カトリック高円寺教会ANNEX

2004年に晴佐久昌英神父様により成人洗礼をうけた『おやじ』の[信仰告白]風コラム

『お料理は実験です』

2008-08-27 05:05:05 | Weblog
 キッチンのシンクに


 役目を終えた


 フライパンと


 フライパンの中で


 水気を十二分に吸い込んでふやけた


 調理補助用のペーパーが


 微妙に漂っている。





 キッチンペーパーと


 クッキングペーパーを


 間違えて


 フライパンでお肉を焼いても


 まずまず


 焼けるし


 食べられる状態に仕上がる


 という


 テストを


 娘が


 無意識に


 実施・検証をしてくれた


 そんな夕飯。


 歯医者に行っている妻からこんなメールが届いた。娘に向けて発信されたメールを共有できるようにぼくにも同じ内容が来ています。


 「すっごく待たされそうです。

  ごはん炊けたら例のお肉をフライパンにクッキングペーパーをしいて中火でフタをして焼いてごらん。

  6分くらいかな。

  油をひかなくても凍ったまま、そのままペーパーの上で焼けば大丈夫。

  油も飛ばないし、焦げ付かないから試してごらん。」



 たしかに


 クッキングペーパーと


 キッチンペーパーは


 まぎらわしい。


 よく発火せずに


 それなりに


 お肉が焼けたものだ。


 何事も経験、経験


 って


 オイ!


 楽しい我が家(爆)





 神に感謝。
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『まだ?』

2008-08-24 23:23:23 | Weblog
 「まだですか。」


 仕事で、お客様から催促をされて


 日曜日のごミサの後、仕事に向かった。


 ぼくが強制したわけではないのだが


 スタッフみんなが会社に来ていて


 自分のできることを率先してやってくれた。


 ありがたいことです。





 そういえば


 「まだ?」って


 いろいろな「まだ?」があって


 今日も教会で何度も、何人もが


 「まだ?」って言葉を発していた。ぼくもその一人だったけど。


 この「まだ?」には


 希望がギュッと


 しあわせの響きがギッシリと


 ちょっとの心配が詰まっている。


 心待ちにしているのが根底にあるから。


 だから


 そんなときこそ


 静かに


 時の満ちるのを待とう。


 そう


 必ず


 時は満ちるから。


 



 神に感謝。
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『何をそんなに』

2008-08-23 23:23:23 | Weblog
 新宿でお客様と待ち合わせをしていた。


 正確には、ぼくが指定された場所に向かっていた。


 若干早めに新宿に着いていた。


 それはジュンク堂という本屋さんで


 「だいじょうぶだよ」を買って、今日会う人にプレゼントをしようと思っていたから。


 無事、本をゲットし、ちょうどいい時間になって


 でも時間に遅れるのはイヤで


 少し早足で 

 
 新宿伊勢丹の交差点を渡った。


 そこにいるカップルの様子がマイナスオーラを放っている。


 


 新宿の喧噪の中で


 その彼は


 どこにも発散のしようのない怒りのパワーを漲らせていた。


 「これ、どういうことなんだよ!」


 サラリーマン風の彼は、そう叫んだかと思うと


 持っていた自分のビジネスバッグのようなカバンを


 植え込みの中にブン投げた、そう投げ出したのだ。


 相手の女性は、引きつった笑いのまま言い訳をしようと必死だ。


 カップルのよくある痴話げんかだったのか、騙されたことに気づいた瞬間だったのか


 なんでそんなに


 何をそんなに怒っているのか。


 ぼくはそんな彼らの一瞬を切り取っただけなので


 理由など知るよしもないが


 その怒りというパワーは


 青年を駄々っ子のように


 女性をだらしのない嘘つきに


 それぞれに変身させてしまったかのようだ。





 生きていれば


 思うようにならないことや


 理不尽なこと


 カチンときたり


 「チッ」と舌打ちしたくなることが波状攻撃のように


 降りかかり、襲いかかってくる。


 そんなときに


 「何で自分ばっかりこんな目に合わなきゃならないんだ。」


 「何で自分ばっかり我慢しなきゃならないんだ。」


 って思ったときが


 実は、大チャンスかもしれない。


 「きっと理由がある。」


 こんなことされたけど、相手の人にもきっと何か理由があるのだと。


 一呼吸だけ


 そんな風に相手を思いやることができれば。


 そんな達人になれればいいのにな、と


 彼らの横を早足で通り過ぎるほんの一瞬に


 自らを省みたりしました。




 赦し




 赦す



 赦し合い




 「わたしたちの罪をおゆるしください。


  わたしたちも人をゆるします。」






 神に感謝。
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『人生の中でのこの一年』

2008-08-20 23:23:23 | Weblog
 「未来は変えられない


 未来はわからない


 だから


 おもしろい。」


 と何度か書いてきた。




 8月20日。


 ぼくには、意味あるメモリアルデー。


 去年のこの日


 五ヶ月半の眠りから醒め


 転職をし


 新しい会社に所属することになった


 出社初日。


 あれから一年。


 あっという間の一年。


 ジェットコースタームービーのような、そんな展開の一年。


 そして今日も


 新しい朝を迎えられたことに感謝。


 たくさんの出会いに感謝。


 たくさんの出来事に感謝。


 たくさんの救いの手に感謝。


 たくさんのお恵みに感謝。



 心から



 心の底から



 そう言える。




 そして


 これからがおもしろい。


 だって未来なんてどうなるかわからないから。






 神に感謝。
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『こういう空間が』

2008-08-16 23:23:23 | Weblog
 大阪帰りの疲労感を抱えながら引きずりながら


 教会でのプチ納涼祭の幹事の一人にご指名を受けていたので


 夕方のオープンに向けて準備を進めた。


 主催者は当教会の主任司祭。


 フレンチレストランで修業をしている友だちが前日にキッチリ仕込んでくれたフランス料理とシャンパンとワイン。


 集まってきたのは


 画家として生業をたてようとがんばっている青年や


 感性溢れる音色を紡ぐ天才ピアニスト


 そして


 2003年、80倍の難関を突破してパリ・オペラ座管弦楽団のヴァイオリニストとなった方


 それから馴染みの顔のお姉様方などなど


 教会のでの集いは


 有りそうで無い


 新しい出会いのオンパレードです。


 もちろん人間界での肩書きやポジションや経歴なんて全く関係のない


 真にボーダーレスな場所。





 神さまの懐の中。





 こういう空間が


 ちゃんと存在していて


 様々な出会いがあって


 何人もの人が救われて


 それが普遍的で


 何事もないように行われている。


 こういう空間があるのです。


 このところのハードスケジュールと


 何とも言えない気持ちよさと


 シャンパンの泡のおかげで


 話しの途中で一瞬夢の中をさまよい


 背中に「わたしは、酔っています。」という張り紙をされたまま家まで帰ったり


 こういう空間が


 こういう


 居場所を


 あなたのことを


 あなたの存在を


 ちゃんと


 いつも見ているよ


 ぼくもここにいるよ。





 こういう空間があるのです。





 どこからでも


 どこにいても


 どこででも






 神に感謝。
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『ほんま大阪やでぇ』

2008-08-15 06:06:06 | Weblog
 ・・・つづき


 今回の小旅行のテーマで家族中で共通、共有していたのは


 「くいだおれたい。」


 くらいの気持ちで


 大阪の味を堪能したい。


 ことだった。


 ホテルにチェックインして、くつろぐ間も無く


 夕飯の相談がはじまった。


 今回、家族の大反対に遭い(バカンスに仕事を持ち込むなと)、パソコンを持って来なかったので、以前に大阪に来たときの記憶と旅行前に購入した情報誌を頼りに一応アタマを高速回転させたが、お休みモードとジュラシックパークライドでシェイクされたおかげで明確な答えも出ず


 とりあえず京橋駅の近くまで歩いていき


 中央市場直送というありきたりな看板を信じ入った居酒屋さんがことのほかパフォーマンスが高く、ほろ酔い気分の勢いで店長さんに美味しいラーメン屋さんを聞いて(よく考えてみればちょっと失礼だったかも知れない)5分ほど歩きズルズルと食べホテルに戻った。


 シャワーを浴び、娘とトランプ勝負をしてスカッと負けた頃に


 まぶたが砲丸投げの玉のように重くなり


 一日目が幕を閉じた。




 さて二日目


 若干、胃にもたれを感じながらも朝食バイキングをガッツりいただき、本日最初の目的地であるアメリカ村へ向かった。


 心斎橋で降りて、なんば方面に歩いて、途中、進行方向左に曲がらなければならないところを右に曲がり、長堀橋という看板を見て真逆に間違えたことに気づいたりしながらもようやく現地にたどり着いた。


 原宿とも違う何とも大阪らしいと言うのか、若者たちの集うオシャレな町というイメージを持っていたのだけれど、なんか違ってた。これ以上の言及はやめておきます。


 そう言いながらも娘の買い物にくっついて、ぐるぐるぐるぐる歩き回ってきました。物珍しさもあったし。


 その後は、いま思い出してもおぞましい食べ放題の回転寿司に入ってしまったり、串揚げ食べたりしながらなんば千日前までぶらぶらし、お笑いを目指す若手の登竜門のそのまた入り口のような、よしもと主宰の予選会を観て中笑いし


 またまた人気ナンバーワンという看板に引き寄せられ、たこ焼きを食べ


 最後の仕上げにお土産などを見て


 19:00ちょうどの新幹線に乗って帰ってきました。


 おもろかったでぇ。





 神に感謝。
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『大阪やでぇ』

2008-08-14 23:23:23 | Weblog
 お盆休みを取れるお恵みをいただきました。


 8月13日から8月17日まで5連休。


 かねてから娘が行きたがっていた


 大阪。


 めずらしくキッチリと計画を立てて行ってきました。


 一泊二日の家族旅行。


 朝7時20分の東京駅出発と同時にお約束のように駅弁のフタを開き


 さすがに琥珀に輝く大麦の恵みアルコール系飲料はグッと我慢し


 10時ちょっと前に新大阪駅に到着。


 荷物を途中駅でコインロッカーに預けたりしながら


 初日の目的地ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに到着したのは


 11時を少し過ぎた頃


 はじめての入園だったので、混んでいるのか空いているのか皆目検討もつきませんが

 ディズニーランドで言うところのファストパスの束みたいなクーポン券みたいなものをあらかじめゲットして行ったので、見どころは、くまなく見れたはず。


 ぼくはジェットコースター系が大の苦手です。家族ももちろん周知しています。


 それなのに


 「いってらっしゃいな。下で待ってるから。」と言うぼくに


 「え~、付き合い悪すぎる~。せっかく来たんだから。ねぇ~。」


 なぜ


 アミューズメント・パークにまで行って


 ぼくだけ罰ゲームのような扱いをされなければならないのだろう


 と思いながらも


 ジュラシックパークライドという


 最後に25.9mもの斜面を滑り落ちるアトラクションにつきあわされました。


 結果は言うまでもありません。


 猛暑の上に


 緊張で凝り固まった


 首筋と肩


 声を出すタイミングがわからないので恐怖は倍増。


 っていうか25.9mって。。。


 そりゃあ時間にすれば、ほんの一瞬ですよ


 でも


 ねぇ。


 ま、でも経験しちゃったんだから良しとしましょうか。


 もちろん嫌なことや苦しいことを自ら好んでやることはないけど


 経験しちゃったから、経験しないと人に伝えられないってことも紛れもない事実だし。

 
 USJについてはすっかり語れます。


 お土産などを物色して、予定より少し早めに宿泊先へ移動です。


 大阪環状線に乗って京橋まで


 荷物がズッシリと重く肩に食い込みそうになってようやくチェックイン。


 つづく。。。




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『雨は』

2008-08-09 23:23:23 | Weblog
 ロウソクを高くかかげて


 ルルドのマリア様まで行列します。


 高円寺教会のマリア祭。


 この日は


 特別の


 取り次ぎを


 マリア様に祈ります。




 5時過ぎから始まった典礼奉仕者の打ち合わせと準備の中で


 いまにも降り出しそうな


 灰色の空を見上げて


 少し湿った風を感じて


 「雨降りそうな感じになってきたね。」って言ったら


 「これで雨が降ったら、先頭を歩く、十字架担当の信仰のせいだから。」などと素直に冗談とも取れないようなツッコミをされ


 微妙に「なるほど」と感心し


 自分が今年の先頭であることは明白で


 雨が降らないことを祈ったりしながら


 ごミサが始まった。




 東京都杉並区高円寺南周辺でこの夜雨が降ったのかって?




 雨は




 降りませんでした。






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『グループ行動』

2008-08-08 05:05:05 | Weblog
 通勤途中に大学があります。


 毎朝その大学の横を歩いていきます。


 夏休みに入って


 ほとんど毎朝


 観光バスが横付けになっています。


 バスのフロントグラスには


 その大学名と


 クラブやサークル名が掲げられています。


 いわゆる夏合宿というやつでしょう。


 バスの横にはたくさんの荷物と参加者と思われる若者たちの群れ。


 学生生活の中でも盛り上がるイベントの一つを始まりに様々な思いが交錯している。


 ほとんど毎日そんな学生のグループを見ていると


 何となく


 それぞれのグループの特性みたいなものが垣間見えてくる。


 全体的にだらだらで、タバコ吸ったりしながらデカイ声で話しているグループ。


 荷物や用具の運搬でも朝からチームワーク良くキビキビ動いているグループ。


 そして


 それぞれのグループのリーダーたち。


 何となく


 それぞれのグループの夏合宿に対する志の高さみたいなものを感じる。


 非日常のような雰囲気へ向かうときに人は興奮する。


 微妙にハイになって、大声を張り上げたりする。


 ぼくらの子供の頃は、遠足や修学旅行に行くときは靴を新調したりした。


 理由はわからないが、みんなそうした。


 もちろんそれぞれのグループに風土とか文化とかがあってイイし、それぞれの目的ってものもあることだろう。


 個人の旅行ならイイのだけれど、団体旅行って、ある程度統率が取れていないと気持ちが悪い。


 まったくもって大きなお世話だけど


 何か気持ち悪いのです。




 楽しむことの本質。





 神に感謝。
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『夏休みってあるの?』

2008-08-01 05:55:55 | Weblog
 高円寺教会で、毎月の初金の次の土曜日にしぶとく継続されてきた


 「おやじの会」が


 ついに今度の8月2日の土曜日で


 4年目に突入します。


 先週の日曜日に


 この集まりの発起人である当教会主任司祭様よりこんなことを聞かれました。


 「ねえ、ねえ、「おやじの会」って、夏休みあるの?」


 質問が終わるか終わらないかのタイミングで


 「いえ、ありません。」


 「これが、おやじたちの夏休みですから。」




 さてさて、今度の土曜日は


 飲んで、語って


 文字通りの暑気払いをしようではありませんか。


 ちょうど今日銀座で


 たまたま通りかかったワイン屋さんが


 うれしい、うれしいサマーセールを開催中で


 目玉商品のオンパレード。


 明日の夜は


 すごくおいしいワインを持っていきます。


 夏休みは


 子どもたちだけのモノじゃないですよ。


 いつも


 いろいろなプレッシャー、ストレスと闘いまくってる


 そんなあなた。


 手土産ぶらさげて


 午後7時すぎくらいに


 どうぞどうぞ。





 神に感謝。
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