郡山市における県外本店の銀行支店所在地遍歴、東邦銀行の郡山市における基幹店舗の所在地遍歴についてと大東銀行(大東無尽→大東相互銀行)本店が1930年(昭和5年)に前身の郡山無尽が本店を設置以来建て替え仮店舗移動時以外移動していない事は既に別記事にて取り上げております。
福島銀行(福島無尽金庫→福島相互銀行)の郡山市における基幹店舗の遍歴を取り上げてみます。
昭和7年(1932年)6月29日 湯本信用無尽郡山出張所を郡山市堤下町52に設置
昭和9年(1934年)8月11日 郡山市中町10に移転
昭和14年(1939年)11月24日 福島無尽との合併により福島無尽金庫郡山出張所となる。
昭和16年(1941年)2月1日 郡山市蔵場町21に移転
昭和20年(1945年)7月3日 郡山市堂前町7に移転
昭和22年(1947年)3月10日 郡山市柳内198に移転
昭和23年(1948年)6月25日 郡山市燧田80に移転
昭和24年(1949年)8月2日 福島無尽金庫郡山出張所を福島無尽金庫郡山支店とする。
昭和26年(1951年)10月20日 相互銀行法施行により福島無尽金庫から福島相互銀行への名称変更に伴い、福島相互銀行郡山支店となる。
昭和36年(1961年)11月20日 福島相互銀行郡山本町支店を郡山市本町64に設置
昭和42年(1967年)1月1日 住居表示変更により、郡山支店の所在地は郡山市駅前1-1-17、郡山本町支店の所在地は郡山市本町1-2-6となる
昭和42年(1967年)3月14日 郡山支店から郡山駅前支店に名称変更、郡山本町支店は郡山市堤下町12-10に新築移転し同時に郡山支店へ名称変更
昭和56年(1981年)11月16日 福島相互銀行郡山北支店を郡山市西ノ内2-12-11に設置
平成1年(1989年)2月1日 福島相互銀行から福島銀行へ行名変更に伴い(業態を相互銀行から普通銀行に変更のため)、福島銀行郡山支店・郡山北支店・郡山駅前支店となる
平成**年(****年)**月**日 郡山駅前支店は郡山市駅前1-1-17での営業を取りやめる。(他店への統合あるいは、郡山市内で店舗移動し名称改称したものと思われる。追って調べます。)
平成21年(2009年)7月27日 郡山北支店所在地に郡山支店を移転し統合の上、郡山営業部に名称変更
1948年(昭和23年)の移転は、6月24日の夜に郡山市柳内(現在の駅前2丁目界隈)で大火事が発生したことによる被災が理由です。柳内にあった常陽銀行郡山支店の移転も大火発生による被災が理由でした。
燧田80(住居表示変更後の駅前1-1-17)は同業態の大東無尽(現在の大東銀行)本店向かいにあたる場所でした。福島銀行郡山駅前支店撤退後に再開発され2014年時点では総合病院と高層マンションの合同高層ビルとなっています。
郡山市堤下町には湯本信用無尽として最初に郡山市内拠点を設けた際と1967年(昭和42年)に郡山市内基幹店を郡山駅前から移転し基幹店としてふさわしい規模の建物(6階建て)を設けていますが、郡山市堤下町11-10の地番は堤下町217と218になります。福島銀行70年史の記述に湯本信用無尽として最初に拠点を置いた場所と同じとの記述はありませんでした。地番の堤下町52はブルーマップによれば住居表示では堤下町5-16に該当します。なお、堤下町のビルは営業拠点移転後も関連会社が使用しているようですいましたが、東日本大震災での損傷もあったためなのか2015年に解体されております。(2015年7月20日修正)
郡山駅前支店の閉鎖、その後郡山支店を郡山北支店所在地へ移転統合させたのは、1968年(昭和43年)郡山市役所の移転をきっかけとした商業集積の郡山市郊外への移動が進んでいることによる経済状況の変化が原因の一つであるのではなかろうか。
参考資料
福島銀行70年史 福島銀行、1994年
福島民報
福島民友
福島銀行Webサイト
福島銀行(福島無尽金庫→福島相互銀行)の郡山市における基幹店舗の遍歴を取り上げてみます。
昭和7年(1932年)6月29日 湯本信用無尽郡山出張所を郡山市堤下町52に設置
昭和9年(1934年)8月11日 郡山市中町10に移転
昭和14年(1939年)11月24日 福島無尽との合併により福島無尽金庫郡山出張所となる。
昭和16年(1941年)2月1日 郡山市蔵場町21に移転
昭和20年(1945年)7月3日 郡山市堂前町7に移転
昭和22年(1947年)3月10日 郡山市柳内198に移転
昭和23年(1948年)6月25日 郡山市燧田80に移転
昭和24年(1949年)8月2日 福島無尽金庫郡山出張所を福島無尽金庫郡山支店とする。
昭和26年(1951年)10月20日 相互銀行法施行により福島無尽金庫から福島相互銀行への名称変更に伴い、福島相互銀行郡山支店となる。
昭和36年(1961年)11月20日 福島相互銀行郡山本町支店を郡山市本町64に設置
昭和42年(1967年)1月1日 住居表示変更により、郡山支店の所在地は郡山市駅前1-1-17、郡山本町支店の所在地は郡山市本町1-2-6となる
昭和42年(1967年)3月14日 郡山支店から郡山駅前支店に名称変更、郡山本町支店は郡山市堤下町12-10に新築移転し同時に郡山支店へ名称変更
昭和56年(1981年)11月16日 福島相互銀行郡山北支店を郡山市西ノ内2-12-11に設置
平成1年(1989年)2月1日 福島相互銀行から福島銀行へ行名変更に伴い(業態を相互銀行から普通銀行に変更のため)、福島銀行郡山支店・郡山北支店・郡山駅前支店となる
平成**年(****年)**月**日 郡山駅前支店は郡山市駅前1-1-17での営業を取りやめる。(他店への統合あるいは、郡山市内で店舗移動し名称改称したものと思われる。追って調べます。)
平成21年(2009年)7月27日 郡山北支店所在地に郡山支店を移転し統合の上、郡山営業部に名称変更
福島銀行郡山営業部
1948年(昭和23年)の移転は、6月24日の夜に郡山市柳内(現在の駅前2丁目界隈)で大火事が発生したことによる被災が理由です。柳内にあった常陽銀行郡山支店の移転も大火発生による被災が理由でした。
燧田80(住居表示変更後の駅前1-1-17)は同業態の大東無尽(現在の大東銀行)本店向かいにあたる場所でした。福島銀行郡山駅前支店撤退後に再開発され2014年時点では総合病院と高層マンションの合同高層ビルとなっています。
郡山市堤下町には湯本信用無尽として最初に郡山市内拠点を設けた際と1967年(昭和42年)に郡山市内基幹店を郡山駅前から移転し基幹店としてふさわしい規模の建物(6階建て)を設けていますが、郡山市堤下町11-10の地番は堤下町217と218になります。福島銀行70年史の記述に湯本信用無尽として最初に拠点を置いた場所と同じとの記述はありませんでした。地番の堤下町52はブルーマップによれば住居表示では堤下町5-16に該当します。なお、堤下町のビルは営業拠点移転後も関連会社が使用して
郡山駅前支店の閉鎖、その後郡山支店を郡山北支店所在地へ移転統合させたのは、1968年(昭和43年)郡山市役所の移転をきっかけとした商業集積の郡山市郊外への移動が進んでいることによる経済状況の変化が原因の一つであるのではなかろうか。
参考資料
福島銀行70年史 福島銀行、1994年
福島民報
福島民友
福島銀行Webサイト
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