都内のある「ロシアレストラン」のボルシチ
ロシアの水餃子の「ぺリメニ」
ボルシチは特に日本人にも人気のロシア料理ですが、ウクライナの料理としても有名。
早い時間に一人でフラッと入った、私にとって初めてのお店。お客さんは誰もおらず、お店の従業員の女性と話すことが出来ました。
彼女、ウクライナの出身、それも東部のドネツク。
日本に来てもう数十年。流ちょうな日本語で、普段お店の中でいろいろウクライナ情勢について話すことはないけど聞かれたら話します、と言うことでした。
ウクライナに住む彼女の家族や友人たちが長年苦しい思いをしていたこと、自分自身も家族をいつも心配して情勢を見守っていること、
ほんとにその辛さは私たちには計り知れないものがあります。
私が今日このブログにアップしたのは、
昨今の日本のメディアに報道されている情報と切り離して、
今一度、世界の平和とは何か、私たちが協力できることは何かを考えたいと思ったからです。
今回の戦争も、ロシア・ウクライナの長い歴史とウクライナ東部のここ8年間の事情などを絡めると、一言では言えない複雑なものがあります。
私たちも単に感情にあおられたり他人から影響を受けた行動をとるのではなく自分でしっかり状況を把握する必要があると考えさせられるのでした。
私がアコ―ディオニストとしてロシアに5回行っている、とかサンクトペテルブルクでのコンクールの写真を見せると、
彼女はなんと、私のことを「どこかで見たことある人だとずっと思ってたんだ~」、と言ってました。
ロシア音楽を演奏しているミュージシャンて少ないし、話していたら共通の知人も多く、やはり世間は狭いです。
「またロシアに行けるのかしら、ロシアでアコーディオン弾ける時が来るのかしら・・・」と私がいうと
「もちろん、絶対また行けますよ!」と反対に元気づけてもらいました。
それにしてもここの料理は美味しかったので思わずたくさん持ち帰り用を注文!写真はその中の一部。
ほんとはサワークリームがたっぷりついてます。
ピロシキとワレーニキ(ジャガイモやキャベツのロシア風水餃子)
ピロシキはいわゆる揚げパンのようではなくて、あっさりしていました。
友達にお土産、なんて言いながら持ち帰ったのにほとんど自分で食べてしまった、いつもの通り(笑)
今度は友達と一緒に来たいです。