後藤ミホコ~アコーディオンらいふ~

アコーディオニスト・後藤ミホコのブログ

10月20日ライブのことでお知らせ

2013-08-31 11:10:44 | 日記



10月20日の「後藤ミホコ アコーディオンライブ TENGO再び・・・?」の予約受付が始まりましたが、おかげさまでたくさんのご予約をいただいています。

当初、当日券も用意しておりましたが、このままの成り行きでは、当日せっかく来てくださった方の席が確保できないかもしれないという心配から、当日券の発行は取り止めましたのでお知らせさせていただきます。


どうぞご予約はお早めにお願いいたします。

★ご予約はこちら★



前回のブログ記事にも書きましたが、今回は10年ぶりの「再会共演」ですので、私たちも大変楽しみです。また、TENGOをご存知のお客さんからも当日とても楽しみにしています、とのコメントもいただいています。

頑張ります~~~~!!!!!!!


どうぞお楽しみに!
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10年ぶりのリハーサル~

2013-08-24 02:03:41 | 日記







10月20日(日)のライブは、私が10年前に組んでいたユニット「TENGO」のバイオリン、天野紀子さんがゲストです。上の写真見て、「うわあ、強烈~かっこいい」という印象を持たれたと思います。
私の写真は、今年5月、札幌の北星学園大学のコンサートの時。バックはパイプオルガンです。(中原了一氏撮影)。なかなか、ふたり対照的でしょ(笑)


さて、先月天野さんと10年ぶりに再会して、共演が決まり・・・第一回リハーサルは昨日でした。

正直・・・10年のブランクはやはり大きいかも・・・とかいろいろ思いが交叉していましたが。


さあ、ちょっと弾いてみますか。と楽器を取り出し。

タラリ~♪♪♪!!!
なんと、一音を出した途端!

ブランクどころか、まるで、つい昨日まで一緒に弾いていたみたいだったのです。

譜面も見ない、弾いているスタイルも一緒。音色も一緒。とにかく10年前がそのまま瞬時に再現されて、自分たちでもびっくり。
やはり、それだけあの時は相当弾いていたんですね。

だから、どの曲も一回弾いただけで練習終わり!
じゃあ、次の曲行きましょか。って、とんとん拍子に曲は進んでいきました。


今回は、ライブの前半は私のソロ。
後半は二人で演奏しますが、後半のプログラムは10年前のレパートリーがほとんどです。
でも、新曲もあります。
一曲だけ前もってお知らせしますと。。。

「恋のバカンス」
そう、もう何十年も前の、ザ・ピーナツの大ヒット曲。
この曲が今回のライブ後半の新曲です。

実は、ロシアで一番人気のある日本の曲がこれ。昔は、ロシア人たちの中にはこの曲がロシアの曲と思って、日本の曲だと知らない人も多かったとか。
でも、今でもこの曲は人気があるらしいです。


今回のライブのために、この曲をアレンジし、昨日のリハーサルで初めて合わせてみて、
「うんうん、なかなかいい感じ(^^♪」既に、ご機嫌で弾いてます★もちろん、この曲はしっかり練習しましたよ(笑)


今回のライブは、新アレンジ曲が私のソロでも披露します、アレンジってなかなか大変な作業ですが、楽しみも大きいです。



ライブご予約は私のホームページからできます。

ライブの詳細は
http://www.mihoko-goto.com/concert/


ご予約は、

http://www.mihoko-goto.com/mail/


TENGOのことはもう知らない人がほとんど。10年も前になるので、完璧過去のことになりました。
今回のライブ、もちろん過去の再現もあるけれど、私にとっては、実はまた新たな世界を作ることへの挑戦でもあります。


気合入ってます~~皆様のご来場、お待ちしています★




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今年も16日は京都で過ごす

2013-08-20 13:50:03 | 日記


今日故郷 芦屋から帰京。

今年の帰省はちょっと慌ただしかったけど、16日の大文字送り火の灯籠流しには参加しました。大文字と静かに川を流れる一つ一つの送り火をながめながら、また、故人たちはあの世へと帰って行くんだなあと、幽玄の世界に浸り遠い昔を懐かしく想うひとときでした。

その日も、日中は信じられない暑さ。私と母は、初めから外の暑さに耐えられないことがわかっていたので、嵐山に行く前に映画館へ。話題の映画「風立ちぬ」を観賞。
ジブリにはあまり馴染みない私も、あの色彩の美しさと流れるような見事な画面の動きには心から感心しました。

ストーリーも、戦争の愚かさを改めて感じる内容の濃いものでした。



東京に着くと、途端に 仕事モード。今週は、ハイオリンの天野紀子さんとのリハーサルがあり、10年ぶりに合わします。
わぁ…楽しみだけどドキドキする、10年のブランクはやはり
長かったと感じるかそれともあっというまに蘇っちゃうのか。

また、このブログで報告します!
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ハバロフスク旅ブログ・最終日

2013-08-14 08:33:27 | 日記



さて、ハバロフスク旅ブログも最後の記事になりました。


上の写真は、ハバロフスク滞在、いよいよ明日が帰国、という日の午前9時の演奏!

今回お世話になった精神科医セルゲイさんが勤務されている、ハバロフスク最大の総合病院「ヴィヴェア病院」(下の写真はパンフレットの一部)にて。




お医者さんにとって、勤務前の朝の貴重な時間をいただき、タンコさんと私のミニコンサートを企画してくださいました。

この日のコンサート、そしてコンサートの後のストリートライブに関する記事は

http://blog.goo.ne.jp/lilac1218mg/e/c4d6b115fe333ed582a72dbc092d190a
に載せていますので、重複を省きます。




この写真は、ハバロフスクの中の日本料理レストラン。
超日本通のセルゲイさん、日本食が大好きということなので、さよならパーティーということで三人でお寿司を食べに行きました。

タンコさんのビールの大きさに注目!
タンコさん曰く、「この大きさしかないから仕方なかった・・・冷えてないし・・・やけくそで全部飲んだわ!」それどころか、あとでウオッカも飲んでましたよ。
ちなみに、私とセルゲイさんはお酒飲みません~~



左・・・天麩羅。サクッとしていて結構おいしいけど、天つゆがなんとソース味★
右・・・私が写真だけ見て「たこ焼き」と勘違いして注文したらなんとチョコレートプチケーキだった!



いよいよ空港へ向かう。車の中からみた風景。
「あ~~また来たいなあハバロフスク!さよならハバロフスク!」



ホントに真っ青な空が美しい、街も整然としていて美しい、悠然と流れるアムール河が美しい、何と言っても、人々の素朴な心が美しい・・・ハバロフスクでした。




上の写真は、実はハバロフスクの自分へのお土産の一部。
何が好きって、ロシアの黒パン!こんなおいしいパンは他にない!
そして、パンの横にロシアのパンケーキ(作り方をインターネットで見て自分で作ってみた!見た目はともかく味はまあまあこんな感じ~)、手帳とインスタントスープ、そしてまだ食べてないからわからないけど、ブドウとクルミのお菓子(?!)


*****************************************

さて、以前にこのブログの記事で、ニキータ山下さんの訳書「闘う白鳥」(文藝春秋)をご紹介しました。
下の写真です。



先日、すべて読み終えました。
ロシアの生んだバレリーナの最高峰、マイヤ・プリセツカヤの自伝ですが、ニキータ山下さん(訳者としては山下健二さんという日本名で載せておられます)の翻訳による長編です。

まず、とにかくロシア人の名前は私たち日本人にはなかなか覚えにくくて大変なのは事実です。でも山下さんの翻訳は、とてもわかりやすくて文章が流れるように入ってきます。



本の内容は、旧ソ連の絶対的な国家権力との壮絶な闘いの人生。
バレエにすべてを捧げ、常に新しいもの、自分独自の物を作り出そうとする意欲と、そのために弊害を乗り越えるエネルギー、激しい感情、芸術への厳しさに、ただただ心を打たれるばかりです。


一方、マイヤの人となりもよくわかります。
シャガールとか、ピエールカルダン、ロバートケネディなどすごい人物たちと親交があり、友情も大事にし・・・そして何よりも音楽家のだんなさんをこよなく愛する人間味あふれた人でもあります。



音楽家の私がとても心を打った部分は、
あのチェリスト・ロストロポーヴィチが、マイヤの公演でサンサーンスの白鳥を演奏することになっていて、まずは、本番前のゲネプロで演奏する。完璧な演奏なのに、その後もまた、彼は一人ずっとその「白鳥」を繰り返し繰り返し舞台裏で練習していた、という。
マイヤは、「真の名人というものは、完璧なものにもなお満足しないのだ」と書いている。


まあ、こういう素晴らしい芸術家たちのことを知れば知るほど、自分の甘さと凡庸さを再認識させられるのも事実で・・・


いえ、そんなこと言っていても始まらない、そんなこと今さら言わなくても当たり前です、
ただ・・・今日も頑張ります★



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ハバロフスク ストリートライブ二日目

2013-08-10 00:52:10 | 日記
ハバロフスクに行ったのが先月の9日、あっという間にちょうど一か月が経っていました。
思い出に浸る間もなく、本番と練習、ライブの準備に追われているうちにあの「じんましん」に見舞われ、一時はどうなることやら、と思いましたが、ようやくおぞましい「じんましん」から解放され今はまったく普通の状態、機嫌よく生活しています。

さて、旅ブログも今日と、あと一日になります。

今回は、ハバロフスクストリートライブ二日目★

実は、この日、タンコさんの知り合いの人を通じて、ストリートライブを取材したい、という新聞社からの申し出があった。
タンコさんは、ロシアではちょっとした有名人・・・

では、夜7時に広場で演奏してますから、どうぞその時にいらして下さい、という返事をして、いざ7時、広場に向かう。



あの美しいウスペンスキー教会を前に、大きな広場で演奏開始。まだまだ日差しは強くて、とにかく暑い~~

そういう条件もあるけど、ちょっと場所が悪かった・・・だれも通らない来ない。・・・・

「カチューシャ」を演奏していると、一人の品のいいおばあさん、すごく懐かしいらしく、何か話しかけてきて、タンコさんがサービスに「ヴィナバタ」というまた古い歌を歌うと涙ぐんで喜んでいる。

でもそのおばあさんもしばらくしたら「じゃね」
あと、ビール瓶片手の酔っ払いのおじさんが来て盛んに何か言ってる。
タンコさんの訳では、なんと私に話しかけているらしい。
「君はなんでバヤンを弾かないんだ??」
バヤンとは、ロシアのボタンアコーディオン。急にそんなこと言われても・・・

そのおじさんも去り、取材の人も来ないし。



何とも憂鬱な表情の二人。私は例のごとく手を伸ばして自分で自分を撮ってる。


とうとう、取材班は来ないし人もほとんど集まらなかったので一時間で切り上げ、昨日のアムール河沿いのベンチに移動した。

すると・・・





このご機嫌な様子、さっきとはえらい違い~~

もちろん、通行人の人たちは足を止めてくれる。立ち止まって熱心に聴いてくれたり、お金を置いていってくれる人もたくさん。
お金を置いていってくれるたびに、私はアコを弾きながら
「スパッシーバ!」(ありがとう)



ホントに、ノリノリのあっという間の30分。気が付いたら人垣が出来ていた。
何人かの人から、「明日もやってほしい」という要望もあり、じゃあ、明日また8時からここで演奏します。
という返事をして意気揚々と引き揚げる私たちでした★






川の向こうはこんな美しい夕日が一日の別れを告げるところ。
夕日が沈むとあっという間にあたりは暗くなって、時間は夜10時でした。
ホテルに帰ったらお腹が空いてレストランに直行!ゆっくりロシア料理「ボルシチ」を食べて
ようやく落ち着きました。
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