私は田舎暮らしとか、自然な生活の様子を紹介しているYouTubeチャンネルが好きでたまに見入ってしまうのですが、
先日あるYouTubeチャンネルを見ていて、「華やかな外食=豪華 と世間で思われているけど、ほんとにそうなんだろうか・・・」
ということが書かれていて、
ふと、そういえばこれまで外食で
「忘れられないほど美味しいと思った食事って何だっただろう?」
思い浮かんだのは遠い昔、、、子供の時の外食。
京都で食べたちょっと豪華な中華料理とか、家族で行った神戸や大阪のレストラン。それにしても、京都の中華って・・・笑(でもあれは忘れられないな~)
いろいろ思い浮かぶけど、全部遠い昔。
あの頃の日本は今ほど食べ物で溢れる飽食の時代じゃなかった。
外食がホントに美味しくて楽しかった。
ここ数年になると、外食で忘れられないほど美味しかったところ・・・
と言ってもなかなか思い出せず。
多分どれもが美味しいと言ったら美味しいので特別に「美味しい!」と言う気持ちが麻痺しているのでしょう。
外食とは言えないけれど、とっさに浮かんだのがこれでした。もう6年以上も前ですが写真がありました。
すべて手料理で、どこかのお店に入ったわけではありません。
この食事は、場所は北海道の羅臼。ライブの次の日のブランチです。
5,6人でテーブルを囲んで食べました。
エビの塩ゆでといかの刺身、キムチと赤大根のお漬物、そしていくら。
写真に写ってなくて残念ですが、これにお茶碗に盛られたつやつやの白ご飯と(確か)ジャガイモが入ったお味噌汁が付きました。
これが何年経っても「忘れられない、美味しかったなあと思った食事」です。
実はその前の日のライブのあとの打ち上げがこれ。
打ち上げの時なので、この他にふんだんにお酒がふるまわれ、お酒のつまみにチーズやお肉とか、他にもいくつか出たと思います。
(私はお酒は飲まないしお肉もそんなに頂きません。)
たくさんのおにぎりが実に美味しそう。
エビの茹でたのとイカの甘辛煮は余ったので次の日ブランチの時も出てきました。
だから「私の忘れられない食事」の何品かは前の日の残り物でもあります。
でも残り物は味が染みて格別に美味しい。
このように決して豪華な食事ではありません。むしろどれもがシンプルな調理で簡単な味付け。
北海道・羅臼で食べる食事は本当に
水が最高に美味しい。そして昆布は羅臼の有名な名産品。お米、お味噌も美味しく野菜も海の幸も新鮮そのもの。要は素材が贅沢なのです。
美味しさ、って決してお金をかけたとか豪華ではないとつくづく思うのでした。
何よりも、素材。そして作る人の真心がこもった料理が一番かもしれません。
もう何年も前になるけど羅臼にいつも呼んでくれてた金ちゃん、元気かな~~