轟見聞録

表現者・轟ひろたが、学んだことをメモ書きします。(毎週木・日曜更新)

シザーハンズ

2006-05-24 | Weblog
「絢爛とか爛漫とか」で共演した、高城ようかさんがオススメの映画「シザーハンズ」を見た。
泣いた。素晴らしいファンタジー作品だった。
以下はネタばれなので、「シザーハンズ」を未見の方は読まないでください。

オープニングの雪。町の中を彩る原色。空の色。飽きなかった。
エドワードは、キムの母エイボンと初めてあったとき「僕は未完成だから」と話しかける。誰しも自分自身に対して未完成や物足りないものを感じているかもしれない。
そんな未完成なエドワードの不器用で真っ直ぐな愛情は、見ていて泣けてきた。
もし町で大金を拾ったとしたら、「警察に届ける」のではなく「愛する人にプレゼントする」という一言。
不器用だけど真っ直ぐ。大事だねぇ。

そしてなにより、エドワード(ジョニー・デップ)の笑顔は素晴らしい。