lie to me 3

映画(海外メイン)・洋楽(HR/HM)など日々徒然のハマっているものごとの覚え書き

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁@新宿TOHO 02/20/16

2016-02-23 17:27:56 | 映画・ドラマ
公式コチラ~。

もともとBBCのお正月特番でTV放映された本作品。
じゃあNHKでやってよーケチー。
ということで映画館へ足を運びましたよ、ええ、特番っぽくメイキングが前後についてましたよhahaha…

いや、いろいろ言いたいことはあるんですが、まず良かったとこから。
19世紀ビクトリア調のロンドンの市街とワトソンはよかったですね~レストレイド君のもみあげも私は好き。
マイクロフトのビジュアルをあんなに頑張るなら、代わりにモリアーティ教授に老人メイクを施してほしかったなあ。
シャーロックのワトソンに対する信頼はものすごくわかったし、最終的に暴力で解決する男ジョン・ワトソンにはちょっと笑った。
シャーロックもやっぱりそう思ってたんだー。そうよね、あの軍医さん乱暴よね(笑)

ただ、この映画、映画としては私は評価していません。
まあだいたい映画じゃないからねー。
一番の問題は、話が特に解決してないというか、最後グダグダでよくわからん、ってとこ。
私の頭が悪いだけかもしれんが、いろいろ飲み込みつつ「最後でキレイに収まるに違いないわ…」と期待して観ていたわけだが、なに?夢落ちなの?
女性参政権運動は構わんけど、教授はどうなったの?花嫁の謎はあんな風な終わりでいいの?
とまあ、ストーリー的にはとっても微妙だったので。
(BBC的には、シーズン4へのつなぎだと思うので、そういう意味ではOKだと思ってます)
だって予告や煽り観たら、BBCシャーロックの面子でそのまま19世紀の古典シャーロックをやる、って思うじゃん。
それが現代版と行き来する、ってだけで驚くのに(それは工夫があってよいと思うけど)さらに落ちがないとか。

TVやDVDVならとくに問題ない、どころかいかにもBBCシャーロックだと思うくらいだけど、逃げ場のない映画館というのはうーんってカンジ。
これは公開方法と宣伝に問題があると思います。NHKとカドカワの考えなのかなー?


原 題 Sherlock: The Abominable Bride
製作年 2015年
製作国 イギリス
配 給 KADOKAWA

字 幕 林 完治

コメント
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