車買取LEO 事業部長日記

日々の出来事 と 日本の未来を考える 愛の子育て日記!

くねくねクネ雄の大冒険

2011-04-13 | Weblog

 

 よりハード de 過酷 な 

修行場 を めざし

中年 の オッサン ひとり 

新規開拓へ。

 

この日 は 山梨県へ ・・・

 

 

 

 

初めての場所 ・・・

とりあえず

山 の 入り口 にある 

茶屋にて 腹ごしらえ。

 

『 名物 』 と 

大きく書かれた

『 山菜弁当 』 を 

注文すると

 

5分くらい経ってから

 

厨房から おばちゃんが出てきて

 

「 山菜そば に しなよ 美味しいよ 」

 

 

・・・・・・・・・・・・ え?

 

 

「 すぐできるし 」

 

 

  ha

 

 

って 完全に 店側の都合 で

半ば強引に 山菜そば に 変更。

   

 

 

 

おばちゃん の

その 驚きの強引さに

 

でてきた 山菜そば の 

写メ を 撮り忘れるほど 

動揺してしまいました ・・・

 

そんな こんな で

不本意な 山菜そば を 食べてると

 

店内にいた おばちゃん2名 と

お店のオカミサン に 

「 何しに来たんじゃ? 」 と

「 どこからきたんじゃ? 」 と

質問攻め ・・・

 

 

これから 入山し 

修行すること を 伝えると

 

おばちゃんA  「 まだ ここいらは 冬山じゃ ・・・ 」

おばちゃんB  「 やめとき お若いの 死ぬぞ 」

 

すると お店のオカミサン も

 

「 地震の影響で 木が倒れていたり まだまだ雪も多く

  凍っている箇所が多いから 途中までしか行けないよ。

  山に慣れてる 地元 の おとっつあん だって

  途中で引き返してきたくれーだから 本当に気をつけてなぁ ・・・ 」

 

そう 言いながら 

山で オカミサンが 採ったという 

ヨモギ で 作った 特製のお茶 を 

ご馳走になり

山へ 向かいました ・・・

 

 

 

とりあえず 

1キロほど 入ったところで

《 一般ハイカー 進入禁止 》 

の 看板 ・・・ 

 

 

僕は 一般ハイカー 

なので

一応 そちらの道 は 

避けました。

 

 

 

 

アリ 発見。  春 ですね。

 

 

 

 

 

『 登山者よ 気を抜くな ! 』

 

道中 看板に貼ってありました ・・・ 

毎回 『 気を抜いたら命取り 』 な 

紙一重の場所 を 独り 突き進むので 

この言葉 は 凄く大切だと感じます。

 

 

 

そして さらに 奥へと進むと

 

 

 

 

つり橋 です ・・・ 

 

しかも 経験の中では 最長クラス ・・・

古く錆びて 横の網は破けて 

風で ゆらゆら 揺れています ・・・ 

 

高所恐怖症 なので 

ドキドキ が とまりません ・・・ 

 

 

足元 の 錆びて変形した 

薄めの鉄板 が また恐怖を煽り 

体重95キロ の オッサンが歩くと

揺れる揺れる ・・・ 

 

おー ぶるぶるぶる です 

 

 

もちろん あまりの恐怖で 

身体の全ての部位 が 縮みあがり 

『 甘栗むいちゃいました 』 と 

『 とんがりコーン 』 状態(皮のみ) で 

内股で クネクネしながら 

やっとこさ 渡りきりました ・・・

 

ヒゲの中年 が 

シーズンオフの冬山 で 独り

とんがりコーン (実物大) と 

甘栗 (実物大) 状態 で

内股 で クネクネ 

しているわけですから

 

独りとはいえ 

それはそれは 恥ずかしく

我ながら 『 恥ずかしさの極み 』 を 

体感。

 

なかなか 日常世界 の 街中じゃ 

ここまでの 恥ずかしさ は 

体験できませんね 実際。

 

 

 

 

 

地震の影響か 土砂で

道が塞がれている箇所もありました。

 

 

渓谷 を 突き進みます !!!

 

 

だんだん 雪が 多くなってきます。

 

 

奥へ進めば 進むほど

その季節 その時 にしか 見れない

美しい風景 が 待っています !

 

 

初めて来る山 では 

見える景色 全てが 刺激的。

 

前進すること に 

ワクワク するのです。

 

 

先に 立ち寄った 

茶屋 の おばさん が 言うように

確かに 何箇所か 樹が倒れていて

道 を 塞いでいましたが 

この程度 なら 過去 に 経験済み。

 

全く 問題になりません。

 

人生と同じ で 色々あります が

なんちゃない。

 

前へ 前へ !!!

 

 

 

しかし 

これまた 結構な崖 が 多く

しかも 道 は 雪 ・・・

 

鎖場 が 凍っていて 

 

さすがに 凍った鎖場 は 

緊張しました ・・・

 

 

そのうち 『 命の鎖 』 は 

雪で埋もれ見えなくなり

 

どこからが 雪で 

どこから氷 か 解らなくなり

樹や岩に しがみつきながら 

探り探り 移動 ・・・ 

 

雪だと思って油断していると

その下 が 凍っていて

凄く スベルのです ・・・ 

 

 

 

 

 

しかも この日は 先日 購入したての

バランスをとることで 足腰を鍛える

安定感最悪 の シューズ  

イージートーン  (シャア専) !!!

 

 

バランスの悪い シューズ で

バランスの悪い 岩場や氷の上を歩くので

そりゃもう スベルすべる。

 

ありとあらゆるところ で 

スベルのです。

 

つんつんつるんぶ の 

極み です !

 

 

しかし 今回の目的 の 

メインでもある 『 滝 』 は

もう あと 距離にして 

1 km くらい ・・・

 

ここまで来て

ここで 引き返すわけにはいかん 

っと 気合 を 入れ直し

前へ 前へ !!!

 

 

 

その後も 

何度か コケながらも 前進し 

いよいよ 名爆 に 逢える  ・・・

 

と 思った矢先

その目の前には 

もう 完全に 道は無く

雪 と 氷 のみ ・・・

 

 

 

 

自分の身長以上 の ツララ が 

ぎっしり で

 

谷側へは スベリダイの如き 

氷の斜面 ・・・

 

もし滑って 落ちたら 確実に即死 ・・・

 

恐怖で 再び 

『 甘栗&とんがり状態 』 へ ・・・

 

もう 

クネクネすることすら できない恐怖 ・・・ 

 

失禁寸前 GIG ・・・

 

かといって 

結構ムチャして ここまで来たので

引き返すとなると 凍った下り坂 を 

戻らなくては 帰れない ・・・

 

上り坂 だったので

何とか 滑り落ちずに

ここまで 来れましたが

 

あの 氷場 を

下るとなると 

一筋縄では いきません。

 

進む も 地獄 ・・・

かといって

退 く も 地獄 ・・・

 

 

う ~ ん ・・・・・・

 

 

静寂の山深く 独り 真剣 に 

前進か 後退か で 悩みます ・・・ 

 

悩みに 悩み

どのみち 地獄なら 

勇気をだして 『 前進 』 

することに。

 

   
 

 

危ぶむなかれ 危ぶめば 道はなし

踏み出せば その一足が 道となり 

その一足が 道となる 

迷わず行けよ 行けばわかるさ 

 

って アントニオ が 一休宗純から 

見事に パクった その歌 を 胸に

 

 

山側のツララを握り 一歩 前へ ・・・

 

 

すると

 

その一足が 道となり 

  その一足が 道となる ・・・

 

はずの その一歩が ・・・ 

 

 

 

『 ズボッ 』  っと ・・・

 

 

 

 

 

 

勇気を出した 

その 一歩 が 

ズボッ って 雪 に 

 

深 く 突き刺さりました ・・・ 

 

膝 まで ズッポリ ハマリマシタ ・・・ 

 

 

 

嫌 ・・・

 

も  もう ・・・

 

これ以上はムリ ・・・

 

 

 

 が ポッキリ と 

折れる音 が 聞こえました ・・・

 

その時 確かに ・・・

 

確かに の折れる音  が 

ハッキリ と 聞こえたのです ・・・

 

こんなに ハッキリ 

心の折れる音 を 聞いたのは

中学の時 先輩 に 

ブン殴られた時 以来 ・・・

 

 

 

流石に これ以上 は ムリ ・・・

 

まだまだ 

生きて やらなきゃならないことが 

多すぎる ・・・

 

悔しいけど 

引き返す以外 の 道は無し ・・・

 

アントニオ の バカヤロー   

 

 

 

そして 

勢いだけで 突き進んでしまった

道中を 戻ることに ・・・

 

 

 

下り坂 の 氷道 を 

行き の 倍以上 時間を かけて

 

ゆっくり ゆっくり と

テンション低く 慎重に 慎重に ・・・

 

ヘッピリ腰 で 

ゆっくりゆっくり

 

半泣き状態 で 

一歩一歩 確実 に 

進みます ・・・

 

 

そして 何とか 

戻ること が できました ・・・

 

 

 

 

 

つり橋 を 震えながら 渡り ・・・

 

 

 

ふもとの 

おばちゃん の 店へと

一直線 に 

逃げ帰りました ・・・

 

 

 

 

 

 

すると 店のおばちゃん 

「 遅いから 心配してたんだよ~ 」 

って

駆け寄ってきてくれて 

 

「 まあまあ これでも飲み 」 

って

また ヨモギのお茶 を 

出してくれました。

 

「 で、 どこまで行ってきたんだい? 」 

って

おばちゃん が 聞いてきたので

 

滝の目の前 で 断念し 戻ったこと を 話すと

 

「 はー そんな とこまで 行ってきたのかい? 」 

って

かなり 驚いていました。

 

しかも 

履いているのは登山靴 ではなく

バランスの悪い 

トレーニングシューズ だと 

そのことを明かすと 

おばちゃん かなり驚き 

目が点になっていました (笑) 

 

 

この季節 

地元の人間でも 

そこまでは 行かないそうで

 

それは それは ご苦労様でした と 

何度も ヨモギのお茶 を 

ついでくれました ・・・

 

 

その後 30分位 

おばちゃん と 二人 で

この地域 の 歴史 や 

山 や 自然 に ついて 語り

色々と 勉強になりました。

 

最後に おばちゃんが作った 

天然ヨモギの御餅 を 購入し 

 

お店の駐車場 に 

車を停めさせていただいたので

その お礼 を 言い

 

その場を後にしました。

 

最初 行きに寄ったとき は 

ぶっきらぼう で

むりやり 山菜そば を

押し付けた おばちゃん も

帰り際 には 

深々と頭を下げて くださり

 

今まで タメ語 だったのに

なぜか 突然

敬語で 丁寧 に 

送りだしてくれました ・・・

 

 

おばちゃん は 

褒めてくれましたが

今回 

最後まで 行けなかったので

必ず リベンジ します !!!

 

おばちゃんの話 に よると

5月中旬 が 新緑もキレイ で

色々な花も咲き始め 最高だと 

教えてくれたので

 

次回 リベンジは 

その頃 に 来よう と

思います。

 

もちろん

また 

トレーニングシューズ で。  

 

 

 

 

 

ちなみに 

おばちゃん の 手作り の

天然ヨモギの御餅 は 

最高に美味しかったです !

 

また 来ます !!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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