後藤ミホコ~アコーディオンらいふ~

アコーディオニスト・後藤ミホコのブログ

演出家ビリャコーヴィチの「検察官」、そしてショスタコーヴィチの交響曲

2015-02-24 10:47:16 | 日記




昨日は、ロシアの奇才演出家・ビリャコーヴィチの演劇の舞台、劇団東演「検察官」(ゴーゴリ作)を鑑賞しました。(於・新宿サザンシアター)

キャストはほとんど日本人、そしてロシア人の役者さんは3人、日本語とたまにロシア語が混ざってストーリーが展開されます。それだけ聞くと、ロシア人と日本人は明らかに見た感じが違うし、何より言葉の意味わからない時があってもいいの?と思うかもしれませんが、それが全然気にならないどころか、むしろロシアの背景を彷彿とさせるには、ロシア人俳優が混ざっているのが最適なのかも、と思うほど効果があります。

何よりロシア人たちのかっこいいこと!もちろん、日本人の役者さんたちもすごい熱演、見ごたえ十分の舞台でした。

ゴーゴリの「検察官」、つくづく、昔も今も、人間が忘れてならないことって変わらないんだな、と考えさせられました。

人間らしさというか、弱さも愚かさも、そしておかしさも、全て含めた飾らないほんとの姿ってこれかな、と感じさせるのです。時々ふっと笑ってしまうほど、当たり前の姿なのかもしれない、って。

それにしても、音楽もよかった、あとあとまで耳に残る、ロシアのメロディーです。知らない曲で、すべてが生演奏ではないのですが、音楽もすべてベリャコーヴィチ氏の演出です。

ベリャコーヴィチさんは、私がいつも一緒に活動しているロシアの歌の歌手・石橋幸さんと親しく、私たちのライブにも一昨年初めて来てくださって、またつい最近も来てくださいました。
彼はいつも客席から、タンコさんと一緒になって大きな声で歌ってしまうんです。そして一緒に来たロシア人役者さんも、思わず踊りだしてしまう・・・もう、メチャクチャライブを盛り上げてくれます。

そのライブは、私がバンドマスターです。たまにバンドメンバーに向かって合図を送りますが、それがちょうど指揮者みたいだ~~いいね~と、ベリャコーヴィチさんからそう言われて、実はロシアのお土産、かわいいキーホルダーをいただいちゃいましたよ(^^)


いまだ興奮冷めやらず、の舞台を見たあとは。
家に帰って練習です。
ショスタコーヴィチの「交響曲第五番 革命」の4楽章です。



まだアレンジしたての、メモ程度の譜面ですが、今TENGOの挑戦曲がこれ。

むずかし~~特にベースが。

でもメッチャかっこいい曲です。
この曲は、関西人で私の年齢より上の人は必ず知ってる、といってもいいほどの曲です。
あの、大阪ガス提供の「部長刑事」のテーマ曲。とここまで言って理解できる人はまあまあの年齢に達してますな~~(笑)

ということで、今日もまた「部長刑事」いや、「交響曲第五番」ガンバります。

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