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地産地消 ならぬ 自産自消

2022年07月19日 | 畑メモ

畑メモを書くにためらっていた。

この豪雨・・・

各地で被害が相次いでいるというのに・・・

当地、笠岡では・・・

ほぼ、降らない。

少々降らないのなら、なんちゅうことはなかったのだが・・・・

今年は、用水路?の水がまともに降りてこない。

ここに来た当初、

空き家バンクの担当者の方の話では・・・

治水権?があるので、代金を払ってもらうことになります。

と、いうことだった・・・

転居したその年は(4月ごろだったか)

水利組合?の人がやってきて

「ここは、代金要らないんだけどな~~~」

と、謎の言葉を残しながら

田んぼやり始めたら4000円(だったか?)か必要になります・・・

と、いうことで、

休耕田扱いで・・・1500円ほど(うろおぼえ)払った。

そして、実際に田んぼを作り

今年になったら

町内の組の寄り合いで

みんなが、水利代金を徴収する人にお金を払っていたので

高橋、我も・・と、払おうとすると・・・

「高橋さんとこは、要りません」

と、のこと。

なんでも、上からの(ため池?)水路は今はもうふさがれていて

管理下ではないとのこと。

つまり・・・

あれほど、たくさんの水は

山水というか

地水・・湧き水・含み水・・・

と、いうことで・・・地面からあふれ出ているということらしかった。

井戸もそんなには深くないのだけど・・・

冷たい水がばんばん出てきて・・・

昨年の夏は好き放題、水撒きをしたのだが・・・

今年は・・・

用水路に流れ落ちてくる水が、やけに少ないな・・・

と、思っていたのだが

田んぼに水を張ろうかというころには

田んぼに水をためられるだけの水量がなかった。

当家の井戸だけでは、とても貯められそうにないということで

 

近所の(使用していない)井戸を使わせてもらおうかとなったのだけど

ポンプでくみ上げて、さらに、もう一つポンプをいれて、

やっと田んぼに届く距離。

ポンプにホースに・・・と、購入すると

7~8万かかる・・・

来年もその次も使うかどうか・・・わからないものに

10万近く出費することになるかと思うと

「あきらめるか」

と、いう思いも出てくる高橋になる。

確かに・・・

米を購入したって

10万もかからない。

年間2~3万がいいところ・・・

買った方が安い・・・という考えならば

初めから赤字である。

(中古の耕運機とか、中古脱穀機とか・・エトセトラ)

たとえ、赤字でなくても、

例えば台風とか・・稲枯れ病とか・・

まったく、赤字でなくったって

赤字?になることだってあり得る。

赤字・損益を量りにしているのなら

初めから田んぼなどしない。

「え~~~い。こうなりゃ水道でまかなえ~~~」

と、偉そうに(金を出すのは高橋である)ほざいた代理に

「水道は塩素がはいっているからなあ・・・」と、高橋。

ーははぁ~~そこまで、考えていらしたとは~~~~ー

とにかく、自然農法。

おたまもアメンボもたにしも泳いでる・・・田んぼ。

雨が降らないかとぎりぎりまで

井戸水を流し込んだが

浅い井戸には限度がある・・・

勢いよく流し込むと、最終的に、家の中で使う井戸水が

「げぼっ・ごぼっ・・ぐわあああああ」と、

非常に苦しんでくれる・・・。

綱渡り気味で、井戸水を田んぼにいれながら

「ね~~ね~~高橋(チコちゃん風)」

「はい、なんですか」

「こんな時って、雨ごいなんてのをするんじゃない?」

「はい?どうやって」

「ふれふれぼーずをつくるとかあ・・・」

しょうもない神頼みしか思いつかないまま、雨は降らず・・・

とうとう

「わかった。もう水道水いれる」

いったい、いくらになるか、不安ではあるが・・・

 

それで、何とか田植えもおえて・・・

相変わらず、水が足らないので

井戸水いれたり・・・水道水入れたり・・・

 

雨・・・降らない。

降りそうになっても、雨雲が笠岡を避けていく。

よそは、困るほど土砂降りになっているというのに

相変わらず、井戸水を入れてやらないと

田んぼに中州・島ができそうになる。

 

なんで、こんなに、見事に雨が降らない?

やっぱ、

はずれのほうにあっても

ー晴れの国・岡山ー

と、思っていたら

真備のほうとか、大雨警報が出ていた。

 

ーまさか・・・ー

思い当たったことに、うなづきたくなる。

ー笠岡って・・・岡が笠(傘)の役目をしているという意味?ー

確かに、多く、雨が降らないせいか・・・

逆に、雨を履く大きな場所=大きな河川がない。

 

いつだったか・・・

近所のおじいさんが

「ここは、水が豊富だから、魚を養殖したらよい」

と、言っていたことを思い出す。

それくらい、水が流れまくっていた。

 

それが・・・

今年は・・・

高橋調べると

例年の半分以下の降水量だとか・・・

ため池のほうも、取水制限はでてるという。

が、

ため池や吉田川・・・にかかる田んぼは

早々に田植えも終わり

(当家2~3週間ほど遅い)

保水程度の入水で済んでいるのだろうとは思う。

日照りによる渇水も少ないようで

取水制限というほどではないのかもしれない。

 

ところが、笠岡は

水道の水は

「笠岡市の水道水は,高梁川から取水した水(原水)を

岡山県西南水道企業団が浄水処理した水を購入して皆さんのご家庭まで届けています。」

ー文章ちょっとおかしいが・・・まあ、意味通じるので、そのままー

つまり・・・

笠岡市には、まともな水源がない。

ひとつには、各戸で、井戸がよく使われていて

上水道整備への要望も少なかったのだろう(昔)

 

まともな井戸(飲料にもなる安全な)を掘るとなると

100万ほどかかるらしく

それも、ちゃんと水源に当たればいいけど・・という。

ちょっと、そこを考えると

投資する気になれない。

近隣の山には、変な工場(汚水が入る)とか

ゴルフ場(薬剤散布)とかないので

地下水は、極上だろうと思うけど・・・

当たらぬは、さすがに困る・・・www

 

そして・・・

19日深夜、良く降ってくれて

いわく

「1週間くらいは大丈夫かな」

と、田んぼへの井戸水を止めてきたという。

 

気候変動・異常気候

世界中で大変なことになっていることを思うと

あるいは、

大きなわがままでしかないかもしれない稲作。

だけど、

地産地消

ならぬ

自産自消

と、いうサイクルを作っていかなきゃ

産物を生み出す「土地」を、確保していかなきゃと

年を取ればとるほど

世の中の動きを見れば見るほど

切実にー思うー

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