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世界が違う・・2   2020-06-24

2023年11月18日 | 機器への思い

業務用が良いのは、

表現に関わる仕事をしている機器だろう。

たとえば、SPとか。

いわゆる、スタジオモニターと言われる類。

「入ってきた音をきちんと表現する」と、いうことが出来なければ

モニターの役目を担えない。

同じく、アンプもCDPからの音をきちんと、増幅するという意味では、

これも、表現に関わる仕事をする。

ところが、

CDPは、音を作る(的確な表現がない)機器である。

それを業務用のCDPにするということは、

多く、無理がある。

と、いうのは、

CDPの場合、いろんな機能を付けている。

が、音質という部分でいうと、

いろんな機能をつけるために、まともな音質になってない。

某社の業務用CDPの中身は、コストダウンのために

音質に影響する、ある部品を取っ払ってしまっている。

ところが、安い、業務用でない下位機種の方が、音が良い。

音質に影響する、ある部品がちゃんと在位しているwww

 

どうしても、音質でなく

トレース能力のほうが問題になるのだろう。

その業務用機器から、ほかの機器へミキシングするとか・・・

(言い方、変ね)

そのミキシング前の業務用機器で、色付けがあってはならないので、

性能のままの音を伝えるようにする。

基本、業務用というのは、そういう物なので

音質は「普通に鳴っている」程度しかない。

まちがってもらっては困るけど

「普通に鳴っている」というのは、

う~~ん。

どういえばいいだろう。

例えていえば、絵をかくのに、白い紙を渡す。

そういう「普通」であり、

そこから出て来る音を絵の具として考えると

白い紙に3原色で絵をかいてある。

ところが、

業務用でない機器は、

時に、油絵具だったり

パステルだったり・・・

混色も自在に操っている。

 

つまり、業務用CDPというのは、基本、素材そのものを(そのままではない)出してくる。

普通のCDPは、素材を料理して出してくる。

 

どういう違いがおきるかというと

業務用CDPから出してきた素材を

アンプやケーブルなどで、料理(味付け)してやらねばならなくなる。

で、

普通のCDPは料理として出してくるわけだけど

まあ、あんまり上手じゃない。

時に、業務用+味付けのほうが、おいしく食べられることすらある。

ところが、当方の音質改善などになってくると

(引用です)

DACチップ以降のアナログ回路を工夫することで、

やはりCDの録音時に切り捨てられた高次倍音と豊かな響きを復元します。

と、いうことを行っている訳です。

(むろん、それだけじゃありませんが)

つまり、

普通のCDPでは、

CDの録音時に切り捨てられた高次倍音と豊かな響きを復元できない。

(業務用はもっとできない。)

 

CDの録音時に切り捨てられた高次倍音と豊かな響きを復元していくと

その音は代理が良く書いている様に、

2MHzまでもの音をだしてきて、

それが、すべて可聴帯域に存在しているわけです。

 

ところが、どこのCDPも

せいぜい20KHzしかでない。

フィルターで20KHz以上をちょん切ってしまう。

で、それをなんとかしようと

ケーブルやアンプ?とかで音をたしてやるわけですが、

ケーブルで、2MHzの音域を足すことは不可能です。

ですので、無い音は出ない。と、いう言い方になるわけです。

 

で、アンプ?やケーブルや?他、いろいろとたしていても

基本が20KHzの音世界なので、

音は不自然なのですが、

それが、「普通」になっているわけです。

 

ところが、

よく、考えてみると、

この現実世界(自然)に

20KHzまでの世界をつくるというほうが、

「無理」が有るわけです。

いわば、鳥のさえずりが、ひびかず、

風の音が空気をぬっていかず

ちょっとした、真空状態の中に閉じ込められている世界をつくってしまい

そこで、音を聴こうとする。

 

なぜ、このような事がおきてしまったのか、

不思議なのですが、

WADIAはそこをはっきりと書いています。

要約すると、

フィルターをかけると、音が悪くなる。

そこで、フィルターをかけずにおけないか

非可聴帯域をもっと音に含ませることができないか。

と・・・

 

そのWADIAの壮大な試行は実現したわけですが、

それでも、まだ、2MHz以上カットということは出来なかったわけです。

それをするには、まだまだ、音質・機器の性能など

あげていかないと、むつかしいところが有ったのですね。

 

それを、高橋が実現させた。

だから、その音は

「WADIA氏が聴いたら、泣いて喜ぶ」というもので、

細かな技術説明は代理には、出来ませんが

単純に音だけで、言っている訳ではないのです。

 

WADIAが5分通り、道を付けていながら

到達できなかった頂上に

いるわけです。

 

普通のCDPでも、同じようなことができるのですが、

元々の作りが、WADIAのようにはなっておらず、

どうしても、限界・・・

う~~ん。

山頂にたどり着くことはできるのですが、

山が違うというべきですね。

同じ頂上でも山の高さ・風景が違うのですね。

 

それでも、普通のCDPの音質改善後の音を聴いている限り、

音質改善によっては、

非可聴帯域をふやすこともできていると思えます。

(ここは、DACチップ以降のアナログ回路を工夫することで、CDの録音時に切り捨てられた高次倍音と豊かな響きを復元していくCDPにする。と、いうほうが正解かもしれません)

 

ですので、OHはもとより、

音質改善のほうにも手を伸ばして頂きたいのです。


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