lie to me 3

映画(海外メイン)・洋楽(HR/HM)など日々徒然のハマっているものごとの覚え書き

ゴッドファーザー@六本木 07/01/10

2010-07-02 08:16:59 | 映画・ドラマ


マフィア映画というジャンルを築いた「ゴッドファーザー」
スクリーンで観たかったので、夜のTVロードショー的なもののチャンネルを合わせず早幾とせ。
この度、やっと観ることができました。よかった。

感想は…この歳で観て良かった、ということ。
これは、10代だとちょっと伝わりづらそうかな、いくら背伸びしても。
マフィアといえど家族会社みたいなものなんで、社会人をある程度やってから観るとなんか色々な向きの悲哀を感じます。
そういう意味では中間管理職的な、相談役に共感したりして。

しかしマーロン・ブランドは格好よかったわ!
何言ってるか分かりにくかったけど、そこがまた貫禄があって。
大きな斧とか鉈みたいな、どっしりとしたイメージでしたね~。
それにしてもゴッドファーザーたるもの、あんなに面倒見がよくないとあかんのか…だからこそ絶大な人気と権力と人脈があるんだろうけど。上に立つ人って大変だ…。
ところで、イントロの結婚式途中の陳述伺い時にずっと膝であやしていた猫ちゃんはその後どうなったんだろう。ごろごろくたくたですっごい可愛かったんだけど。
そしてアル・パチーノ。
可愛ええ堅気の末っ子がドンの跡継ぎになってスマートな切れ者っぷりを発揮…ラストの洗礼~粛清を被せたシーンは、沢山の人が死ぬのにとても美しく仕上げてあって、マイケルが「ドン」になっちゃったんだな~と感じ入りました。最後に嫁にウソをつくとこも良いですね。悪人ぽくて。彼はしなやかなナイフのようでした。
あとお兄ちゃん。ソニー。ジェームズ・カーンですね。
短気なこのソニーを結構楽しく観られたのも、いい歳になってからこの映画を観たからかなあ、なんて思います。人間味溢れるこういう人がいるからこそマイケルが映えるんだよねー。しかしコイツがもーちょいしっかりしとれば、とやっぱりちょっと思う。
この人は例えるなら機関銃だな。引き金がとっても軽く加工してあるやつw
ソニー達と兄弟同様に育てられた相談役のトム、ロバート・デュヴァルも素敵でした。優男に見えてやる時はやるし。馬の首にはびっくりした!

2も観たいなあ、そのうちやってくれないかなあ。


ところで六本木にはこんなモンがいました。



プレデターちゃんですが、こいつを見るとNBAのスプリーウェルを思い出すんだよなー…。
ラトレル、元気かなあ。
コメント
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