カトリック高円寺教会ANNEX

2004年に晴佐久昌英神父様により成人洗礼をうけた『おやじ』の[信仰告白]風コラム

『ちょっと行ってもイイ?』

2007-06-20 20:00:20 | Weblog
 「今度ゆっくり、じっくり話ししたいなぁ。」


 先週の火曜日だったかな、こんな風に思って口に出したのは。


 その時は「それって、自己満足じゃないんですか。」などとツッコミを入れられたが、期せずして、というか、やっぱり偶然じゃなくって、機が熟す。


 朝、見慣れないアドレスからケイタイメール着信です。

 「実は近々、友人の結婚披露パーティーの司会をすることになってしまいました。前に教会でやった披露宴の司会の資料があったら見せてください。」


 早速返信

 「ありますよ。いまならもれなくアドバイスもついてきますが、ああ、それはいらないって。とにかくご飯も食べにお出かけくださいな。」


 ということで彼女はやってきました。


 そういえば、初上陸、じゃなかった初訪問だったんだね。


 司会のコツとか流れとか、ちょこっと確認しあって、ま、とりあえず乾杯でしょう。

 ビールがすすみます。話はもっともっとススみます。


 教会の話しはもちろん、恋バナも盛りだくさん。


 彼女は口癖のように「わたしは理屈っぽいから。」って言うのだけれど、そんなことは全然無い。イイ意味で「前置き上手」というか、ストーリー展開が雄大というか、しいていえば、もしかしたら会話中での単語が多いのかもしれない。


 ぼくはいっこうに気にならない。


 いっしょうけんめい言葉を紡ぐ姿がかわいらしくてしょうがない。立派なレディーをつかまえてこんな表現は失礼かな。


 なんだか発言が「おやじ」っぽいが、事実だからご勘弁願いたい。


 彼女は


 いま素直に


 自分をみつめている。


 自分を見つめなおしている。


 相手のコトもしっかり見つめている。


 メインテーマだった「司会の話」は後日あらためてフォローすることとして、久しぶりにガッツリ飲んでパンパンにむくんだ手足にちょっと後悔しながら、でも楽しい会話に満足して、「家に帰り着いたら必ずメールすること。」を念押しして送り出した。


 程なくしてメールが来た。


 無事着いたと。


 最後にこんな風に書いてあった。


 「図々しい申し出ですが・・・また遊びに行かせてください♪ではでは、また!!!!。」


 こういうメールがなんともうれしいでしょう。


 教会家族。


 家族。


 楽しくないわけがない。


 またお話ししましょ。


 そして


 今度はあなたと話しがしたい。




 『ちょっと行ってもイイ?』ってメール来ないかなぁ。







 神に感謝。
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