2016-02-10
受け付け再開日の案内を差し上げていますが
あくまでも、まだ、休止・停止中ですので
依頼メールをいただいても、
2月12日0時以降にご依頼くださいということになってしまい
申し訳ありません。
前回にも多くあったのが
0時という時間を誤解されていらっしゃる場合があるということです。
2月11日0:00~2月11日23:59:59までが11日で
2月12日0:00~2月12日23:59:59までが12日です。
ですので、2月11日の建国記念日を過ごし、
23時59分59秒がおわり
12日に日付が変わった時点から、受付再開となります。
今回非常に申し訳ないことだったのですが
フライングメールは
マランツのCD34のOH・修理の依頼とのことでした。
ピックアップが手に入らない機種として、スチューダやルボックスは例としてあげていたのですが、
CD34あたりは、範囲の中に入っていませんでした。
CD34というのは、上位機種をまねて、ピックアップなども
CDM-1で駆動しているため、
巷では、安い割に音が良いという評判の機器になっているようですが、
このOHをするにしても、
他の機種と同じだけの手間がかかります。
そのため、OHだけなら、いざ知らず
ピックアップも手に入れられたとしても
別のやり方で仮にレンズキットで精度がでたとしても
OHプラスピックアップ交換となると
CD34の元値よりも高く
かつ、ここも非常に申し訳ないことですが
廉価版?として作られただけの回路でしかなく
コンデンサの全交換やら半田ましをして、なおかつ、音質改善までおこなっても
確かに元から比べれば音は非常に良くなりますが
一般的な機器の水準から考えると
非常に残念なレベルの音です。
そのあたりを考えますと
どうしても治したいという思いがあれば治しますが
一方で、その音が良いというレベルで止まってしまう
逆エージング耳になってしまっていることが心配です。
どうしても、気に入った音や長年聴き続けた音は
良いとこどりをしてしまい、
たとえば、もっと良い音のCDPをきいても
あのCDPのような弾み感がないとか・・・
違うCDPにたとえばCD-34の個性がないからつまらないという風に
閉鎖的になってしまっていることがあります。
これは以前に代理自身がL-580 にて、逆エージング耳になってしまい
サイテーションに繊細さがないとかんじられたり
低域がしっかり出ているのも、
何かこうるさく感じたのですが
サイテーションに代わって、何か月かあとに
L-580を聴いたら
なんだか、こんなに頼りない音だったのかとおもい
繊細さはやはり低域に支えられていてこそという
サイテーションの繊細さにきがつくというありさまだったのです。
こういうところが
この機器と思い込んできいてますと
耳もエージングされるのと上回って
これが、ベストという自分の基準になってしまってることに気が付かずにいることがあります。
このことは当然ながら
それよりも良い機器を聴くことによって
徐々に解消されていくのですが
そのあたりの良い機器のレベルが
当方の職業柄
いろいろな機器の音は無論
音質改善・OHをしてみたうえでの伸びしろの部分での音
など、多くきいているために
申し訳ないことですが
元値より高くなるような手当てをしてまで聞く価値が薄い音という判断になってしまい
ここが、儲け主義ならwww
なんとか治す方向にいくのでしょうが
この音で満足してしまっては音ライフがもったいないという
耳のほうの心配が先に立ちます。
WADIA6あたりになると
もっと高い金額でLTDまでひきあげられますが
その金額が勿体ないような音でなく
逆に
金をかけただけの音を出してきてくれると、
実証できておりますので、
何人かの方がLTD化を行っています。
当方はもともと、貧乏人根性ですからwwww
良い音を引き出すだけの値段を考えます。
10万円かけて30万程度の音でしかないか
30万かけて500万クラスの音になるか。
金がなければないほど、金を出しただけの価値にこだわるからこそ
金をかけるだけの価値のある機器であるかどうかも
考えます。
こんな音しか出ないのに、で、あっても、
どうしても、作業・材料費などで金がさがあがるわけです。
音だけを言えば3万もとれないようなものであっても
かかる手間。材料はかわらず
それをたとえば10万ですなどとやって
こんな音でしかないのなら
10万だしてせめて100万クラスの音になるふうにならなければ
お金がもったいないわけです。
自分の金じゃないですが・・・www
ですから、その音に見合うだけの金額であればかまわないのでなく
その金額に見合うだけの音じゃないと
お客様をだますような気分になり
きつい言葉になりますが
その機器にお金をかけるのはもったいないですよ
と、言うことになります。
以前にも
安い機器は相手にしない
とか、
高級機しか診ないという言われ方をしたことがありますが
金額の問題でなく
機器を触るだけの価値があるかないかというところをつきつめると
残念なことに
安い機器は安い作りゆえに安い音しか出ないということが多くあり
(むろん、例外はあります)
せっかくお金をかけるなら
良い音を聴いてほしいというのがあり
差し出がましいと思いつつ
きつい言い方になってしまっているところがあります。
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