ちょっとオイル交換をする機会があったのでネタにするよ。
YBやYBR系のエンジンオイルを交換する際に、ドレンボルトの
締めすぎでエンジン側のネジ山を破壊してしまって、場所が
場所なので修理困難だったり高額修理費の見積もりで廃車に
なってしまった人が何人か居る。
買ったばかりの車体だとかなりショックだと思う。
そこで指定トルク値で締めた時にボルトがどんな角度になるか
写真を撮って見たのだ。
新品のドレンワッシャーを装着した状態で「指だけ」で回らなく
なるまで締めこむ。
普通はここからさらにレンチで締めこむわけだが・・・
印を書いてみた。
ここを基準線にして指定トルクでどのくらい回るか調べてみたよ。
トルクレンチで指定トルク「20Nm」まで締める。
間違って壊すと怖いので何度も設定値を確認するのが重要なのだ。
結果はこんな角度で指定トルクになった。
たったこれだけの角度で適正値になるので、参考にすると良い。
厳密に言うとドレンワッシャーの潰れ具合は個体差や二回目の
使いまわし等、必ずしもこの角度になるとは限らないけれど、
不慣れな作業者や慢性的に締めすぎ傾向な力持ちさんは、よく
注意して作業する事をお勧めします。
簡易的な判断だけれど約3mm~4mmくらいが限界値。
事情によりドレンワッシャーを1回くらい使いまわす時は3mm
を目安にすると安全だと思うよ。
手締めだけの場合は基準線と目標線を書いてから締める工夫で
良いだろう。
レンチを持つ位置で感覚が変わるのが道具の特性。
長いレンチの端を持つと、力加減が弱くても強い締付になりや
すい。
固くなる感触の幅が広くなって感じ取りにくいのだ。
短めに持つと固くなる感じの範囲が狭くなって「あ、固くなった」
と分かりやすいのだ。
この手つきで締めこんで「固くなった」と感じたらストップ。
他にM6くらいの細いボルト・ナットも同様なのだ。
もちろんトルクレンチの正しい設定と手の位置(指定握り部分)
で行う分には問題は起きにくいけれど、できればその時でも力加
減を覚えておくと手締めの参考になると思うよ。
これからオートバイが快適な季節になり、連休前などで整備
する機会が増えるだろう。
オイルドレンボルトの締めすぎで重大故障を起こして、せっかくの
ツーリング計画が台無しにならないように、今一度オイル交換作業
の注意点を確認してくだされ。不安なら買ったお店に丸投げでも
良いのだ。
人によってやり方違っていいですよね
CDIやプラグ関係は異常が無く、原因はメインスイッチの接触不良の様でした
ONでニュートラルランプも光るし、電装もついてセルも回るので(・ω・)?と思ってたんですが……
買った時から明らかにつながってない感じがたまにしてたのはこれが原因だったのか。さっそくクリーナー吹いたら無事かかりました
ヽ(*´д`)ノ♪ ウホホーイ
メインスイッチ外そうと思ったんですが、六角ネジで止めてあったので今回は・・・
切れてたバッテリーバンドも今日XL用を注文してきました!
後はシートの張り替えだけw
情報提供非常に助かり、感謝感謝です
ほんと、人によってやり方が違うので面白いですね。
ただ、今回書いた理由はそのやり方の一部で致命的大失敗になって貴重なYB/YBR乗りが減るのが残念だったのでネタにしました。
壊すより緩めに締めて漏れ確認や少し増し締め法も正解だと思います。
>>774さん
やはり接触不良が原因でしたか。
特定するのに苦労したことでしょう。
分かってしまえば「なんだココか」なんですが、これが電気慣れしているプロでも見つけにくい事です。
復活おめでとうございます!