ZIA・FUSIONを聴いて・・・（再掲載４）

ZIA・FUSIONが仕上がった。

「できたぞ」

と、声を掛けられたら

困ったちゃんはどこ吹く風で

しっかり、頭から吹っ飛んでいた。

 

高橋、こちらのリクエストのCDをかけてくれて

そのまま、本業に出向いてしまった。

FUSIONはというと

なんだか・・・違う・・・。

切れもよくなってるし、

スピード感もあるし

低域も良い。

なのに、なんだか、違う。

 

できたてほやほやで、

いろいろ、こなれていないのは、

仕方がない。

もう少しまたなきゃいけないか？

でも、なにか・・・違う。

 

大事なポイントを予算の都合で今回見合わせたせいもあるのかもしれない。

そのせいだろうか？

 

その答えをくれる高橋が居ない・・・

 

・・・・・・・

舞台で言えば　暗転場面ｗｗｗ

・・・・・・・

さて・・・帰ってきた高橋。

とっつかまえて

まず、「おかえり」と「お茶」

そして、まだ、仕上げに入るらしいので

とりあえず、質問は回避。

あとで、さりげなく、話に出てくるだろう。

・・・・・・・

舞台で言えば　暗転場面ｗｗｗ

・・・・・・・

なんだかね・・響きが違うというかね。

わざわざ、ヴォーカル主体のCDにかえてもらったのに

真空管らしくないというか、

切れとスピードがよすぎるせい？

でも、それだったらサイテーションの真空管の時だって

切れもスピードもあがってきていながら

かなり、リアルな（トラアンプ・サイテーション16Aほどではないが）音と

流麗な響きがうまくマッチして

自然な響きになってたじゃないか！！（怒←なんで怒るん？）

 

ながったらしい代理の科白には（心の内）が追加脚色されているｗｗｗ

 

端的には

「なんか、響きがない」

と、言ったと思う。

 

すると、高橋の答えは簡単だった。

 

「そりゃあ、もともとからついている真空管だからだよ。

うちのFUSIONは、（内緒）を、つけていたからね」

 

ああ、確かに、そうだった。

真空管、ひとつで、ごろりと音が変わった。

 

普通のCDPの場合、真空管にあたる部分までも、

しっかり、改善するが、

このFUSION（真空管CDP)は、

真空管は、オーナー様のご随意というか、

オーナー様持ちのぶぶんである。

たしか、前の時も、真空管を替えないとだめですよ。

と、いった覚えがある。

（別の人だったか？）

それくらい、元の音は元の真空管でなんとかなるというか、

元の真空管の脚色力に支えられる程度の音質だったわけで

音質改善をしてしまうと

もう、力量不足があらわになるのだろう。

 

たとえて言えば、

WADIA２１・WADIA850などのPCM1702をPCM1704に変えると

解析力に余裕がでてくる。

すでに、PCM1704の実力を知っていると

PCM1702では、力量不足とかんじてしまうのに似ている。

 

なかなか、簡単にオーナー自らが音質改善（もどき？）に手を下せないことを思うと

FUSIONの最後の仕上げはオーナー様にかかっており

オーナー様も音質改善に参加できるということになる。

 

この最後の仕上げ状態をこちらでも、聴いてみたいのだが・・・

もしかすると、いや、もしかしないでも、

うちのFUSIONは、（内緒）を、つけていたからね・・の

「うちのFUSION」は、すでに、嫁に行ってしまったFUSIONだろう。

今、監修待ちのうちのFUSIONIじゃない・・だろう。

それに、つけてるだろうか？

手持ちでもってるのだろうか？

 

なにせ、WADIA６LTDができるまでは、

FUSION（嫁にいった分）が

メインCDPだった。

ラックスマンL-580（高橋監修）との相性もよく

高域の繊細・緻密さで、ラックスマンL-580 と

FUSIONの真空管の響きとが、

最高だったのだがｗｗｗｗ

あっさり、WADIA6に座をとられ

L-580 もサイテーション16Aに・・・

 

だが、その時よりもさらに高橋の技術は向上している。

その音質改善・他をおこなって、

以前ほどでないように感じてしまうのが

「真空管（もともとの）」のせいであるとは、

恐れ入った。

びっくらぽんだ（すでに死語？）

 

オーナーさま

高橋の音質改善の真骨頂をひきだすためにも

良い真空管をつけてやってくださいね♪