後藤ミホコ~アコーディオンらいふ~

アコーディオニスト・後藤ミホコのブログ

900年続いた命

2016-03-30 00:47:58 | 日記


私の自宅のすぐ近くの白山神社。
ここには、二本の大ケヤキの木がそびえたっていました。言い伝えによると、この大ケヤキは、1083年に、源義家が奥州征伐の際に戦勝を祈願して奉納した苗がここまで育ったということです。なんと、900年を超える樹齢。

由緒あるこの神社、参拝客はいつもこの大ケヤキの木を見上げ、誰もが長寿の木のパワーにあやかりたいと思っているはずです。

私も、この神社は散歩がてらよく訪れていますが、実はこの大ケヤキの一本が、先日なくなっていました。そして、こんな看板が立っていて、ホントにびっくりしました。




一番上の写真でいうと、手前の大ケヤキの木の背後、階段を上がったところにもう一本の大ケヤキがあったのですが、その一本は最早跡形もなく、もう二度と見ることはできません。

2年ほど前に、台風で太い幹が折れてしまい、かろうじて根元に近い幹が残りましたが、葉もない無残な姿になっていました。結局枯れてしまったのでした。
本当に残念なことです。

でも、手前の木は今も元気で、この時期葉っぱは一枚も残っていませんが、春になると新芽が顔を出し、みるみるうちに見事な緑色の若葉が茂ってそれはそれは立派な大ケヤキの木となります。

木は、他のどんな生き物より生命の神秘と力強さを持っていると思います。この木を見ていると、なにか、人間など足元にも及ばないほどのパワーを感じるのです。


今の時期、まだ寒さは残っているけれど、そろそろ桜が咲きだし、空の色も、そよ吹く風も草木も、春が来た、春が来たと歌っているような実感があります。

3月もあとわずか。

残された大ケヤキ、ガンバレ!今まさに新芽が一斉に吹き出そうとしているところ。パワー全開、ガンバレ!

私も新たな気持ちでこれからの活動に取り組みたいと思います。

♪♪♪♪♪♪♪♪


一昨日28日の新宿ウルガ・ロシアの歌ライブ無事終了。
実はタンコさん(ボーカル)も先日道で転んで、顔面を打って口元が腫れていました。歌うことには何の問題もなく、むしろ素晴らしいステージだったと思いますが、やっぱり私たちミュージシャンは身体が資本ですから・・・「気を付けないとだめですね~~」
私の方はお陰様でほとんど完治しています。


さて、次は4月22日文化シャッターのTENGOコンサートに向けて全力投球です。

お陰様でご予約がどんどん入り、あとわずかで満席となります。
ご予約ご希望の方、至急にお申込みお願いいたします。

コンサート詳細は↓

http://www.mihoko-goto.com/tengo/

4月22日、頑張りますよ~どうぞご期待ください(^^)

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ロシアのうたライブin豊中(大阪府)

2016-03-25 00:51:05 | 日記


今大阪にいます。といってももう25日には帰京予定。
たった1泊のみの滞在。

大阪府豊中市にある、ギャラリー&ライブハウス「スペース草」にて、石橋幸さん&バンドのライブのための来阪でした。

ライブが終わって、打ち上げが終わって、今ようやくホテルにてくつろいでいるところ。

今日のライブはすごく楽しくてお客さんもノリノリ、なんかバンドメンバーもみんな「楽しかった~」と盛んに言ってました。
このライブのプロデュースは、あの羅臼の金ちゃん。

金ちゃんが、大阪に友達が多くて大阪大好き、とは聞いていたけど、こんなに大阪に馴染んでいるとは知らなかったな~
いつも金ちゃんが羅臼に呼んでくれてたのですが、金ちゃん今回は絶対大阪でしたい!と。

ライブハウスは満席で、金ちゃんの友達、長年の知り合いの人達はじめ、ライブハウスの近くに住んでおられる人、
ギャラリーを通じて美術関係の仕事をしている人とか…

この「スペース草」のつくりは変わっていて、手作り感があり、いすもテーブルも、旧式のストーブも独特の味わいがあり、特にご覧下さい、これ!



めちゃくちゃ気に入った火鉢!ほっこり暖かい。
ライブ中はこの火鉢におでんの大鍋が置かれていて、いい香りが立ちこめていた~

タンコさんのロシアの歌の世界をお客さんに十分に味わっていただけたと思います。空間がすてきなのでアコーディオンの音色も心地よく響いていたように思います。
打ち上げで頂いたお料理も美味しかったなぁ。夢中で食べてたので写真一切なし笑。
ほんとに楽しい一日でした。

行きの新幹線の中では、みんなまるで小学生の修学旅行気分。





さて、先週の日曜日3月20日のガル・ソロライブ無事終了しました!
ここのところゴールデン街は外国人観光客が多く、この日もフランス人のお客さんが数人。
私がサービスして「パリの空の下」を弾いたらスマホで歌詞を検索して皆でしっかり歌ってた。
へえー若いフランス人たちもこんな古いシャンソン知ってるんだ~とびっくりしたのでした。

来月のガル・ソロライブは4月3日(日)です。



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怒涛のような4日間、でも無事ツアー終了。

2016-03-18 09:49:22 | 日記


関西ミニツアー終わって早5日、その間まあ、事後処理に奔走しました。

その話は最後に。

まずは上の写真、3月13日大阪上本町のガットネロのライブ2公演。


もう、満席満席、お客さんも大変だったでしょう。、酸欠状態にならないかと。。。

でも、みなさんそんな中ずっと温かい拍手を送ってくださいました。

最終日は昼と夕方の二回公演、かなりハードでしたが、最後の日なのでテンション上げて、心こめて演奏しました~

この日のライブは、私たちのソロを取り入れました。二部の初めは、

後藤「ヴィーヴォ」(ジョン・ガート作曲)
天野「サマータイム」(ガーシュイン作曲)

それぞれ、アメリカ人作曲家の曲です。曲も趣が変わってよかったかも。




とにかく怒涛のような4日間でした。

昨日、エフエムあまがさきのDJ千波留さんから連絡あり、
千波留さんの番組中に、先週聴いてくれていたリスナーの方から「TENGOの4月22日のコンサート行きます!」というメッセージが入ったとか、すごくすごく嬉しいです~~

4月22日は、東京文京区にて、文化シャッター株式会社主催のコンサートに出演します。
そのことはまた改めて記事にします。


さてさて、ツアーが終わってからの事後処理とは・・・

実は、12日朝にアクシデントがありました。

これからローゼンビートへ、とタクシー乗ろうとしたとき、私は楽器を担ぎ、荷物を持ったまま前につんのめって転んだのです。

まず左ひざをついてバランスを崩したとたん右肩に担いでいた楽器が落ちてきて、楽器は地面にぶつかり、それは結構の衝撃でした。
その重みで私の左側の顔が地面にすれて、目の下は血がにじんでいたようで・・・

パニクったのは私よりも、タクシーの運転手さん、「血が出てる血が出てる!」・・・

でも私はまず楽器が大丈夫かどうか、音を出してみた。どうやら大丈夫みたい。
それでも心配なので、タクシーに乗ってから大阪のアコーディオン関係の友達に電話で連絡しました。事態を心配してくれて、本番前に楽器をチェックしてくれました。

顔がメチャクチャひりひりして痛い~~

ローゼンビートに着いて、スタッフの人たちは実に手際よく手当してくれました。
顔の傷のほか、指も皮がむけてる~~指が~~ひや~~と思ったけど、バンドエイド貼ったら問題なし、

身体は動くし、アコも弾ける!よっしゃ、行けるわ~~

そして、その2時間後には午前中の本番、昼過ぎからは「ローズコンサート」出演。

客席の皆さんには顔に大きな絆創膏貼った状態で出て、状況説明・・・・

あの時は一応すべて大丈夫と確信していたので私もホッとしてたのか、MCでは結構笑いが取れた。

その日も、次の日も、笑いながらもお客さんはとても心配してくれました。
ホントに気を付けないとだめですね。

はいていた靴は実はちょっと問題があったので、もうその後処分しました。
私も、注意が足りなかったなあと大いに反省したのでした。

東京に戻ってから、まず病院に行って顔の傷を診てもらいましたが、一応順調に治ってきているみたいです。
でもまだ絆創膏を貼ったままの状態です。

そして昨日は楽器修理工場へ。チェックしてもらいました。

楽器は、実はやはり何か所かダメージを受けていました。ただ、壊れた個所はすべて「奇跡的に」演奏には支障なかったのです。
だから「一歩間違えたら本番が出来なくなることもありうる事態だった」と思うとこんなラッキーなことはなかったと改めて心からホッとしたのでした。

そんなこんなで事後処理に追われたこの五日間でした(=_=)

たくさんの方にご心配かけ、そしてお世話になりました。

おかげで、ツアーはけがの影響なく楽しい4日間で終わることが出来ました。

本当にみなさんに感謝です。ありがとうございました。





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ローゼンビートローズコンサート出演

2016-03-14 09:33:38 | 日記



3月12日は尼崎市のローゼンビート音楽研究所のクライネルザールへ。

午前中、小さな子供とお父さんお母さんが集まってくるコンサートに出演、午後からがメインのTENGOコンサート。



ホントに沢山のお客さん!
私は尼崎の小学校音楽科教員を12年もした経験があるので、お客さんの中には教員仲間、教え子など教員生活の時のご縁あった人たちが集まってくれてメチャクチャ感激しました。

ローゼンビートファンのお客さんも、初めて見るTENGOのステージ楽しんで頂けたかな、
終わってから沢山お声かけて頂きました。

お越し下さった皆さんありがとうございました!


このコンサートは、ローゼンビートのリーダーでありピアニストの浜渦理代さんのピアノ演奏あり、浜渦さんからのインタビューあり、ホントに楽しい企画です。

浜渦さんはこの日風邪で声が出ない状態。でも、インタビューしたいので、筆談で進めます、とのことで。

私は筆談の紙を読みながら自ら答える、と言う、超ユニークなインタビュー。もう、おかしくて、笑いが絶えなかったです。でも、インタビューの内容はとても私達TENGOがこれを伝えたい!ということずばりそのもの。

すごく充実したトークになってさすがでした。

ローゼンビートのスタッフのみなさんにも大変お世話になりました。


さて、この日は実は朝にハプニングあり、12日も13日も、ステージでみなさんにそのことを説明する羽目になりました。

そのことに関しては次のブログで。
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TENGO関西ミニツアー一日目、二日目

2016-03-14 00:50:01 | 日記


前回の記事でご紹介した「エフエムあまがさき」の時の写真です。

真ん中でTENGOのコンサートのチラシを持っている人はDJの千波留さん。千波留さん大変お世話になりました~~

そして下は生演奏の画像。演奏曲は「チャールダーシュ」と「黒い瞳」





そして3月11日は夜神戸三ノ宮のミュージックバー「エリーズ」で演奏、店主でボーカルのエリーさんがとても盛り上げてくれて、その上お客さんも喜んで聴いてくれました。




エリーさんはとても魅力的な人で、歌もすべてお客さんからのリクエスト。さすがだなあと感心。
私も、「ロシアより愛をこめて」リクエストしました。
エリーさんの「いとしのエリー」はすごく素敵だった~



次回は、12日、13日のコンサートの様子をアップします。
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