いつもより
少し早いタイミングで
12月31日午後11時30分くらいに
聖堂で
目を閉じている。
新しい年の到来を
いろいろな経験をした一年に
ケリをつけようと
総括しようと
忘れてイイことは忘れてしまえと
人それぞれの
さまざまな思いの中で
時間が過ぎ行くのを
待っている
ひととき。
カウントダウンなのか
カウントアップなのか
まぁ、そんなことはどうでもイイこと。
今年も
この場所で
新しい年を迎えることができることに
ひたすら感謝しながら
目を閉じている。
とんとんとん、と
肩をたたかれる。
「第二朗読をお願いします。」
神さまからのご指名であれば
断る理由は
何もない。
何一つもない。
慣れとか
好きとか
それこそ
上手いとか下手とか
そんなものも
存在する余地もない。
間髪入れず
躊躇なく
「はい。」
と
むしろ
このタイミングに
ありがとうございます
なのだ。
そうは言いながらも
弱さが
自己満足という
シャドーが
ひょっこりと
むくむくと
忍び寄ってくる。
だから
静かに
目を閉じている。
もうすぐ鐘が鳴る。
時計の針が進む。
きっと
オンタイムに
午前零時きっかりのタイミングで
鐘を鳴らす準備が進んでいる。
この静寂が
待ちわびたロードショーの作品がはじまる前の
照明が落ちた瞬間のような
このひとときが
この一瞬こそが
リセットだったり
リブートだったり
リフレッシュだったりなんだと思う。
迷いが何もない
この一瞬が
いとおしく
ありがたい。
「カンカーン、カンカーン、カンカーン。」
鐘が鳴った。
神に感謝。
Copyright© 2012 Luke8488
少し早いタイミングで
12月31日午後11時30分くらいに
聖堂で
目を閉じている。
新しい年の到来を
いろいろな経験をした一年に
ケリをつけようと
総括しようと
忘れてイイことは忘れてしまえと
人それぞれの
さまざまな思いの中で
時間が過ぎ行くのを
待っている
ひととき。
カウントダウンなのか
カウントアップなのか
まぁ、そんなことはどうでもイイこと。
今年も
この場所で
新しい年を迎えることができることに
ひたすら感謝しながら
目を閉じている。
とんとんとん、と
肩をたたかれる。
「第二朗読をお願いします。」
神さまからのご指名であれば
断る理由は
何もない。
何一つもない。
慣れとか
好きとか
それこそ
上手いとか下手とか
そんなものも
存在する余地もない。
間髪入れず
躊躇なく
「はい。」
と
むしろ
このタイミングに
ありがとうございます
なのだ。
そうは言いながらも
弱さが
自己満足という
シャドーが
ひょっこりと
むくむくと
忍び寄ってくる。
だから
静かに
目を閉じている。
もうすぐ鐘が鳴る。
時計の針が進む。
きっと
オンタイムに
午前零時きっかりのタイミングで
鐘を鳴らす準備が進んでいる。
この静寂が
待ちわびたロードショーの作品がはじまる前の
照明が落ちた瞬間のような
このひとときが
この一瞬こそが
リセットだったり
リブートだったり
リフレッシュだったりなんだと思う。
迷いが何もない
この一瞬が
いとおしく
ありがたい。
「カンカーン、カンカーン、カンカーン。」
鐘が鳴った。
神に感謝。
Copyright© 2012 Luke8488