆発する。
おやじの残した時限爆弾。
今度ばかりはその衝撃に耐えられるかわからない。
何の成長も無いぼくはひとりで身動き取れずピリピリ、ジリジリ、カサカサしてほんとうに大事なものまで傷つけ続けている。
喉が渇いた。
神様にお祈りしている。
ぼくは夫であり、父であり、あ~もう混乱している。混乱したフリをしている。
喉が渇いた。
Copyright© 2006 Luke8488