受験のシンデレラ

　受験カウンセラーとして有名な和田秀樹氏は本来映画監督志望だったとwikipedia記事に記載があります。
　
　その和田秀樹氏が初監督作品として制作した映画が「受験のシンデレラ」という作品です。
　格差社会と末期ガンをテーマとした作品ですが、受験テクニック以外にも考えされられることが多々出ていた映画でした。
　
　私の出身地である福島県においても格差社会化しつつあり、県議会にて郡山市選出の長尾トモ子議員が質問したところ県立高校の在籍者1割弱が授業料免除を受けていると県教委が7月1日の議会にて答弁していたと福島民友が報じております。
　http://www.minyu-net.com/news/news/0702/news3.html

　全日制を中退しても定時制高校があるではないかと思いますが、定時制高校にて学ぶ生徒さんたちが「学費が高く通い続けられるか不安」であるとか「学費で家族に迷惑をかけている」という認識をもっているのも何か違和感を感じますが、公立全日制よりさらに公立定時制の授業料は廉価であると思っております。しかしながら定時制の学費が高いと感じる認識を持つ人が増えているのは格差固定社会になりつつある今日の日本を表しているのでしょうか。
　1950年代後半か1960年代前半に逆戻りしている日本の社会なのでしょうか。

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20090708dde041040005000c.html

　明日7月12日は、東京都議会選挙ですが格差社会を少しでもなくそうとする議員が一人でも多く当選してほしいものです。